宮崎駿監督の作品で有名な近藤勝也氏をグラフィックデザイナー迎えた3DRPG。
売りのグラフィックは見事だし、音楽も素晴らしいし、豪華声優人による(ほぼ)フルボイスなんだけど、何故かプレイ感が“地味”なのが特徴。
「風の谷のナウシカ」を和風にアレンジしたようなストーリー。孤独感を引きたてる視点固定のバイオ風3D空間。
RPGにしては行動範囲(プレイアリア)が異様に狭く、会話出来るのは同じ村に住む住民たちが中心となり
何度も話しかけることになるのだが主人公の親や妻や家系に関する暗〜い内容ばっかりで気が滅入る。おまけに小難しい言葉のオンパレード‥等が要因だろう。
雰囲気の話しはさておき、この作品の魅力は、森のしもべとの“バトル&育成”と“聖魔合成”に尽きる感じ。
バトルは、ターン制だがこちらは1体(主人公と1〜3匹の聖魔が使えるが場に出せるのはどれか1体のみ)に対して相手は1〜3体いるハンデ戦。
毎ターン自由に出場者を選べるのはいいが、状態異常やHP回復等のクスリは主人公しか使えないのが玉に傷。
主人公が倒されたら即負けとなるのだ。
育成は、主人公の繭使いレベルと聖魔のレベルの2本立てになっている。
バトル相手の森のしもべを、主人公を使って捕まえたら繭使い経験値がUP、聖魔を使って倒したら聖魔の経験値がUPするという具合。
ちなみに主人公は繭使いとしてのレベルがUPがするだけで、攻撃、防御といったステータスは変わりません。
ステータスは装備によって変動するのみです。
また、捕まえた森のしもベは浄化して聖魔にするか、紡いで絹(売れる。貴重な収入源!)に変えることが出来ます。
合成は、文字通り2つの聖魔を合成させる当作品のメインイベント!
元となる聖魔が全てのベースとなり、合成させる聖魔の属性、ステータス、特殊&魔法能力、カラーリングと造型的特徴の一部が加算される仕組み。
組み合わせによって目を覆いたくような不気味な姿になりがちなので、能力をとるか姿をとるかで悩むところ(^_^;)
以上なんだかんだ言っても、この作品の面白さは「ポケモン」の亜流であることに起因するんだけど、
グラフィックに裏打ちされた骨太で説得力のある世界観と上記のような趣向で一種独特な雰囲気を堪能出来る一品です。
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