当時(平成3年夏頃)話題になってたPCゲームと言えば「Mist」「The 7th Gest」「Alone in the Dark」「GADET」
「Simcity2000」etc。アクション系から知的な作品が脚光を浴び始めたちょうどその頃、
某雑誌でちらほらと「DOOM」なる敵をぶっ殺すゲームがあることを見かけ、
なんとなく気にはなっていたが“シェアウェア”なので大したことはないだろうと思っていた。
実際雑誌の付録CDに付いてるフリーだのシェアウェアだの肩書きは凄いが子供だましばっかり
だったから。
ところが「Epic Pinball(これもシェアウェアだ)」をP&Aから通販で購入した際、
ゲーム紹介チラシの中で「DOOM」が大々的に宣伝されていたことから俄然気になりはじめ、
ダメで元々と店頭でチェックしていたイマジニア版(Ver1.1)を購入したのだった。
(今から考えると不思議だが、当時「DOOM」だけは雑誌等に体験版がつかなかったのだ)
実際にプレイしてみると、
1.1人称視点でダンジョン内を自由自在に動ける臨場感とスピード感
2.派手に敵をぶっ殺せる爽快さと躊躇ないスプラッター表現の気持ち良さ
3.アクションゲームの定石であるタイミング命のトラップ回避や難解な謎解き等が排除され、
純粋に敵を倒すことに特化したシンプルなゲーム性
等々により「俺が本当にやりたかったのは、このゲームだったのか!」を実感した次第。
このジャンルを語る上では更に、
4.スクリーン・ショットやプレイ・デモが撮れるしエディットも可能な柔軟なプログラム
5.ネットワーク対戦のサポート
を忘れるわけにはいかないだろう。
とにかく、あらゆる意味で現在のゲームに与えた影響が計り知れない作品だったのだ。
印象に残る作品としては、Ultra Violenceの完全クリア・デモで燃えた「DOOM2」、
怒涛の人海戦術だった「HERETIC」、絡みあったダンジョン内を隈なく探索した「HEXEN」、
粋で派手で芸の細かい「Duke Nukem 3D」、リアルな恐怖を味わった「QUAKE」等々‥
「Blood」ぐらいまでは、主な作品すべてをEnjoyしてきたが、高グラフィック化に伴い
リアル指向に凝りはじめ、シンプルな殺戮ゲームから難しさの質が変わったので「なんだかなぁ」
というのが本音。
最近の美麗なグラフィックで、昔みたいに敵がうじゃうじゃいて生きるか死ぬかという
シチュエーションの中いかに効率良く敵を倒すかという‥“殺戮の美学”を味わいたいものだ。
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