去    vol.11
 


ザザザッザとイアンは跳ね飛ばされる。


 

「ごほっ」(イアン)
 


イアンは口から血を吐き出す。

腹をギンタに殴られたイアンには相当のダメージだったようだ。
 

 

 



‘‘ウソだろ……氷の城の時から数日だぞ!?

今のギンタのクラスーーービショップ級はある!!!
 

 

 

 

 



シ〜〜ンっとなる森の中。

するといきなり黄色い声がする。
 

 



「ギ〜ンタン♪」(ドロシー)

「その声…」(ギンタ)
 

 

 


ばっと後ろを向くギンタにドロシーはぴょんと跳ねて飛びつく。

‘会いたかったぁ〜〜〜ん‘

と言ってギンタに飛びついた。
 

 

 


「おぺーーーっ!!!」(ギンタ)



ちゅちゅゆちゅちゅするドロシーにギンタは苦戦する。

その様子をみていたスノウの頭には怒りのマークがうかんでいた。
 

 



「まてよ…!!ドロシーがここにいつってコトは!!」(ギンタ)
 


ドロシーに抱きつかれているギンタはあたりを見回す。

そして煙の中から出てきたのはジャックだった。

 

 



「久しぶりッス、ギンタ!!そしてーーーーうらやましいっス!ギンタ!!!」(ジャック)

「(なんで泣いてんだ?)」(ギンタ)
 

 


うぅ〜〜っと言って泣いている。

ばっと目についたのはだった。
 

 

 



「あぁっ!!可愛い子ちゃんがいるじゃないっすか!!!!」(ジャック)

「え?!」(

「俺、ジャックって言うッス!!!お嬢さんの名前は?」(ジャック)

「わ、私は…」(

ちゃんっすかぁ〜ヨロシクッス!!」(ジャック)
 


ジャックがに手を差し伸べようとしたとき、イアンの後ろにいたフードを

かぶった人が前に出てきた。

仮面もついていて、よく顔が見えない。
 

 

 




「ホーリーARMで回復してくださいイアン。それまでの間ーー時間をかせぎます」(ギド)

「やめときなギド!! おめーのかなう相手じゃねぇって!!」(イアン)

「百も承知。しかしあなたを護らねばならない。

あなたはいずれナイト級になるであろう資質があります。

ここで潰されたくないのですよ。せめて一人…」(ギド)
 

 

 


そういって仮面をつけたギドがにらんださきにいたのはを後ろにしたジャックの姿があった。


も動こうとするが、動けない。

 

 

 




「!」(ジャック)

「一番、魔力の低そうなあの男くらいなら!!!」(ギド)
 


ギドはそういうと持っていた杖みたいなので、ジャックに向かって走り出す。
 

 

 

 



「アラ!なめられちゃったわねぇ♪キミに力をあげたのが誰かも知らずにさ!

見せておやり、ジャック!」(ドロシー)
 


ドロシーはそういうと、ジャックの後ろで倒れているを抱えると、ふっとその場を移動する。

に害をあたえず、ジャックが戦えるから。

 

 

 

 

 

 



‘‘これがマジックストーン  ARMの能力をダウンロードしてる玉よ。

これを「石入れ」する事によりキミのその‘ただのARM‘にも特殊能力をつける事が

できる………あら?

ジャック…このスコップ、石入れカスタムのあとが残ってるわよ!

 過去、武器として使ってたものだわ。これ…どうやって手に入れたの?‘‘
 

 


ドロシーの言葉が頭によみがえる。

一緒に修行したときものだ。
 

 

 

 

 

 




父ちゃん・・・・・・

‘‘オイラと母ちゃんを二人きりにして旅立った父ちゃん、

大怪我して帰ってきてそのまま死んだ。

残したのはこのスコップ1本………あんたがコレで何をしてたかは知らない。
 


オイラもこいつで戦うッスよ!!!‘‘
 

 

 

 




「ネイチャーARM『大地のスコップ』!!!」(ジャック)



そういってジャックは自分のスコップを地面にさす。

するとジャックのさした地面から地面に響きができる。
 

 


そして向かってきているギドにぶつけていく。

 

 



「アースウエイブ!!!」(ジャック)

「うわっ……あぁああーーーっ!!!」(ギド)



地面のカケラがギドの腹にささる。

そしてギドもまた、遠くに投げ飛ばされる。
 

 

 

 




「す…スゲ…っ…」(ギンタ)


「(魔女ならストーンくらい持っていると想ってたが…

一緒にさせて成功だったみてぇだな」(アラン)

「…(これがさっきのジャック君の力…)」(
 

 


イアンはそっと立つと、ギンタのほうを見る。

 

 

 



「…ギンタ…取引しようぜ。ホーリーARM『癒しの天使』!!こいつはある程度まで痛み、

傷を治す!こいつをギドに使わせてくれ。

 

要求を飲むなら…こいつをくれてやってもいいぜ」(イアン)
 

 


イアンはそういうとホーリーARMを取り出して、ギンタに見せる。

世間で言う「た●ごっち」のような形をしている。
 

 

 

 

 





「そいつ…ただのポーン兵じゃねぇのか?

