PCと私

<誕 生>
 私がPCを買ったのは1994年の夏。
 世間のPCブームに乗って社内でも本格的にPCを導入することになったが、 まずは基本的な使い方を教える必要があった。 そんな折にたまたま会社の人事異動で教育関係になってしまったお蔭で、 ド素人(私)が短期間でPC教育を行うという暴挙を行わざるを得ない結果となり、 仕方なく(実は欲しかったのだが‥)独学用に買ったのだった。
 よって購入の動機は「仕事のため」であったことは間違いのない事実だ。

 最初に買ったマシンは当時最もコストパフォーマンスの高かったCOMPAQ製のマルチメディア対応PC。
 当時のマルチメディア対応はCD-ROMやサウンド・ボードが最初から付いてるだけだったというのも面白いが、 教育の独学用マシンとして高価なマルチメディア対応PCを買うことも不純な動機がミエミエで笑わせる。

★1号機本体スペック(H5/8購入)
 機種:COMPAQ Plorinia MT4/33
 ・CPU:intel SX-33MHz → 1年後DX2-66MHzに差替え
 ・RAM:8MB → 1年後4MB増設
 ・HD:420MB → 1年後540MB(SCSI)を増設
 ・CD-ROM:2倍速(SCSI)
 ・SB:SB16

<予 兆>

 初心者教育なんざ毎日PCをいじっていればなんとかなるもんで、独学の中身はもっぱら「ソリティア」 と「マインスィーパー」であったことは言うまでもない。(なんで最初は必ず熱中するんだろう?)
 その内新たな刺激が欲しくなり、手軽に楽しめる雑誌付録CDのオンラインソフトやら体験デモやらで 戯れるようになったが、この時点ではあくまで暇つぶしの延長レベルであった。

<感 染>

 その内「Epic Pinballデモ」と出会い(初のPCゲーム購入)ゲーム機としてのPCの魅力に 惹かれはじめたのも束の間、その後の方向性を決定付けることになった「DOOM」に導かれるかの ように遭遇したのだった。
 考えてみれば、はまったゲームが国産じゃなく海外の輸入もの(しかもDOS)だったお蔭で、 ファイルの概念(拡張子、所在地)、コンベンショナルメモリの確保(config.sys、autoexec.batの カスタマイズ)等々、PCの根本的な知識を遊びながら自然に身に付けることが出来たのだから 皮肉なものだ。(運命に感謝!)

<増 殖>

 DOOMにはまって以降は、P&Aの新作ゲームを中心にDOOM系の作品とピンボールはほとんどすべて 購入していたと言っても過言ではないだろう。
 その頃ハード環境はDX2からPentiumが主流になったお蔭で やりたい最新作が満足にプレイできなくなったので、 Windows95が発売されたことを契機にPentiumマシンに買い替えた。 (1号機は後輩に10万円で売って頭金に)
★2号機本体スペック(H7/12購入)
 機種:Frontier F-95 standard
 ・CPU:Pentium 120MHz
 ・RAM:EDO-16MB
 ・Video:Stealth64 2200XL(2MB)PCI
 ・HD:1.2GB
 ・CD-ROM:4倍速
 ・SB:SB-AWE32
 更に、ちゃんとしたスピーカーにサブ・ウーファーを加えAWE32とあいまって良質なMIDIと迫力ある サウンドによりゲーム専用マシンとしての磨きをかけた。
 とにかく2号機になってから、1号機ではDOSゲーでも敵が多くなるとコマ送りになったり本来 生えてる木がなかったりしてたのが、最高のグラフィック設定でもスムーズに動くのに感動したものだ。 また稼動条件:Pentium以上の最新ゲームが出来るようになり購入するゲームの幅が広がったことも 特筆すべきだろう。

<転 生>

 ところが1997年にはMMXが出てグラフィックの3D化が主流になり、1998年にはPentiumUが 発表されるなど急激なハード環境の変化が進んだお蔭で、またまた最新ゲームが満足にプレイできなく なってしまったため「HEXENU」を最後にしばらく沈黙を余儀なくされてしまった。
※画面ちっちゃくしたり、低解像度でプレイするのは精神衛生上良くないのだ。
 しかし一度増殖したゲーム熱はそう簡単には治まらないようで PCから「Nintendo 64」に媒体を変えだけで安価な値段と子供に絡めての購入で更にゲーム熱は加速していったのだった。

<再 生>

 すっかり手軽な64に定着してきた頃やはりPCの魅力は捨て難く、 極力安価で最新ゲームができるマシンに出来ないか四苦八苦したが、 中途半端な交換や増設の方がかえって高くつくことが分かり、 無理を承知で妻に買い替え提案をしていたところ意外にも認可が下りた(奇跡かも)ため、 モニターとスピーカーは流用することにしてPentiumUマシンを購入。
★3号機本体スペック(H10/6購入)
 機種:DELL Dimension XPS D300
 ・CPU:PentiumU 300MHz
 ・RAM:SDRAM-64MB
 ・Video:STB Verocity128(4MB)AGP+3D Blaster2(VooDoo2)8MB
 ・HD:6.4GB
 ・CD-ROM:24倍速
 ・SB:SB-AWE64

 折角PCで最新ゲームができる環境になったにもかかわらず、HPの作成やゲーム画面の取込み等では活躍しているものの、 TV&携帯ゲームの手軽さとソフトの安さに負け相変わらず(結局)ゲームはほとんどやっていないのであった。

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