弘仁年間に弘法大師が、当山に巡錫の折、金剛界マンダラの五智如来を感徳され、
此の所を密教相応の地として山々に青峰、黄峰、赤峰、白峰、黒峰と命名されました
そして青峰に一院(花蔵院)を創建して末代衆生済度のため五智如来の教令輪身、
即ち五大明王をまつり五大尊合行護摩供を修行されました。
また、大師の甥に当られる智証天皇は天長九年、不思議な霊木を持って千手観音を
彫刻され千手院を開創されました。この両大師開基の二院(花蔵院と千手院)を総称
して根香寺と号しました。
現存の千手観音及び五大明王木像は共に重要文化財に指定されている。