チェスともあろう人間が情け深い事だなオイ」(アラン)

「それオッケーー!!」(ギンタ)
 

 


ニヤっと笑ってイアンのことをみたアランを前にギンタが言う。


ギンタは後ろにいるアランとのことを見た。
 

 

 

 




「あんたやちゃんの怪我も治せる!!いいよな?」(ギンタ)

「ギンタ君…」(

「……フンッ。甘いクソガキだぜ!!」(アラン)
 

 

 




イアンはギンタの承知を得ると、ギドの仮面をとり、ホーリーARMを使う。


ホーリーARMが光りだすとギドの体がいえてくる。
 

 

 





「申し訳ありません……イアン。」(ギド)

「(女の子だったのか…)」(ギンタ)
 



仮面をはずしたギドが女の子だったと分かったギンタはポワ〜ンとしている。
 

 

 

 




「ギンタ!今回は負けだよ。だがねぇ…次はそっちの番。

オレっちはもっと上にいくぜ!!おめーにできたんならよ…

オレっちにできねー訳はねぇんだ!!」(イアン)
 

 


そういうとイアンはホーリーARMをギンタに投げる。

それをギンタがキャッチする。
 

 

 



「またおめーの前に現れるぜ!!忘れるなギンタ!!」(イアン)
 


イアンとギドはそういってフっと消えていった。

 


あとに残ったのはギンタ達だけだった。
 

 

 

 

 

 




「あ、じゃぁちゃんと紹介しておくな!!オレはギンタ!!」(ギンタ)

「私はさっきも言ったけど、スノウだよvV」(スノウ)

「オレはさっきも言いましたけどジャックっす!!!」(ジャック)

「私はドロシーよ、ちゃんったら可愛い〜〜」(ドロシー)
 

 


ドロシーはキャ〜〜っと言いながらに抱きつく。

を人形のようにおもっている。
 

 

 




「私はです!!アランさんの2番弟子ってところで…

アルヴィスさんとはちょっと前にお会いしただけです」(
 

 


ニコっとわらう


アランはそのの笑顔を見て、顔を赤くする。
 

 


それはアランだけではなく、皆もそうだった。

 

 

 

 

 



「強くなったな、ジャック!!」(ギンタ)

「大変だったスからねェ…って、なんか少し背、のびてない?」(ジャック)

「マジィ!?何cm?何cm?!」(ギンタ)

「スイマセン!それ以上近づくとキス…」(ジャック)

 


ギンタはあまりにもうれしくて、ジャックに近づく。


それをジャックがとめる。
 

 

 




「いつまでもジャレてんじゃねぇぞ、てめぇら!!少しは役立つようになったみてーだし、

これからヒルド大陸に行くぞ!!」(アラン)

「ヒルド大陸?」(ギンタ)

「今いるパヅリカ島から海を越え南下する!!戦争をおっぱじめたバカどもから、

民衆を救いに行くんだ!!チェスの兵隊…退治よ」(アラン)

「私も行きます!!一緒に…チェスを退治しに!!」(

ちゃんは私が護ってあげるからねぇ〜んVV」(ドロシー)

、私も一緒だからね」(スノウ)

「カクゴ…う……」(アラン)
 

 


アランが言おうとしたとき、コクコクと首を立てにふる。

よほどねむかったのだろう。
 

 

 


最後にコクっとねたときにはボンっと煙がたつ。

そこにいたのはアランではなく、犬だった。
 

 


アランの呪いでかけられた、スノウの護衛の犬のエドだった。
 

 

 

 

 

 

 





「おはよエド!!」(スノウ)

「おお姫様!!お久しゅうございます!!殿!!これからもよろしくおねがいします!!!!

そして…ギンタ殿!アランの中から見ておりましたぞ!!

ずいぶん成長なされたようで……そんで……

氷の城で姫様の唇を奪うとは何事か!?許せん!!」(エド)
 

 

「何、それ!!?」(ドロシー)

「クスクスっ」(

「…;」(ギンタ)

「…;」(スノウ)
 

 


そして、彼等のたびは始まった。


でもまだこのたびは序章にも行ってはいなかった。

 

 

 

 

 

 

 


          


ナナシさん…はやく出してほしいです…

ってテメーが書けよぉぉ!ですよね!!!

でもでももうすぐナナシさんが出てきますので楽しみにしていてくださいね♪♪

          藤塚 詠美