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Grouping StandardDefinitoin vs. HighDefinitin Data-Keep/Storage Playback
※このページは、2008年1月頃に書いたみたいです。内容の一部を書き直し、他のページで使ったりしています。

デジカメの動画(基本的にSD=StandardDefinition動画について)のファイル形式と圧縮法


 動画は、撮ったままのデータだと巨大なデータ容量になるので、「圧縮」という技術を用います。
 これは静止画も同様で、実際には少し圧縮されていますが、「RAW」を「生」データと呼び、
多くのコンパクトなデジカメだと「JPEG」という圧縮されたファイル形式だけで記録保存されます。

動画の場合、JPEG(圧縮の度合いは大きい)のパラパラ漫画風なMotionJPEGの他、
MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、H.264/MPEG-4、avi(DV-avi)など、様々な圧縮形式があります。
動画は映像(ビデオ)と音声(オーディオ)が一体になっており、この2つを圧縮(Encode)して、1つの容れ物に入れます。
再生する場合は、この圧縮を解除(Decode)します。
圧縮されているファイルを解除(解凍)できるものが、その動画ファイルに対応している再生プレーヤです。
つまり、動画の再生ができるのは、映像(ビデオ)の圧縮形式と音声(オーディオ)の圧縮形式の両方に対応しているから(Decode)。
動画編集後、ファイル形式を、たとえばDVDビデオ用にMPEG-2に変換するなら、MPEG-2のEncodeが入っていなければなりません。
動画編集とファイル変換とを行うためにソフトウェアを使う(買う)なら、
そのソフトの仕様表で「入力のファイル形式」と「出力のファイル形式」の両方を確認しましょう。
 ※ファイル形式以外にも、ピクセル(フレーム)サイズ、fpsなどにも注意。

拡張子のmovだとかaviというのはファイル形式(いわば入れ物/容器/コンテナ)で、
MotionJPEGとかMPEG4というのは映像(Video)のcodec、つまり圧縮形式。
これと音声のフォーマット(音声のcodec)とが一体となって、1つの入れ物(容器)に入っています。

 デジカメで一般に使われている動画ファイル形式/圧縮法は以下の通りです。
  ※音声のCodecについては省力しています。
(1)拡張子aviのMotionJPEG
(2)拡張子movのMotionJPEG
(3)拡張子MPGのMPEG1(SONYのデジカメ機種に限られます)
(4)拡張子MP4のMPEG4(ISO標準MPEG-4規格準拠)
   (SANYOのXacti DMX-C1/C4/C5/C40/C6/C6A/HD1/HD1A)
(5)拡張子MP4のH.264/MPEG-4 AVC(ISO標準MPEG-4 AVC/H.264規格準拠)
   (SANYOのXacti DMX-CG65)
(6)拡張子aviのMS-MPEG4
  (CASIOのEXILIMのEX-P505/EX-Z750/EX-S500。PentaxOptioS5z等)
(7)拡張子aviのMPEG4(XviD系)(I・O-DATA社のMotionPixの一部機種)
(8)拡張子aviのMPEG4(DivX系)(PentaxのOptioS6)
(9)拡張子asfのMS-MPEG4(PanasonicのD-snapシリーズの一部)
(10)拡張子movのMPEG4(PENTAXのOptio MX4/KodakのEasyShareV570等)

★ビデオカメラの動画形式

デジカメではなく、ビデオカメラなのですが、
テープメディアでなく、SDやMD、HDDなどを記録メディアとしているため、
SanyoのXacti DMX-Cシリーズや同じくXactiDMX-HD1と比較される機種があります。
それらのビデオカメラのファイル形式は、たぶん、以下の2つです。いずれも圧縮法はMPEG2です。

(11)拡張子MODのMPEG2
  SD-Video規格で、VICTORのEverio GZ-MC100/200やPanasonicのSDR-S100等。
   ※拡張子MODをmpgと書き換えると、(11)の拡張子mpgのMPEG2と同じように扱えるそうですが…。
     
VictorのEverioシリーズは、720×480で60iの30fps(MPEG2-PS)。
     
PanasonicのSDR-S100等は、704×480で60iの30fps。

     なお、ToshibaのGigashotは720×480で30Pの30fps。拡張子はmpg(?)

