去    vol.18


 




「クロスガードが一人も帰ってこない・・・!ガイラさんまでが・・・!!」(アルヴィス)


アルヴィス、ドロシー、ギンタ、、ナナシ、ジャック、スノウは無事に帰ってこれたが、

その七人以外は 一人も帰ってはこなかった。
 

 


するとブンっと音がして、皆が帰ってきたと思った。
 

 

 

 



「なんだよ、帰ってきたんじゃん!!」(ギンタ)

「あ、ああ・・・・」(アルヴィス)
 

 


ほっとしたように胸をなでおろした。

 


 

 

そのときだった、一瞬にしてみんなの顔がこわばった。
 

 

 





「うそ・・・・」(

「皆・・・っ・・・・」(アルヴィス)

「フフフ・・・・全ー部死体です。今回のクロスガードは不作でしたね。力のある者は前回の

ゲームで消えて いったのでしょうか。ポーンに劣るカスばかりでした」
 

 


そこにいたのはチェス側のもので審判らしき人物。

 


なにかの怪物のような姿をしている。
 

 

 

 




「くっ・・・ガイラさんはどこだ!?あの人がポーンに負けるなどありえない!!」(アルヴィス)

「アル・・・ヴィス?」(
 

 


いつも冷静なアルヴィスが取り乱している。

 


あのときとは変わって・・・・
 

 

 



すると審判のポズンはニヤっと笑った。
 

 

 



「フフフ。誰がポーンだけといいましたかね?マジックストーンの中に1つだけ「ハズレ」が

ありましてね。 運の悪い人間が一人ーーそれがその方であったのでしょう。」(ポズン)
 

 


ポズンがそういうと、フっとポズンの隣に浮かんでいる人物がいた。

 


そこにいたのは顔は仮面?らしいもので被っていたチェスのナイト級もキメラだった。
 

 




「アルヴィス・・・・」
 

 



そんな声がしたとおもったとき、ふっとアルヴィスの隣にガイラは姿を現した。

そこにいたのはボロボロのガイラだった。
 

 



「ガイラさん!!!」(アルヴィス)

「不覚であった・・・・!!よもやこの私がゲーム前に失格とは・・・!!」(ガイラ)
 

「まだ生きてる!!スノウ!!!」(ギンタ)

「うん!!」(スノウ)
 

 


ギンタが言うと、スノウはガイラのところまで走る。

 


そしてホーリーARMでガイラの傷を治癒する。
 

 

 





「さすがは「三番目の男」ガイラ。負けたとはいえ、キメラを相手に命が残っているのですから。


とりあえず誉めます。さて・・・・合格者はこの七人ですか!

少ない・・・少ないですね。前回のクロスガードは30人ほどいましたか?

それに皆女子供ばかり! これではファントムも楽しめないでしょうなあ」(ポズン)
 

 


はキメラのことを見たとき、なにかを感じた。

 


前にあったことのあるような・・・・そんな気がした。
 

 

 

 

 




「楽しませるどころかビビらせてやるぜ!!早くゲーム始めようじゃんか!!」(ギンタ)

「まあそうカッカなさらず。今日はあくまでも予選ーーウォーゲームは明日より行うのです。

今日一日だけは・・・命ある幸運をありがたく思いお休みください・・・・」(ポズン)
 

 


ポズンはそれだけ言うと、キメラと一緒にふっと消えた。

 


その瞬間、のふっと倒れこんだ。
 

 

 

 




ちゃん?!」(ナナシ)

 



そばにいたナナシがを抱きかかえる。


アルヴィスもすぐにとナナシのところに駆け寄った。
 

 

 




「・・・・・・あとで・・・・皆にのことを知ってほしい」(アルヴィス)

ちゃん?」(ナナシ)

「え、はアランの弟子なんじゃないの?」(ドロシー)

「ああ!オレものこと、知りたい」(ギンタ)
 

 

 

 






☆☆☆
 

 

 

 

 

 





ウォーゲームは明日からと言うことで、みんなは城の中に招き入れられた。

そこにいたのはこの城・・・この国のお姫様だった。
 

 



みんなは大きな1つの部屋に集められた。
 

 

 



「皆様は・・・・こちらでお休みください」(姫)

「なァ、あんたこの城の姫さんやろ?なんでウォーゲームの前口上なんぞしてたんや!」
(ナナシ)

 

 

 

ナナシはを抱きかかえたまま言う。


少々アルヴィスがむっとしていることはおいておく。
 

 




「民のためです。言うことを聞かねば、外にいる者達の命も危ういでしょう・・・。

彼等を守るため・・・・私は何でもするつもりです。一国の姫なのですから」(姫)
 

 


姫は悲しそうに笑う。

 


スノウも笑った。
 

 

 



「・・・・うん、そだよね」(スノウ)

「ギンタ」(アルヴィス)

 

 

 

 

 




☆☆☆

 

 

 




「・・・そうか。七人か・・・・その中にギンタとはいるんだよね?」(ファントム)

「はい」(ペタ)

「じゃ問題ないんじゃない?きっと充分楽しませてくれるはずさ

はいつか・・・取り返しにいこう。

楽しみにしているものも・・・たくさんいるだろうからね・・・」(ファントム)
 

 


暗い部屋の中でファントムは微笑む。


そばにいたペタはそのファントムを見ていた。
 

 




「待っていてね・・・。きっと取り戻してあげるから。」(ファントム)
 

 

 

 

 

 





☆☆☆

 

 

 

 

 

 


アルヴィスはギンタの前まで歩いてくる。

そして静かに言った。
 

 



「キミはオレを信用させることができるか?戦いでそれに応えてみせろ。見定めてやるよ・・・」(アルヴィス)
 

 


クスっと笑いアルヴィスはそういう。

そしてゆっくりとナナシの腕の中で眠っているに視線をかえる。
 

 

 



「ね、エド。気づいた?」(スノウ)

「はい!姫様!!ギンタ、ジャック、ドロシー。ナナシ、、アルヴィス!私の中にいるあの男と

バッボ殿を含めれば・・・・8人!きっとお告げ通りになるでしょう!!」(エド)
 

 



エドは自信満々に言う。

 


アルヴィスはから視線を離さなかった。
 

 

 

 




「彼女は・・・・・・・チェスの兵隊の裏ナイトだ」(アルヴィス)



 

 

 

 

 

 

 



          

次回はオリジナルのお話になります!!

ヒロインさんのことをみんなに知ってもらいたくて・・・

          藤塚 詠美