<高速バス愛称研究>

                                                    03/04/13更新

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 1.高速バス愛称図鑑

 2.マイナーな愛称

 3.愛称を巡る二大勢力、「ライナー」派と「エクスプレス」派

 4.「ドリーム」ブランドについて

 5.総称制の問題点

 6.高速バス愛称に甦る往年の名列車愛称

 7.高速バス愛称設定案(笑)


1.高速バス愛称図鑑(構想中)

2.マイナーな愛称

  実は愛称が付けられているが、全国版の時刻表に掲載されていなかったり、路線自体がマイナーだ

  ったりして、あまり知られていないと思われる愛称を紹介します。

愛称 路線 備考
はやぶさ 新千歳空港〜室蘭  
SSライナー 仙台〜酒田 宮城交通のみ
夕陽・仙台直行便 仙台〜酒田 庄内交通のみ #もうこんな呼び方してないかも
gassan 山形〜鶴岡・酒田 山形交通のみ?
zao 山形〜新潟 山形交通のみ?
利根ライナー 浜松町〜銚子  
TMライナー つくばセンター〜水戸 つくばの「T」と水戸の「M」?
アクシー 浜松町〜安房鴨川 JR時刻表には未掲載だが、結構定着していると思われる。
因みに由来は「アクア」(←東京湾アクアライン)+「sea」(海)
カピーナ 千葉〜安房鴨川 由来は鴨川の「カ」+千葉県の名産「ピーナツ」
シュトライナー 高山〜新宿 濃飛乗合自動車のみ採用(「首都」行きから?)
ウエストライナー 高山〜大阪 濃飛乗合自動車のみ採用
メイヒライナー 高山〜名古屋 濃飛乗合自動車のみ採用
ノースライナー? 下呂・高山〜金沢 濃飛乗合自動車のみ採用 #記憶違いかも
シルクライナー 桐生〜京都  
かに王国 大阪/神戸〜城崎 何故か未掲載(車体にも表示しているのに)
夢千代 大阪〜湯村温泉 何故か未掲載(車体にも表示しているのに)
すだち90/すだち120 学園都市/三ノ宮〜徳島 山陽電鉄のみ採用か 
おにおん60 学園都市〜洲本 山陽電鉄のみ採用か
シトラスライナー 福山〜因島  
コスモス 小倉〜飯塚(直方通過便) 路線自体が風前の灯か
かささぎ 福岡〜嬉野  
くしきの 鹿児島空港〜串木野  
アロハ 鹿児島空港〜指宿  
南薩 鹿児島空港〜枕崎  
ゆけむり 鹿児島〜霧島・えびの  

 

3.愛称を巡る二大勢力、「ライナー」派と「エクスプレス」派

  高速バスの愛称には、「○○ライナー」や「○○エクスプレス」というものが多数ありますが、愛称に

  「○○ライナー」を採用する路線と、「○○エクスプレス」を採用する路線は、事業者や地域によって

  偏在が見られます(ここら辺、事業者間の協力関係や確執等が垣間見えて面白い)。

  そんな「ライナー」派と「エクスプレス」派とを、下に分類してみました。

   1)「ライナー」派

     ・JRバス東北

       例):けんじライナー,グリーンライナー,WEライナー

     ・濃飛乗合自動車

       例):シュトライナー(高山〜新宿),ウエストライナー(高山〜大阪),メイヒライナー(高山〜名古屋)

         ※いずれもなぜか全国版の時刻表には掲載されていない

     ・中国バス/広島交通連合?

       例):ローズライナー,リードライナー,ピースライナー,フラワーライナー,びんごライナー,

          神戸ライナー,みやこライナー,シトラスライナー,オーシャンライナー,

          しまなみライナー,チボリライナー

       ※因みに中国バス/広島交通連合のライバル鞆鉄道/芸陽バス連合?は、「ライナー」

         の愛称を意識的に?避けているように思われる。

   2)「エクスプレス」派

     ・阪神電鉄関連

       例)サラダエクスプレス,ツワノエクスプレス,ウワジマエクスプレス,いわみエクスプレス

       ※石見交通は阪神電鉄系列

     ・岡山県内事業者(両備バス,下津井電鉄,中国JRバス(岡山管内))

       例):リョービエクスプレス,ももたろうエクスプレス,米子エクスプレス,

          吉備エクスプレス,(対四国系路線(後出))

     ・四国内事業者全般及び四国関係路線

       例)[高松系統]高松エクスプレス(神戸),さぬきエクスプレス,瀬戸内エクスプレス

         [徳島系統]阿波エクスプレス,パールエクスプレス,吉野川エクスプレス

         [松山系統]坊っちゃんエクスプレス,マドンナエクスプレス,キララエクスプレス

         [高知系統]龍馬エクスプレス,黒潮エクスプレス,土佐エクスプレス

 

4.「ドリーム」ブランドについて

  旧国鉄バス系バス会社の運行する夜行バスの愛称としての「ドリーム号」は、1969年運行開始と

  いう歴史の長さもあって、1つのブランドになった感があります。

  その「ドリーム号」ですが、JR発足後、バス部門が分社化して現在の体制になった当時の路線は、

  古くからある「ドリーム大阪」、「ドリーム京都」、「ドリーム名古屋」の3路線だけでした。そして、

  その当時の「ドリーム」号路線には以下の共通原則がありました。

   (1)運行会社はJRバス関東・西日本JRバス・JR東海バスのJRバス系3社に限られる

   (2)学割及び周遊券での利用可(当時は運賃とバス指定券が別になっていた)

   (3)始発は東京駅(八重洲口)

