ちくちくの記 --- 6、7月分 ---
2000.7.29 ターシャテューダ展を見に行った。 自作の洋服やドールハウス、人形、蜜蝋や籠、それにお針道具等が展示してあった。 絵本よりも彼女の手仕事の方にもっと興味津々のわたしは、それらをしげしげと眺めてしまった。 特に自分で紡いで染めて織って、そして縫い上げたスカートに心惹かれてしまう。 裾が擦り切れ、脇がほつれて、少しほころびも見える。それでも大切に取ってある。 自分がそんな風に扱ってる衣類ってあるだろうか? 擦り切れるほど着て更に取っておきたくなるほど丁寧に作った衣類ってあるだろうか? そして、時間を経ても尚はっとするほどの色のきれいさ。うーん、いいなあと思ってしまう。 ブラウスやワンピースもとても丁寧なピンタックやレースあしらいに優雅な形。 ふりふりひらひらは余り好みではないけれど、この程度ならいいなあと思う。 実用を旨として時には粗雑に見えてしまいそうな自分の服装と思わず見比べてしまった。 これからは、少し優雅に行こうかな。(無理だって、と内なる声)
2000.7.23 セーターを編みはじめたら梅雨明け。毛糸を触ると暑い。 でもやりかけた事。ここで止めたらまた秋までお蔵入りになるのは見え見え。 と言うわけで、比較的涼しい風が入る時を選んで編む事にした。 それでもやっぱり一時間が限度。暑くて気持ちが乗らなくなってくる。 涼しい季節だったらとっくに身頃が仕上がって袖に突入の段階なのに、まだ身頃が半分と片袖。 その上、用意した毛糸は一玉の巻きが思ったより少なくて、量が足りない事も判明。 何だか編む気をそがれてしまう様な事ばかり。 何だか先が思いやられる。さて、いつ出来上がるのかな。 ハーダンガー。これ聞いたとき、ハンダンガーと聞き違えてしまった。 本があるというので本屋へ出かけたが、探せど探せど見つからない。 目に付くのはハーダンガーの本。 似たような名前の手芸があるんだなあとぱらぱらっと開いてみたら、どうも私が探してる手法。 そこでようやく、ハーダンガーをハンダンガーと聞き違えていた事に、気がついた。 店員さんに聞こうかなと思いはじめてた時だったので、聞かなくて良かった〜、と胸をなで下ろす。 そして、なぜだか妙におかしくなってしまった。 ハーダンガーの本を見ながらくくくと漏れる笑いを押さえる事が出来ず、 隣で刺繍本を漁っていたおばさまに怪訝な顔で見られてしまった。 刺繍の本を見ながら笑ってたらかなり不思議だし、ある意味不気味かもしれないなあ。
2000.7.15 無性にセーターを編みたくなってしまった。 なんでかなあと思ったら、この頃触ってる糸が細いものばかりのせいらしい。 刺繍糸、レース糸、縫い糸、ミシン糸。毛糸に比べたら確かにどれも細い。 他に色々作成予定があるにも関わらず、早速毛糸漁り。 鼻の頭に汗をかきながら、朝から毛糸箱をごそごそ。 まあ出てくる事。こんなにあったっけと自分でも呆れる。 紺、チェリーピンク、キャメル、ベージュ、黒、モスグリーン、生成、グレー、、、。 どれもこれもみーんな並太毛糸。さて、どの色にしようかな。 模様を入れようか、それとも一色にしようか。 真夏になる前に仕上げるには一色の地模様の方が良いかな。 等と思案を巡らしながら毛糸選び。 結局、10玉づつある明る目の紺とベージュと黒に絞る。 黒は目が疲れるし、ベージュはちょっと渋すぎる。 と言うわけで明る目の紺に落ち着いた。 この毛糸で何を編むかって? 一応サイズ150の子供セーターになる予定。 そしてついさっき、編みはじめてしまった。 やっぱり糸が太いからすいすいと出来る感じがする。 さてこれは、どのくらいの時間で編み上がるのだろうか? 毛糸のラベルにご注目。誰だかわかるかな?![]()
2000.7.9 ちょっと作ってみたいなと思う物があって材料探し。 糸と針は目の前にあるから布地、布地、っと、、、。 頭の中で候補にあがってる布地は二種類。 一つは麻布。もう一つはコングレス。 確かここに入れたはずと布地棚を探すけど、麻布が見つからない。 でも、コングレスの方は色違いで二種類発見。 どっちかというと麻布の方が向くかなと思ってたのに見つからないとは。 仕方が無い、見つけ出したコングレスを使ってみるか。 それにしても、これまでは探して見つからないなんて事はなかったのに、ぶつぶつ。 片づけ方がいい加減になってきたという事かなあ。 物が増えすぎて覚えきれなくなってるのかなあ。 それとも記憶力が衰えてきたのであろうか? どれも当たってるような気もするし、違ってるような気もするし、、、。 まあそれはさておき、必要なものはどうやら手持ちのもので間に合いそうな気配。 さーて、気持ちの変わらないうちにやってみるかな。
2000.7.2 図書館の「ご自由にお持ち下さい」の棚に刺繍の本を見つけました。それも二冊もです。 一冊はフランス刺繍の図案集。もう一冊は「イルゼ・ブラッシの刺繍」。 何だかうれしくなって、中も確かめずありがたく頂いて帰ってきてしまいました。 家でゆっくり眺めてみたら、図案集の方はちょっと古臭くて使う気にはなれませんでした。 でも「イルゼ・ブラッシの刺繍」の方はちっとも古い感じがしないんです。 もっとも、刺してあるブラウスやバッグの形、使ってある布地等は時代を感じましが、、、。 それに、本の構成がとってもいい。 5段階独習法とあって、 1.ストレートステッチ 2.アウトラインステッチ 3.チェーンステッチ 4.ボタンホールステッチ 5.ナッツステッチ と順を追ってマスターするとかなり難しいものまで自然に身につく様になってます。 例えば、ストレートステッチにはクロスステッチ、サテンステッチ、区限刺し、 乱れ刺し、ドロンワーク等の様々な刺し方が懇切丁寧に説明してあります。 他の刺し方も同様で、しばらく夢中になって読みふけってしまいました。 刺してみたいなと思う図案も幾つかあるので、時間を見つけてやってみようかなと思ってます。 何だかとっても得した気分になってしまいました。 もうひとつ面白かった事。 裏表紙の刺繍糸の宣伝が、DMCとカネボウ刺繍糸。 へー、カネボウって刺繍糸も発売してたんだあ、とびっくり。 ちなみに、 図案集の方は1970年、 「イルゼブラッシの刺繍」の方は1966年 に発行されたものでした。
2000.6.29 居間に広がってる現在のやりかけ仕事。 ・スエーデン刺繍のブックカバー ・バラの花のパターン縫い ・パイナップルレースのドイリー ・クロスステッチのミニ額 ・小袋 全く欲張りな事だと我ながら呆れる。 誰に頼まれたわけでもない。 自分がやりたくて始めたのに呆れるというのも変なもんだけど、やっぱり呆れる。 何でもやってみたいわたしは、興味を持った事にはついつい手を出してしまう。 材料や道具にはあまり拘らない。 手元にあって使えそうなものを使ってやってみる。 そしてこの体たらく。 どれもこれも、いつかは仕上がるのだけれど、もう少し絞った方が良いのかなと思いつつある今日この頃。 それなのに、またやりたい事が頭をもたげてきてる。 一体どれだけやれば気が済むのかなあ。