ちくちくの記

2006年: 7月


2006年7月23日

ついこの間7月になったと思っていたのに、気がつけばもう下旬。何でこう時の過ぎるのは早いのか。
以前誰かに年を重ねるほど反比例して時が過ぎるのは早くなると聞いたことがあったけど、確かにそう
かもしれないと思う今日この頃。
なんて事はさておき、このところの長雨。あちこちで被害が出ていて何だか切ない。
特に土石流は、もうかなり前の話ではあるけど、知り合いの叔母ちゃんちが一切合財流されたことがあ
ってその現場を見てぞーっとした記憶があるだけに、気になって仕方がない。あの時、叔母ちゃんが言
うには逃げ出すのが精一杯で生きた心地がしなかったそうな。たまたま土石流の流れ着いた先が川だっ
たのもあって全て流れ去ってしまい、何一つ手元には残らなかったとのこと。誰一人欠けることなく全
員無事だったのがせめてもの幸いと言ってたっけ。
テレビに映し出される現場を見ると、そのときの叔母ちゃんの話と重なってしまう。
これ以上被害が広がらないことを唯ひたすら願う。

2006年7月14日

今年は梅を大量にいただいてしまったので梅シロップを作ってみた。大きな瓶は梅酒に占領されてしま
っているので大きめのジップ袋を使ってかなり適当な作り方。それでも時間に手助けしてもらって、梅
シロップは無事出来上がった。
シロップを採った後の梅を眺めていたらジャムを作りたくなってしまう。実と種を分け少し刻んで砂糖
を足して煮詰める。いい匂いが漂ってかき混ぜるしゃもじが重くなったところで出来上がり。なめてみ
たら梅酒の梅で作るジャムよりさらりとしている。
取ってあったジャム瓶を熱湯消毒して出来上がった梅ジャムを詰めて全て完了。
糖分を控えようなんて言ってるのに、梅シロップに梅ジャムと甘いものの誘惑。実は梅の甘露煮も冷蔵
庫に鎮座ましましている。ちびちびと楽しむしかないのかな。

細かいことをするのに拡大レンズが欲しいなと思い始めたのはいつからだろうか。いつからかはさてお
き、気がつけば必要に迫られて幾つかの拡大レンズが身の回りにあるようになった。従来の虫眼鏡型は
当然のこと、ぺらぺらのペーパー状のものや水中眼鏡のように箱型のもの、スタンド式や首から提げる
ものなど、結構な種類がある。
細かな字を見るのにはどれでもちゃんと用を成すのだけど、細かな作業をする時に使おうと思うとどれ
も一長一短。使っていてどこか不満が残る。
何かいいの無いかなあと思っていたとき、メガネ屋さんにあったカタログで見つけたクリップで眼鏡に
つける拡大レンズ。良さそうだなあと思ったものの、実物が無いので試すことが出来ない。カタログを
見ただけで買うにはちょっと良すぎるお値段。どうしたものかと思っていた。
先日、何気なく覗いた新宿の伊東屋にカタログで見たのと同じ物が置いてあった。これ幸いと試してみ
たら結構いい感じである。これなら買ってもいいなとそのつもりになって店員さんに聞いてみたら、生
憎在庫が無い。取り寄せてもらっても取りに来るのは面倒だし、と考えたところでいつもの眼鏡屋さん
でカタログを見たことを思い出した。
善は急げで買物ついでにメガネ屋さんへ寄って早速注文。カタログで見ると色んな倍率のレンズがある
のでびっくり。余り倍率が高すぎないレンズを頼んでみた。それが届いたのが先週。
早速使ってみると結構調子がいい。眼鏡をかけてさえいれば何処にいても使えるし両手が塞がらない。
レンズ部分を上下できるので少しの操作で拡大レンズなしの状態も可能。それに余分な物がついてなく
て薄いレンズだから軽い。と今の所はいい感じで使っている。
さてこの満足感、いつまで続くであろうか。

