合格者による社会保険労務士試験受験学習法
このページの最終更新日は2009年09月02日 です

指導の目的
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運に左右されず100%合格を目指すための秘訣を身につけること!!
、
選択式対策
選択式で合格レベルになるには、択一式の対策がそのまま選択式に有効なのは言うまでもなく、それ以外に、
1.
選択式問題集を繰り返し解く
2.
足切り防止対策として、選択式問題集でカバーしきれない点を補充する。
3.
計算問題は、全て完璧にする。 が必要です。
総合点(合計点)では合格レベルという段階に達するのは、とにかく決めた1冊(場合によっては、社会保険・労働保険分冊)を何回も繰り返す、これ以外一切王道はありません。
出題が選択式となったことから考えた場合でもやはり書いて、声を出して、という風に五感を総動員するのがベストです。しかし、電車の中など、声を出せないところで、文字をかけない場所でも問題集を見るだけで効果はあります。必ずあなたの意識に残ります。地道にやってください。問題集の設問は、時間をかけてほぼ完璧にしてください。
問題に取り組む上で、効率的に行うには、以下方法がお奨めです。記憶に定着しやすいと考えます。
例えば、1週間の内、毎日解いていくとした場合、
1日目:ここを解く
2日目:ここをもう一度解く ここを解く
3日目: ここをもう一度解く ここを解く
すなわち、前日やった分を翌日もう一度やるのです。これにより、進みは遅くなりますが、定着度が間違いなく上がります。一通りやって、最初からまたやる場合、ほとんど忘れてしまっているのが通常ですが、上のやり方であれば、かなり記憶に残っているものです。
しかし、むしろ勝負はその後です。
せっかくの努力をある1科目の足切りで不合格とならないために以下作業が必要です。ここからが、90%合格を100%合格にするためのコツです。
1.
問題集の空白部分(解答部分)が、本試験で出題されるとは限りません。そこで、以下を行います。
例えば、問題集が、次の通りであるとします。(雇用保険法)
基本手当の支給を受けようとする者は、管轄公共職業安定所に出頭し、求職の申し込みをした上で、 を提出しなければならない。
答:雇用保険被保険者離職票
ここで、本試験で他に となる候補としては、「求職の申し込み」が考えられます。
その場合、問題集を以下のように自分で作り変えるのです。白のインク消しで別の単語も解答にしてしまいます。
基本手当の支給を受けようとする者は、管轄公共職業安定所に出頭し、 @ をした上で、 A を提出しなければならない。
@ 答:求職の申し込み
A 答:雇用保険被保険者離職票
この作業により、選択式になった事でポイントを少しずらした問題に対応できますし、問題集による運不運から逃れることが出来ます。
つまり、問題集の枠の設定による運不運に左右されない実力を身につけることが出来ます。
2.
次に問題集でカバーされていない条文を自分で問題作成し、その条文を加えます。どの条文を加えていくかは、その個人の判断となりますが、注意すべきは、キーワード的なもの、意味のない数字(給付日数などを単純に問う)などが、出題されやすいのでそれにケア―します。問題集には、参照条文が出ていますので、そこでカバーされていない条文(施行規則までは不要と考えます。重要な施行規則はすでに問題集に入っているはずです。)について、一通りチェックしていきます。これには、条文集(社労士受験六法 東京法令出版など)が、必要となります。
名称などでチェックすべきは、基本書にはあまり登場しないが、条文に出てくるような役所名、役職名などです。例えば、前者の例では、労働基準監督官(労働基準法第102条)、後者の例では、司法警察官(労働基準法第102条)など、あげればきりがありませんが、出題の盲点となることは確かです。
具体的なカバー項目は、本書には敢えて入れていません。範囲が広いだけにどこまで覚えるかは、その人自身が学習の進捗などに応じて決めていくべきものと考えるからです。また使っている問題集により、元々カバーしている領域が異なりますので、一概に+αがどこまで、というのはかなり困難です。
3.
ここまでの作業で、一般常識(法令部分以外)を除けば足切りにも合わないレベルまで確実に到達できます。あとは、一般常識(法令部分以外)が最後の仕上げとして必要になります。これをしっかりやらなければ、今までの努力が水の泡となります。過去、択一式で合格点、記述式もしくは選択式で1科目(まずその場合、一般常識であろう)の足切りで、1年の努力を無駄にした例が本当に数多くあります。2年、3年続けるべき受験ではありません。きっちり学習し、1年で結論を出すためにもここが最重要です。
労働一般常識に関しては、法令部分からの出題は、上記1.2.の対策でカバーできます。また、労務管理用語も古典的な用語は、同様に選択式問題集で概ねカバーできます。問題はそれで万全か、ということです。この部分は不安になればきりがありません。しかし、100%合格を目指すのであれば、チェックして欲しいものがあります。
その他キーワードです。
これは、当該年、前年の労働白書、その他社労士V(日本法令)、無敵の社労士(ダイエックス)などの受験雑誌から、これは、というものを自分でピックアップするしかありません。どうしても時間的な余裕がなければ、この作業はなくてもいいと思います。記述式が選択式に変更になったことにより、キーワード的なものは、出題しにくくはなるからです。
しかし、筆者が受験のときは、労働白書その他から、以下をピックアップし、意味がわかるようにしていました。
ミスマッチ、需要不足失業、構造的・摩擦的失業、複数年協定、学卒無業者、インターンシップ、職業体験、ハッピーリタイアメント指標、学生職業総合支援センター、ベストミックス、エンプロイアビリティー、セーフティネット、カフェテリアプラン、イントラプルヌール。
選択基準は、昨今の労働雇用情勢から見たキーワードを押さえています。
社会保険一般常識についても同様です。
主に厚生白書から、以下を覚えました。
ゴールドプラン21、薬価制度、診療報酬体系、高齢者医療制度、医療提供体制、新エンゼルプラン、合計特殊出生率、年金運用基金、大規模年金保養基地、グリーンピア、少子化対策臨時特例交付金、エリサ法、プルーデントマン・ルール、等等。
選択基準は、医療、年金等の分野での話題性のあるキーワードを押さえています。
但し、私の場合、労働白書、厚生白書とも読んではいません。そんな時間はありません。予備校の白書講座に頼って結構です。その場合は、予備校によりレジュメに偏りがあることが多いので、複数のレジュメ、もしくは受験雑誌に目を通して、キーワードのピックアップ(収集)を行ってください。
4.
計算問題
過去、本試験(記述式、選択式、択一式)に出題されたことがある計算問題は、全て完璧に出来るようにしてください。
難問は出ませんから、過去問題を理解しながら、解き方を覚えるようにしてください。
ここまで出来れば、自信を持って受験できます。選択式で総合点、足切り対策ともに絶対に合格レベルまで来ています。