ちくちくの記

2002年: 2月


2002.2.17

急にやりかけを片づける気になって、あちこちに仕舞い込んであるものを引っ張り出す。
まずは靴下。途中で糸が足りないと分かって、面倒になって放り出したもの。
毛糸籠を漁って似たような糸を捜し、何とか辻褄を合わせる事にした。
やり始めればあっという間。幾つかのつなぎ目を始末しながら、何でこう放って置くのかねえと自問。
さて次ぎはセーターと思ったものの、何故か食指が動かない。
今シーズンは家族全員に一枚づつセーターを編もうと思ってたのに、一枚目すらこの有り様。
なんでかねえと、自分の事なのに他人事の様に考えてるんだから、わかるわけないか。
じゃあステッチと最近刺し始めたものを出してきて刺し始める。
所が、30分もするとやる気が何処へやら素っ飛んでいく。気がつけば手はとまったまんま。
別に刺すのが嫌と言う訳でもないのに何でだろう。


2002.2.10

端切れの整理に没頭していたら、通りかかったつれあいが「病だな、こりゃ。」と一言。
そのまま何するでもなく通り過ぎていった。
整理してたのはワカメのような細かな裁ち屑。普通だったらとっくに処分されてるであろう端切れ。
それを部屋中に広げて、色別、布別に分類してたんだから、そう言われても無理ないかもしれない。
でもねえ、この沢山の細かな端切れは、私の楽しみの元のひとつなのだ。
ぐちゃっと積み上げられた布地の山から、思いつくまま気の向くまま、適当に組み合わせて縫ってると、
何だか気分が良くなってくる。何時の間にか夢中になってしまう。何もかも忘れて没頭してしまう。
そして、大きな布同志だったら絶対組み合わせないような取り合わせが、意外と素敵になったり、
普段はやったことがない様な色合わせをしてみたり、とまるで実験でもしてるような気分になったりする。
縫い物をしてるはずなのに実験気分と言うのも妙な話だけれど、そう感ずるときがあるのは事実。
更に、これにはもうひとつうれしいおまけがある。
楽しみながら唯々まっすぐに縫ってるだけなのに、混沌とした雑多な端切れが段々少なくなり、
なんとなくそれなりの形になって、気がつけばキルトが一枚仕上がるという楽しみ。
まあ一種の自己満足だけど、端に迷惑かける訳じゃ無し、それで自分が楽しくなるんだから良し、と思っている。
端切れの整理は2時間ほどで終了。浅目の空き箱を総動員して片づける。
さてこれはどんな風に使おうか。また花のパターンを縫おうかなあ。それとも別の形にしようか。
こうやって思案するのも楽しみのひとつなんだよね。


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