ちくちくの記

2001年:

7月(今月のバックカラーは white )


2001.7.29

会社の休憩時間に刺していたステッチが完成。久々の完成で何だか妙に満足。
たった4色しか使ってないのだけれど、出来上がってみると陰影があって良い感じ。
デザイン力ってこういう事を言うのかなあ。
良くそんな細かいの出来るねえと感心しながら見てた隣の席の同僚が、出来上がりを見て曰く、
刺繍ってこんな模様もあるんだねえ。
刺してた図案はプレイリーの葉っぱの上のてんとう虫。
今度は蜘蛛か青虫にするかそれとも鳥にするかと迷ってんのとの返答に、更に驚いた様子。
刺繍に対してなんか見方が変りそうだよ、と言っていた。
確かにそうかもしれないなあ。私自身、刺繍って言うと華やかなもの、可愛らしいものとのイメージがあったもの。
何にするつもりも無く急にやりたくなって刺したもの。さて、どうやって使おうか。
仕立てる前の画像を載せて見ようっと。
同時進行で刺している大作のハーフステッチばかりの背景はそれなりに進行中。
心配した布地の歪みもなくてほっとしている。
もう一枚は白地に白と淡いピンクの糸でのステッチが多くて、ただいま頓挫中。
私のが一枚出来上がると同じくして、つれあいのステッチ完了。
開始してから実に9ヶ月。良くまあ続いたもんだ。短期決戦型の私には真似できない。
そりゃあ何ヶ月も掛けて作ることがない訳ではない。現に時間をかけて作ったものは幾つかある。
でもそれは、材料が足りないからとか、飽きてきてやる気がしないとかで暫くおねんねしてたもの。
つれあいの場合は、ほぼ毎日、倦まず弛まずこつこつと作業を続けた結果の賜物。
同じ長時間でも中味が違う。どうしてこんなに違うのかねえ。
もっともつれあいにいわすと、良く忘れずに引っ張り出してくるもんだ、俺だったら仕舞い込んだらさいごだな、だそうな。


2001.7.22

7月に入って始めたステッチは、暑くなったにもかかわらず続いている。
いつもだったら、暑いからやーめたとなるような日に、タオルに巻いた保冷剤を首筋に当てながら刺している。
とにかく刺すのが面白い。なんでこう面白いのか自分でも不思議なくらいである。
そんな訳で同時進行中の三枚はどれも結構な進み具合。
もっとも、三枚と言っても大作は一枚だけで、後はどれも小さいのだけれど。
その大作(私にしてはなんだけどね)、きょう、漸く真ん中部分が出来上がった。後は背景を残すのみ。
残すのみと言った背景が良く見るとハーフステッチのオンパレード。
それも、糸をブレンドしたり、3本だったり4本だったりと微妙に糸の太さを変えてあったり、、。
うー、ハーフステッチが斜行しないか布が歪みゃしないかと唯さえ心配なのに、糸の太さや色まで変えるとは。
知らぬが仏でとんでもないキットに手を出してしまったのかなあ。


テレビでミラノの老人ケア施設の放映をしていた。
ヴェルディが私財を投じて設立したという音楽家のための施設。
素晴らしい音楽家の見るも哀れな末路を見るに見兼ねて作ったのだそうな。
いつでも音を出してもよく、音楽室や楽器の揃った施設である。
常時10人以上の生徒を抱えた70歳をすぎた現役の声楽指導家。
98歳で現役で美声を聞かせるテノール歌手。
両手の指が麻痺して、使える数本の指だけで演奏する70歳をすぎたピアニスト。
指が動く限り演奏したいという80歳を過ぎたチェロ奏者。
80歳を過ぎても毎日何時間ものレッスンを怠らないテノール歌手。
どの人もしゃきっとした身なりで音楽に真剣に取り組んでいる。
そして、音楽に接しているときが幸せだという。
何かに夢中になって、好きで続けるってこういう事なんだ。
ヴェルディって遠い過去の人って気がしてたけれど、こんなに素敵な施設と精神を残してくれたんだ。
こんな風に私財を使う事の出来たヴェルディって素敵な人だったんだな。


パソコンの余りの遅さに耐え兼ねて新しいマシンを調達した。
さて、古いマシンのデータをどうやって移すか。
何せ、FDD装置しかない上にLAN端子もついていないマシンである。
いちいちFDDシートに入れて移すのも疲れるからと、LANボードとLANケーブルを購入。
まあ、何はともあれ、筐体を開いてLANボードの取り付け。ドライバのインストールも無事終了。
さてネットワークの設定をと始めたものの、余りの暑さに頭がボケ気味。同じ間違いを何度も繰り返してしまう始末。
おまけに、新しいマシンのシステムが余りにも最新すぎて、いちいち引っかかってしまう。
仕方が無い、頭を冷やして説明書を読んで設定をやり直すか。
てなわけで、この更新は古いマシンから。いつになったら新しいマシンから更新出来るのかなあ。
それにしても、数年前と比べたらマシンもLANボードも余りに安いのでびっくりである。


2001.7.7

今日は七夕。テレビであちこちの七夕祭りを映している。
織り姫彦星が本当に会いに行くと信じて、満天の星を眺めてたのはいつの事だろう。
宝物の星座盤を片手に、星座の名前を必死に覚えた事もあったっけ。
あの頃は天の川は本当に星の川だった。空を見上げれば、降るように星が見えるのが当たり前だった。
今は、必死で探さないと中々見えない。天の川って何処にあったっけ?と思ったりする。
何だか急に満天の星を見たいと思う。

我が家の夏の必需品。うちわ。
これまで結構もらい物があったのに、ここ何年かとんとご無沙汰。
たまに頂いてもプラスチックの骨のもので、竹の骨の昔ながらのうちわは新品を目にしていない。
たまには新品を買おうかなと思ったものの、はてこの辺では何処に売ってたっけ?状態。
まあ、気長に探せば何処かに売ってるだろうから、気にかけておこう。
気に入ったのが見つかるまでは古いので我慢するかと出して見たら、余りにもみすぼらしい。
しゃきっとしたのはどれもプラスチックの骨製ばかり。
仕方ないので比較的ましな竹製と、プラスチック製を引っ張り出しておいた。
みすぼらしくなった竹製の方を捨てるしか無いかなと眺めていて、ふっと自分で紙を貼り直す事を思いつく。
思い立ったが吉日で早速作業開始。型紙用に一枚だけ丁寧に紙をはがして、後は水につけて徹底的に紙はがし。
何となく気に入って取り置いてある包装紙の中から適当に選んで貼って見たらまずまずの出来。
これでゆっくり気に入ったうちわを探す事が出来るかな。

左が骨だけのうちわ。右が適当に見繕って紙を貼った状態。
何の包装紙かは、多分見る人が見たらわかっちゃうんだろうな。
 


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