(12)拡張子mpgのMPEG2
  ※これについては未確認です。間違いかもしれません。
(ディスクの)DVDメディアに直接、記録するビデオカメラだと、このファイル形式ではないかと考えています。
ただ、VR形式のDVDとか、ビデオ形式のDVDのようなので、違うかも。

(13)拡張子.MTSのH.264 MPEG-4/HD((AVCHD)
 PanasonicのHDC-SD1/SD3、SonyのHC7、UX7/UX5など。

(14)拡張子M2TSのH.264 MPEG-4/HD((AVCHD)
 拡張子.MTSのファイルを付属ソフトでPCに取り込んだ場合に、この拡張子になります。
 これは、Blu-rayのBDMV形式への変換ということのようです。
 もともと(次世代?)ハイビジョン動画に「H.264 MPEG-4 AVC」(H.264 MPEG-4/HD)は想定されておらず、
 HD-DVD(東芝中心のグループ)との規格競争で優位を得るため(?)、PanasonicとSonyとで
 普及しているDVDディスクにハイビジョン動画を格納できる規格としてH.264 MPEG-4/HDを策定。
 先に策定されていたHDV規格「MPEG-2-TS(HD)」を使い、MPEG-2-TS形式で多重化したもの。
 (HD DVD陣営は、同種の規格として「HD Rec」を策定しました)

(15)拡張子M2TSのMPEG-2(HD:MPEG-2-TS)
 ハイビジョン動画の「HDV規格」として策定。パソコンにキャプチャーするとこうなります。圧縮法はMPEG-2-TS。
 この規格のハイビジョンムービーをおさめるディスクとして、Blu-rayとHD DVDとが規格争いをした。

※記録メディアがビデオカセットテープ(磁気テープ)のデジタルビデオ

最近でこそ、HDD(1.8inch/1inch)やDVD(8pDVD)、メモリカード(MDやSD)を記録メディアとするデジタルビデオカメラも増えていて、
メディアもデジタルビデオカメラ選択の要因の1つとなっています。
以前、デジタルビデオカメラと言うと、メディアはビデオカセットテープだけと言って良かったでしょう。
ビデオカセットテープには、「スタンダードDVカセット」と「miniDVカセット」がありますが、
一般ユーザー向けのデジタルビデオカメラには、miniDVが採用されています。

DV(DigitalVideo;デジタルビデオ)圧縮

テープメディア(miniDV等)を用いた動画の記録方式です(1994年に発表された?規格)。
それまでのアナログビデオと違い、文字通り、データの形式がデジタル圧縮形式に変わっています。
データ圧縮によって、小さなテープを使っても、記録できる映像データ量を増やし、高画質も実現しています。圧縮率は 1:5。
つまり、アナログ(1分強で約2GBのデータ量)に対して5倍のデータ量を持っていると言えます。
  ビットレート:約27Mbps(固定ビットレート)
  1フレーム当り、120KB(NTSCの場合)となります。

AVI(DV−AVI)


miniDV(テープメディア)からパソコンにデータを取り込む場合、使用するソフトによって、
AVI(DV−AVI)/MPG(MPEG1/MPEG2)/WMV(WindowsMediaVideo)等で取り込むことになりますが、
一般に
は、理論的にはロスのないAVI(DV−AVI)という形式がおすすめです。
詳しくないのできちんと説明できませんが、
AVI(DV−AVI)は、MPEG系のようなフレーム間(時間)圧縮でなく、フレーム内(空間)圧縮なので、デジカメで言うMotionJPEGに似た感じ。
動画編集に向いているファイル形式と言えるでしょう。
DV圧縮そのものと考えると、だいたい1/5程度の圧縮ですから、
パソコンに取り込むと、AVI(DV−AVI)は(撮影時間)1時間のもので、13GB程度のデータ容量となります。
Codec(映像=videoのcodec)