   (4)原則2地点間直行型で、行先都市名を「ドリーム○○」として愛称で示す

    etc・・・

  しかし、その後夜行高速バスブームとなって、JRバス会社も「ドリーム○○」を名乗る新路線を次々

  と開業していくと、そのブランドイメージと表裏一体とも思えた上記の共通原則は、以下のように徐々

  に崩れていきました。

    89/03/03 「ドリーム神戸」開業 → 周遊券・学割× ( (2)の原則崩壊)

    89/10/08 「ドリーム堺」開業

           → 非JR系(南海電鉄)参入OKに ( (1)の原則崩壊)
             (但し南海は愛称を「サザンクロス」とする)

           → 東京側第2ターミナルとして新宿乗り入れ開始

           → 初の政令指定都市以外(しかも県都以外)

           → 中央・名阪道経由、オリジナルルート(東名・名神)からの離脱

    89/10/14 「ドリーム高松」開業

           → 初の近畿以遠路線

           → 3社以外のJRバス初参入(JR四国は鉄道会社と一体なので3社と毛色が違う)

           → 2地点間直行型でなくなる(坂出停車)

    89/10/20 「ドリーム京都」1往復TDL始発に

           → 閉園日以外東京駅始発でなくなる( (3)の原則半分崩壊)

    89/12/06 「ニュードリーム大阪」開業

           → 東京駅完全無視路線の誕生( (3)の原則完全崩壊)

    89/12/16 「ドリーム難波」開業

           → 都市名ではない(より狭い地域をターゲットにした路線)

    91/03/28 「ドリームふくふく」開業

           → 愛称に行先都市名入らず( (4)の原則完全崩壊)

           → JRバスペア(JR東海バスは単独)の原則崩れる

    92/02/11 「ドリーム鳥海」開業

           → JRバス3社全く入らず(JRバス東北は東京に拠点無し)

           → 初の北行路線

  上のような変遷を経て、今では「ドリーム」号シリーズの共通点と言えば、「JRバス会社が1社以上

  入った、東京発の路線」であることだけになってしまいました。その結果、開業当初原則から外れ

  るとして、「ドリーム○○」を名乗るのを控えた東京駅〜福井線や東京駅〜盛岡線も後から「ドリ

  −ム福井」「ドリーム盛岡」を名乗るようになっています。しかし、それと同じ条件と言える東京駅

  〜広島「ニューブリーズ」等は「ドリーム」を名乗らないなど、矛盾も生じています。

 

 5.総称制の問題点(構想中)

 6.高速バス愛称に甦る往年の名列車愛称

  高速バス、特に夜行系の路線の愛称は横文字のしゃれた名前が多いです。しかし、ネタがつきた

  のか、それとも企画担当の方が若かりし頃にその列車を利用したのを思い出してなのか分かりま

  せんが、かつて鉄道で名列車の愛称として使用されてきたものが、高速バスにリバイバルしてきた

  例も結構あります(但し、その後高速バスとしても廃止されたものも多いのですが)。

  そんな、往年の鉄道ファンには感慨深げな愛称を挙げてみます。  

愛称 路線 鉄道時代の運行区間
みちのく 盛岡〜大館 [特急]上野〜青森(常磐線経由)(S47〜57)など
青葉 名古屋〜仙台 [急行]上野〜仙台(S20〜S40) ※新幹線の「あおば」は別物とします
ぶんご 名古屋〜大分 [急行]東京〜大分(S36〜S39)
さつま 梅田〜鹿児島 [急行]名古屋〜鹿児島(S36〜S40)など
ぎんなん 小倉〜熊本 [急行]博多〜熊本(S41〜S55)
九十九島 小倉〜佐世保 [急行]博多〜長崎(筑肥・松浦・大村線経由)(S38〜S43)
ひのくに 福岡〜熊本 [急行(寝台)]大阪〜熊本(S36〜S43)
フェニックス 福岡〜宮崎 [急行]西鹿児島〜博多〜宮崎(S37〜S50)
桜島 福岡〜鹿児島 [急行]東京(!)〜西鹿児島(S40年代)など
はまゆう 宮崎〜鹿児島 [急行]鳥羽〜紀伊勝浦(S43〜S55頃)など

 

7.高速バス愛称設定案

  愛称の無い高速バス路線も多数ありますが、路線PR上もマイナスであり、また切符を購入する等の

  際にも愛称が有った方が言い易い、と考えたので、それらに勝手に愛称を付けてみました(笑)。

路線 愛称案 理由
仙台〜大館 マインライナー 小坂,尾去沢,花岡など(旧)鉱山(=mine)が多く存在
仙台〜江刺 えさしライナー 「えさし藤原の郷」で売り出しているので(ひねり無し)
仙台〜一ノ関 ゴールドライナー 平泉の中尊寺金色堂より
仙台〜古川 ライスライナー 古川周辺は有数の穀倉地帯なので
仙台〜福島 しのぶライナー 福島市の信夫山より
仙台〜郡山 あさかライナー 郡山周辺は「安積野」と呼ばれることから
仙台〜会津若松 ホワイトライナー ”白”虎隊より
池袋〜富山 キャニオン 黒部”峡谷”より
ほたるいか 富山湾の名産なので
池袋〜氷見 チューリップ 砺波市はチューリップで有名
池袋〜金沢 古都,百万石  
池袋〜勝浦温泉 くまの 熊野地方をターゲットにしているので
京都〜金沢 友禅 京友禅と加賀友禅
京都〜鳥取 砂丘  
京都〜米子 弓ヶ浜  
大阪〜湯原・蒜山 ひるぜん  
大阪〜新見・三次 ミストライナー 中国山地は霧が多いことから
広島〜三次・東城 びほくライナー  

 ※思いつき次第増やして行きます。

 

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