雁ガ腹摺山

11/25:笹子峠(8:20)〜笹子雁ガ腹摺山(9:10)〜米沢山(10:00)〜笹子雁ガ腹摺山(10:40)〜笹子峠(11:20)−大峠(12:00)〜小金沢連嶺稜線(12:50)〜牛奥ノ雁ガ腹摺山(13:40)〜大峠(15:20)〜雁ガ腹摺山(16:20)〜大峠(17:00)

  週末の予報は晴れ。山に行かねば・・と、色々資料を見るうち、「岩殿山ふれあいの館」でもらった「秀麗富嶽12景」が目に入り、その一つ「笹子雁ガ腹摺山」に行って見ることにした。

2000年11月25日
  うーん、いっちょ登ってみっか!朝、眠い目をこすり、中央道を走る。今日は、いつも帰りの渋滞でイラつく笹子トンネルを、この足で踏みつけにするという山行だ(・・踏み抜いたら、ダメよ・・/にょん談)。
  笹子峠の登山口から、いきなりの急登だ。ときおり残置ロープが張ってある。ほんの10分で勝沼側からの道と合流し、尾根道に入る。
  道は良く踏まれていて、軽やかなアップダウンのトラバース道が続く。足が慣れた頃、やや斜度が急になり、登り切ると笹子雁ガ腹摺山の山頂だ。ここまでの間にも、富士山が垣間見れたが、山頂からも美しいシンメトリーが望める。
  ここまで45分。地図(エアリアマップ)のコースタイムの約半分で着いてしまった。休憩もそこそこに、米沢山へ向かう。ここから先の区間をドカドカ歩くことで、「笹子トンネル踏みつけ行」が成笹は枯れにくいのう立するのだ。
  山頂からはいくつかのピークを超えていく。地図にある鎖場は、岩でもなんでも無く、急坂なだけだった。
  米沢山は、縦走路途中の目印みたいなピークで、眺望も無くふ〜んといった感じの山頂。ここからお坊山への縦走路がのびている。なんて読むんだろうか。「おぼうさん」なんだろうか。
  米沢山頂で、トータル1時間40分。まだ歩き足りない犬猫は、地図を見ながら検討し、結局、同じ地図上にある、あと2つの雁ガ腹摺山(共に秀麗富岳12景)にも登ることにした。 
  そうと決まれば長居は無用。とっとと同じ道を戻り、車で一路、二山共通の登山口である大峠へ向かう。
  先に、牛奥ノ雁ガ腹摺山を目指す。道は広いが急登だ。途中からトラバースやっぱ、登ってみんべ気味になり、木々の間を縫うように進むと、小金沢連嶺の稜線上にある黒岳との分岐に着いた。時間があったら帰路で寄ることにして、先を急ぐ。
  稜線上は、アップダウンの無いのほほん街道だ。先程の笹子〜とは違い、2000m級なので、植生が疎らで空気も乾いている。やがて笹薮が現れ、踏み跡を辿りつつコルまで下り、さらに深い笹薮を登り切ると、牛奥ノ雁ガ腹摺山山頂に辿り着いた。
  山頂からの富士は、笹原を従えて悠々と見える。しかし、まいまいは、今日久しぶりに履いた冬用の重い靴にばてばて!「やっぱり、もういっこは今度に今度晴れたら冬富士登山を決意しようよ〜」などと泣きが入る。それを聞いたにょんにょんは途端に不機嫌になり、一人でどんどん下山していってしまった(・・1日に3つ登ってこそ花!ぷんぷん・・/にょん談)。
  まいまいは、とぼとぼと後を追う。途中で待っていたにょんにょんの予備靴下を借りて、痛い足を引き摺りながら何とか大峠まで下った。
  大峠到着15:20(日の入りは16:30頃)。普段なら、行動停止の時間だ。しかし、行程も短いし、まいまいもしばらく休んで元気が出てきたので、決行することにした。
  最後の雁ガ腹摺山は、500円紙幣のモデルになった美しい富士山が山頂から見える。道は良く整備され、ちょっとしたハイキングにはもってこいだ。ただ、やはりそこそこの急登で、斜面をジグザグに登っていく。
  辺りが夕焼けの朱に染まりだし、振り仰ぐと赤く燃え立つ富士が見える。元気を出し、最後のすすきの斜面を突き進んで、何とか明るいうちに山頂に到達した。
  枯れすすきの向こうには、赤みがかった雲海上に富士がたたずんでいる。暖かいスープとパンを食べて一息ついた。
  暮れなずむ登山道を、大峠まで下る。辺りはもうかなり暗い。しかし、まだヘッドライトを出すほどではない。大峠まで、無事に下り、帰路に着いた。
  その夜、まいまいのがんばりのご褒美に、にょんにょんは和民フルコース(・・安い!・・)を大盤振る舞いしたのであった。