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                      プール育苗とパワーマットのすすめ

写真A

   
 中山間地高冷地、寒冷地における育苗技術の一つとして「プール育苗パワーマット
 の組み合わせは育苗センターでも一般農家でも安定した苗作りができます。
 左の写真は40aに6棟のハウスで全面プール育苗施設 (40,000枚の育苗センター)

   
1.プール育苗施設の作り方 (一般農家向け)
 

写真1

  大型育苗ハウスで苗床の水平化を図るため、レべリング(ここをクリック)を行います。
  レべリングをした後、苗箱2〜4箱がたて方向に並べられるようにプールの各一辺に3寸角材を使って
 プールの  ふちどりを作り、長さはハウスの奥行に応じて角材を設置し、その上に農ポリ(0.1mm×2,700mm)
 を敷きます。角材の代わりに口径3インチ程度の農ビパイプに水を入れて使っても良い。
     

    2.プール育苗でのパワーマット栽培方法
   
 @ 出芽・緑化期 
     

        パワーマットに2リットルの水を潅水し、積重ね出芽又は平置出芽で従来の稚苗栽培と同様に出芽させます。
        平置出芽では根上がりに注意し、覆土は多めにかける。
        出芽後緑化期(1.2葉期〜1.5葉期)までは慣行稚苗栽培と同様に管理します。

     A プール育苗の入水時期  

写真 2

 プール育苗の入水時期は緑化期(1.2葉期〜1.5葉期)に水深4cmを目安とし、最後まで苗箱上
 1cm程度で管理します。
      
     

     B ハウス管理   写真 3
        
        緑化期から硬化期までプール育苗では昼夜とも換気の状態で管理いますが、低温、強風時はハウスを閉めたり、
        深水にして管理してください。
        硬化中期から後期にかけて苗が徒長しすぎないように昼夜の換気は強めに行います。

     C 追  肥
        
        追肥は苗の色を観察して、1〜2回程度追肥して下さい。追肥により藻類など発生が見られた場合は日産化学製
       「活水」を苗箱1枚当たり10ccの原液をジョロに薄めてかけてください。(詳しくは営農指導員にご相談ください)

     D プールの落水時期   

写真 4

 田植え2日〜5日前にプールの落水をし、苗箱を軽くしますが、その時パワーマットが乾きすぎない
 ように注意して下さい。

   

    3.パワーマットとプール育苗はハウス栽培での管理が成功の秘訣! 

写真4−2

                 
 パワーマットとプール育苗による根張りの良い稚苗苗、田植えのため落水している。   

 

 
   4.プール育苗失敗事例! 

写真 5   


 プール育苗でトンネル栽培・幌栽培にはパワーマットを使用しないで下さい。
 急激な温度上昇・夜間の温度下降が苗にストレスを与え生育不良になる事があります。