 データ圧縮と、圧縮したデータを復元するのがCodec(compression/decompression)です。
コーデックには数百種類あるそうですが…圧縮法は、基本的には次の2つに分類されます。
▼フレーム内圧縮(空間圧縮)
フレーム内圧縮の典型が、JPEG技術を使い1コマ1コマを圧縮するMotionJPEG。
 「1コマ、1コマが静止画(JPEG)の、いわば“パラパラ漫画”」と説明されることがあるのは、こうした理由から。
圧縮率については、すぐ上で説明しました。
▼フレーム間圧縮(時間圧縮)
隣り合うフレームデータの差分だけを記録します。
つまり、連続するコマで動きを予測し、違いがない部分はそのままデータを流用して、
記録するデータ量を少なくすると言っていいのではないでしょうか。
  ※MotionJPEGを除くと、通常、2つの圧縮法を組み合わせて圧縮しています。
 画質は、フレーム間圧縮をしていないMotionJPEGが一番良いはずですが、
MPEG等のフォーマットと比べると、記録に要するデータ容量が大きくなります。
(同じデータ容量の記録メモリを使う場合、撮影可能時間が短くなります)
  ※データレート、ビットレートについてはメーカー、機種によって異なります。
   必ずしも高いほうが画質が良いとは思えません。
   専門家ではないので、説明は割愛します。
★音声(音声のcodec)

多くのデジカメは、動画撮影時の音声はモノラルです。
最近(書いていた当時)、ステレオで録れる機種も出てきました。
SanyoのXactiDMX-Cシリーズ、XactiDMX-HD1、CanonのPowerShotS1ISおよびS2IS、CasioのExilimProP505などです。
音声のcodecにも様々なものがあるようですが、詳しくないので、省略します。
フレームレート(fps=frames per second:1秒間の撮影コマ数)

60、30、約17、15、12、10などがあります。多いほど、動画は滑らかに見えるはず。
ちなみに、今後、HD(HighDefinition)のハイビジョン放送が当たり前になっていくでしょうが、
日本のこれまでのテレビ放送の規格(SD)は、アメリカやカナダ、韓国などと同じNTSCで、29.97fps(59.94フィールド/秒)。
(インターレス:テレビの走査線を奇数と偶数のグループに分け、1つの画像を2つのグループで別々に表示するということらしい)
(欧州などに多いPALは25fps)。

2008年1月1日現在、60fpsの動画仕様を有するのは、
◇CANONのIXY DIGITAL 40/50/55/60/600/700/800
◇SanyoのXacti DMX−HD1/HD1A
◇SANYOのXactiDMX-HD1000
だけです。
ただしCANON機の場合、60fpsだと、
・動画サイズ:320×240
・撮影可能時間:最長60秒
という制限(縛り)があります。

SanyoのXactiDMX-HD1だと、サイズ640×480・60fpsで、メモリカードの容量いっぱいまで動画撮影が可能です。
HD1の“売り”である「HD動画」(1280×720/HighDefinition)の場合は、30fpsでの撮影となります。

SANYOのXactiDMX-HD1000の場合、フルスペックではないですが、1280*720のサイズでも、60fpsで撮れます。

なお、60fpsで動画撮影できるわけではないですが、
SanyoのXactiDMX-C6は、640×480・30fpsで撮影したものを、本体で60fpsとして再生できます。
(AVケーブルでつないで、テレビで鑑賞したり、DVDレコーダーやビデオレコーダーでDVD録画あるいはビデオ録画したり。
PC上で60fpsの再生はできません)。

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