携帯ゲーム機の逆襲

<最初の印象>
 最初は、2Dからスタートしたゲームが3Dに進化する過程を経験しているし、 64、PS2、PCと最先端の3Dゲーム機が既にあるので、個人的嗜好もあって 今更古臭い2Dゲームしか出来ない「携帯ゲームなんて、くだらねぇ!」と思っていた。

<それなのに‥>

 そう思っていた私が、1998年8月に発売された64ポケモンスタジアム」購入を契機に “通信進化ポケモンGet専用媒体”と割切って携帯ゲーム(GB)を購入してしまった。 (詳細な経緯は「まったくポケモンってやつは‥」を参照)
 とにかく最初はポケモン専用媒体に過ぎなかったGBなのだが、ハードがある以上、他の作品もプレイしたくなるのは至極当然の流れ。 いろんな作品と出会い経験するうちに、今や稼働率NO.1のゲーム機になってしまったのだから面白い。 我ながら信じがたいことなのだが、これが紛れもない事実だ。

<なぜ?>

 あんなにバカにしていたのに何故こんなことになってしまったのか? 理由は明らか&月並みなものばかりになってしまって恐縮だが‥

 何と言っても直接のきっかけとなった、
@ポケモンの魅力
 に尽きる。実際、この作品をプレイするのが目的で購入した訳だし、 もし、この作品しかプレイしていなかったとしても確実にGBAまでは買っている筈だ。

 次は、やはり、
Aいつでもどこでもプレイ出来る
 ことだろう。とにかく人目さえ気にしなければ日常生活を維持しながらも起きてから寝るまで、 ず〜っとプレイすることが可能なのだ。更に、TVの前では女の子‥じゃなく‥据え置き型ゲーム機で、それ以外では、 携帯ゲーム機で‥と、見事にプレイ上の住み分けが出来るのもうれしいところ。

 続いては、
B随時セーブが可能なので少しづつでもじっくり楽しめる
 携帯ゲーム機は、その性格ゆえか基本的にどこでもいつでもセーブが可能になっている。 つまり、完全に自分のペースでプレイ出来るということと、ちょっとした合間にでもプレイ出来るということ。 基本的にそれほど多くの時間がとれない社会人にとってはプレイ存続の鍵を握るほど重要な問題なのだ。

 最後は、
C手軽に通信を使った対戦や交換が出来る
 ということ。ほとんどの作品が通信機能を標準で持っており通信機能を利用しないと完全クリアは出来ない仕様に なっているくらい。この面白さ素晴らしさは説明不用だと思うが、更に時と場所を選ばずに可能なのだから堪らない。

 てな訳で、少々大袈裟かもしれないが、携帯ゲーム機に開眼したお陰で、私にとっては、 更なる“嗜好ジャンルの拡大”と“ゲームライフスタイルの変革”が起こった次第だ。

<さらに‥>

 これまではハードの限界により2Dレベルのしょぼいグラフィックしか表現出来なかった携帯ゲームだが、 次世代携帯マシン「ゲームボーイアドバンス(GBA)」の登場により、かなりの3D描写が可能になった。 単純にスペックだけ見ればPS並の能力があるので、これまで据え置きゲーム機でしか体験出来なかった作品が、 携帯ゲーム機でもプレイ出来るようになるわけだ。

 今のところ、SFCレベルの(グラフィックの)作品が楽しめる、4人同時対戦が可能になったぐらいで、 肝心の質的変化がほとんど見えてこないし、GBCと完全互換ではないというデメリットもあるのに、 ハードもソフトも売れ行きが好調なのは、目新しさと買い換え需要に後押しされているのが実態だろう。 (このままではまずい結果になるのは明らかなので)熱が冷めない内に モバイルGB&GCとの連携や様々な拡張性の具現化と絡めた“GBAならでは”の作品が出てくることに期待したい。
 考えてみれば先代GBでは、本来の機能を活かした“ならでは”の作品(ポケットモンスター)が出るまで 約7年も費やしているんだなぁ‥

 とにかく私的には、平日も休日も常時持ち歩いている状態なので、正に“生活必需品”と化してしまった 携帯ゲーム機。 ソフトの値段が高めで中古でも安くならないことと、似たような作品が多くどれが自分に合うのか自己判断出来ない という問題もあるが、これからも末永くお付き合いしていくことは間違いないだろう。
 唯一気になるのは「40近い親父が通勤バス内でGBAをプレイしてる姿って‥どうなんだろう?」ということだけだ。

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