ちくちくの記
2001年: 10月
2001.10.21 母から届いた荷物の中に風呂敷き包がひとつ。中には木綿地の端切れがどっさり。 その中にマジックで○○さんからの頂き物と書かれた袋が入っていた。 ○○さんとは母の友達の近所のおばちゃんの名前。へーと思って開いて見たらこれまた木綿地の端切れ。 そう言えば、以前わたしが作った絣地を接ぎ合わせた巾着袋が気に入って欲しがってるって聞いたんで作ってあげた事があったっけ。 こうやって生きるんなら家にあるのも貰ってもらおうかなとおばちゃんが言ってたと母から聞いたけど、まさか本当に下さるとは。 その上母の手紙には、本当は絣の着物もあるんだけど何処にしまったか思い出せないから、見つかったらまた持ってくると言ってたよある。 母の手紙を読んで布地を眺めていたら何だか気持ちがほんわりとしてきてしまった。 こんな風にして集まって来た布地が我が家にはかなりたくさんある。 中には鋏を入れるには忍びないしつけの掛かったままの着物や、巻きの反物、滅多に手に入らない袴地等もある。 どれもこれも母の知人のおばちゃん達が、家にあったものをわざわざ持ってきて母に託して下さったもの。 私が気紛れで作った絣地の巾着を見て、こうやって生きるならとあちこちにしまいこんであったのを引っ張リ出したのだとか。 そして異口同音に、家に置いといても私がいなくなったら捨てられるだけだから、と言われるらしい。 そんな話を聞くと、どんな細かな端切れも生かしてやりたいなあと思う。 でも体はひとつ。他にもやりたい事は一杯あるし、これだけ沢山の布地を生かす事が出来るのだろうか。
2001.10.14 色が気に入って手に入れた毛糸。枷のままでは編む気にならないからと毛糸巻き。 久々に触る毛糸の感触は、何だかとっても気持ちがいい。 唯ひたすら無心に毛糸巻きをしていたら、何時の間にか1kg巻き終えていた。 いつもの単純なメリヤスのセーターではなく、地模様のセーターを編むつもりなので試し編み。 こんなもんかなと適当に選んだ針で目数も適当に編んだ編み地は、思った以上にいい感じになる。 一晩置いて、ゲージを計って採寸するかな。寸法に口うるさい人のセーターになる筈なのだから、、、。 次の日、もう一度編み地を見て、うん、いい感じとまたまた一人でほくそ笑む。 気をよくして、本格的に編み物開始、とやりかけを仕舞い込んである毛糸籠の中味整理。 その中に何故だか途中になったままのジャケット。襟と糸始末とファスナー付けが残っている。 いつまでも寝かせとくのもなあと、片づけの途中なのに襟の拾い目。 それから気がつけば一時間。襟が編み上がってしまった。 周りには編みかけやら編むつもりの毛糸が散乱したまんま。慌てて整理して片づける。 その後も、時間を見つけては編み物。縁編み完了。端糸の始末完了。と次々仕上がっていく。 こんなに短時間で仕上がる事を何で放っておいたんだろう、と自分でも不思議。 いよいよ編み物シーズン始動なのかな。 余りにも色替えが多く、針一本では効率が悪いと言うつれあいに、複数の針を使って見たら?と言ってみた。 その結果、沢山針を刺す事の出来るピンクッション作成と相成った。 失敗ステッチをほどいた目の細かなジャバクロスで袋を作って油付き原毛を詰めただけの単純なもの。 四隅を座布団のようにつまんで、予定してたケースに入れてみるとぴったり。 出来上がってみると無骨で色気もそっけもないけれど、実用的である事だけは確か。 家中のステッチ針を油付き原毛に埋め込んであるケースの中から、同じサイズの針探し。 所が、同じ針が見つからない。同じような太さの針はあるけれど、微妙に何処か違う。 でもまあそこはアバウトな私の事。太さが同じだったらまあいいかと何本か選り出して見た。 選り出して見たら同じ物がひとつもない。何処かが微妙に違うものばかり。 針の長さ、針穴の大きさ、針穴の長さ、針の色、針先の丸み具合、持った感じ、等々。 針ってこんなに違うんだあ、とびっくりしてしまった。 つれあいは太さが同じだったら気にしないと言うのでそのまま針山に刺しておいた。 さて、少しはステッチのスピードが上がるのだろうか。
2001.10.7 色々立て込んで忙しくなった矢先にウィルス騒ぎ。 マシンを弄る気が失せてしまってしばらくおうちでは殆どマシンに触らないまま。 気がついたらもう10月になってしまった。 マシンにはあまり触らなかったけど、手仕事は順調に進んでいる。 会社で刺してるプレィリーの虫シリーズは7枚目の図案に突入。 「On The Go」はフレンチナッツとバックステッチを残すのみ。 やりかけで頓挫していた昔のキットが2枚完成。 この春買ったキットの中から新規に一枚開始。 アクリルタワシと子供用帽子完成。トランクス4枚作成。 よくこれだけ手が動いてるもんだ。 忙しいときほど何かをやりたくなるのがわたしの常だけれど、ステッチにこれだけのめり込んだのははじめて。 その上、その意欲は衰えるどころか益々意気軒昂。なんなんだろうな。 仕上がったプレィリーを載せて見ようっと。
刺繍糸が足りなくなって似た色がないかと探していたときのこと。 DMCとオリンパスで同じとしか思えない色を見つけた。もっとも電球の下での事。 取り敢えずと、DMCの方を使ってみる。ある程度面積が埋まってくると足りなくなった方の糸と微妙に違う感じ。 うーん、これは太陽光の元で確認した方がいいかな。 次の朝、日の光の元で比べてみると、DMCの方は心持ち白っぽくて、オリンパスの方がくすんだ感じ。 足りなくなった方はといえば、少しくすんでいるような気がしないでもない。 DMCで刺した部分を全部ほどいて、オリンパスの方で刺して見たら、色目がぴたっと合う。 ほんの少しくすんだ感じがするかしないかだけなのに、こんなに違うものなんだとびっくりであった。 編み物シーズン到来、とばかりに毛糸を引っ張り出したものの、ステッチ三昧で中々進まず。 セーターとジャケットの編みかけを仕上げたら、次はこれを編もうと既に毛糸を用意してあるのに、、、。