2006年7月12日

編んでいた帽子が目標の10個になったので、今シーズンの毛糸編みはこれでおしまいと思っていたの
に、又も毛糸を引っ張り出して編み始めてしまった。編み始めたのは相も変わらずお子様帽子。輪針で
ぐるぐる編んで何時の間にか形になるところが簡単でいいのかもしれない。
今回引っ張り出したのは使いかけの生成り糸。別糸で模様を入れるつもりだったけどそのまま一色で編
みたい心境になっている。果たして糸が足りるかどうか、ちょっと心配なれど、まあこのまま編み続け
てみよう。
そんなことはさておき、毛糸を引っ張り出しながらちっとも減ってないなあと思う。今年に入って少な
くとも3キロ近くの毛糸を消費しているはずなのに、何で減った感じがしないのであろうか。頭の中で
毛糸の入れ物を数えてみると、数は全く減っていない。
まあ確かに半端毛糸を入れてある引出しのひとつは割合スムースに引き出せるようになった。着分毛糸
を入れてある箱のひとつも蓋が閉まるようにはなった。でもねえ、それぞれひとつづつの入れ物であっ
て全部の入れ物がそうなったわけではない。それに、まだ入れ物にしまいきれずにはみ出している毛糸
が一籠。
実を言うとここ数年、毛糸在庫半減がひそやかな目標。現に、毎年着実に何キロか消化している。でも
現実には僅かづつではあるけれど年々歳々在庫が増加しているような気がしないでもない。入れ物の数
は増えていないけど、段々詰まり具合がぱんぱんになっているような気がする。
まあねえ、このところなんだかんだと頂く毛糸が増えてるからねえ。それも大量に。それに、一応買わ
ないつもりでいるはずの毛糸を何故か買ってしまっているしなあ。消費が流入量に追いついていないっ
てことなんだろうな。

2006年7月10日

この間から家の中を片付けるたびに、色んな物がくたびれてきている感じがします。どれもこれも使え
ないわけではないのです。何となくみすぼらしくなったり、洗ってもしゃっきりしなくなってきている
だけなんです。そろそろ取替え時かなと思うものもあれば、まだまだ頑張ってもらわねばと思うものも
あります。
こういう何となくみすぼらしくなったものの取替え時や処分って、中々見極めが難しい。特にわたしの
ようなもったいながりは、いつまでも踏ん切りがつかなくて困ってしまいます。電化製品の様に動かな
くなって使えないとか本来の機能を果たさないとか、はっきりそれとわかる様相を呈してくれれば、さ
っさと買い換えたり処分したり出来るのですが、まだ使えるんだけどちょっとくたびれた感じなんだよ
ねというのが一番処分に困ります。
目下、最も迷っているのは布物。大はカーテンから小は枕カバーの類まで、何だか目に付いて仕方がな
いのです。どれもこれも使えないと言うわけではありません。破れかかってるわけでもないのです。で
もね、なんだかしゃっきりしないのです。
きっかけはクッションカバーでした。夏支度をするに当ってまずはカバー類からとクッションカバーを
取り替えました。外したカバーを洗って片付けるときこれいつ縫ったっけと思ったのです。考えてみた
らかなり前の話です。他のカバー類も同じ様にかなり以前のもの。そろそろ取替え時なのかなあと思う
ものの、破れたわけでもなし多少色褪せたかな程度なのです。
その時は後でもう一度チェックすればいいかとそのまましまいこんだのですが、その直後につれあいが
寝ていてシーツを蹴破ったのもあって、それ以来あれこれどうも気になって仕方がないのです。これま
でなんとも思っていなかったのに、目にするもの全て妙にくたびれてきてるような気がしてならないの
です。
つらつら考えてみると、ここ何年も新調していないものは結構あります。特に飽きたり嫌になったりし
ない限り、何でも繕いながら擦り切れるまで使うのが当たり前でずっと来てるので、新調してないこと
に関してなんとも思っていなかったのですが、今回は妙に気になって仕方がありません。こんなに気に
なるのはこれまでなかったことです。一体どうしてなのでしょうか。
理由はさておき、こんなに気になるのだから、日常使いの布物在庫を全部チェックしようかなあと思い
始めています。頂き物やら前々から使っているものやらであちこちの物入れが満杯状態になりつつある
ので、整理するいい機会かもしれません。
この際だから思い切りよく色んなものを新しくしようかなあ、等という思いも頭をよぎります。さてこ
の結末、いかが相成りますことか。新調したはいいけど処分できない古着の山が高くなった、等という
ことにならないといいなあと思っています。

