内容には間違いなく水準以上の良作であり大作と言えるレベルなのですが、発売前の盛り上がりをリアルタイムに体験し、
レア社開発でフォックスの作品であることに期待感を抱くと(抱くなという方が難しいけど^_^;)
残念ながら肩透かしを喰らってしまう可能性が高い不幸な作品。
グラフィックはGC作品の中では綺麗な方だしアクションや謎解きで新鮮な趣向を感じる等、プレイ中は間違いなく楽しみ それなりに満足してた筈なのに、
クリアして冷静になった途端に評価がガクンと下がってしまったから摩訶不思議。
なんだかなぁ〜と考えてたら、そもそもゼルダもどきの3Dアクションアドベンチャーであるこの作品の主人公に
フライトシューティングの雄であるフォックスを起用する必要があったのか‥という根本的な設定の問題にぶち当たる。
フライトシューティングステージもあることはあるが惑星間の移動とラスボス戦のみの顔見世程度。
特に惑星間の移動は毎回リングをくぐらせるだけだし、折角64版と同等の操作が出来るのにシューティングの必要性が障害物の排除だけ
とは、あまりにも勿体無い。
そしてゲーム進行上避けては通れない雑魚敵とのクリスタルスタッフ(棒)を使ったバトルがまったく面白く無いこと。
連続攻撃以外では(3〜4発の連続攻撃を1セットとすると1〜3セットを更に連続で与えないと)敵を倒せないという特殊な仕様と、
やられるかも‥という緊張感が皆無で見事に作業的であることが原因なのだが、
謎解きで詰まりうじゃうじゃと無限に敵が湧いてくるステージなんかでは面白くないどころか本当に頭に来ます。
自分なりの攻撃パターンを作り楽しむ為の工夫(発売前情報より)らしいが、こりゃ完全に失敗でしょう。
更に25時間程度であっさりクリア出来る上に、クリア後のお楽しみや、やり込み要素がほとんど無いのも至極残念。
結局レア社のGCの最初で最後の作品になってしまったわけだが、そこに至る企業経営的背景がこの作品に悪影響を及ぼしてしまったのでは
‥と勘ぐりたくなります。
‥というわけで冒頭にも書いたように、一般水準的には間違いなく良作だし、いいところもあった筈なのに
書き出すと何故か悪いことばかりが浮かんでくる。
レビュー書くのにこんなに複雑な気持ちになった作品は初めてだ。
フォックスとかレア社とかの予備知識が無い方は一体どういう評価になるのかしらん(^_^;)
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