2006年7月5日

今日は朝から縫い物。と言っても人形の着物。
実は先日のステッチオフ会に、今嵌っていると言う人形を持ってきている人がいた。へーと思いつつ、
興味深々で見せてもらって話し込んでるうちに、妙に着物を縫いたくなってしまったという次第。人形
本体を持っているわけではないから、大体の寸法を手で計って頭に入れてきた。忘れないうちにとしま
いこんである端切れを漁って裁断したものの、縫いかけで放り出してあった。
久々に縫う人形の着物は小さくて可愛い。ちょこちょこ縫ってるうちにすぐ形が出来上がってくる。指
先できせをかけながら縫ってると、母から貰った端切れをやりくりして、妹にせがまれた人形の着物や
布団を縫っていた中学生の頃を思い出す。
いつまでもやることは変わらないんだなあと思ったら、何だか妙におかしくなってしまった。


2006年7月4日

夏が来ているというのに、残り毛糸や頂き物の毛糸で帽子を編んでいる。すべてプレゼントの予定。
特に凝った編み方をするわけでもないし、子供用なので、並太だったら50g巻きの毛糸が一玉あれば
出来上がる。でもこの頃は新しい毛糸だと一玉では足りないことがある。それは一玉の巻きが40gだ
ったり45gだったりするからである。
そんなわけで編物をしながら、売ってる毛糸に45g巻きや40g巻きが出始めたのはいつからなんだ
ろうと、ふと考える。確かに、極細毛糸や夏糸に25g巻きと言うのはあった。でも手紡ぎや余程特殊
な毛糸でない限り、何処のメーカー品を買おうが50gや100g巻きのみだったような気がするのだ
けどなあ。
これまでは、何も考えず毛糸は一玉50gで必要量を計算していた。でもあるとき、毛糸屋さんでふっ
と見たラベルに45g表示を見つけ、それ以来巻きのグラム数を注意するようになった。巻きのグラム
数に気をつけるようになって気がついたのは、新しく発売される毛糸の巻きが段々少なくなることだっ
た。最初は45gが多かったのだけど、この頃は40gが多い。
とはいえどの毛糸も巻きが少なくなったわけではない。昔ながらの枷の糸や、以前から継続して売られ
ているものは相変わらず50g巻きだし、新しく発売される毛糸もメーカーによっては従来どおりの
50g巻きである。
巻きが小さくなって値段が安くなったかと言うと、そうは思えない。どの毛糸も相変わらず結構なお値
段である。これって実質的な値上げじゃないの?メーカーもうまいこと考えたねえと思う。
重さではなくメーター数の方が編物をする際には有効な数字ではあるけれど、必要量をメーター数で書
いてあるものにお目にかかったことはない。そもそも毛糸のメーター数を計るなんて個人でやろうと思
ったらとてもじゃないけど出来ない相談。やっぱり重さで計るのが一番簡単。
その重さが実質的に減らされて値段が変わらないとなったら、もう値上げ以外の何物でもない。何だか
なあとちょっとやるせない気分になってくる。
等と言いつつ、残り毛糸や頂き物の毛糸の重さを計って足りるかなあと思案しながら、今日もせっせと
帽子を編んでいる。


2006年7月2日

今日は今年に入ってお仲間に入れてもらった畑の草取り。何人かで広い畑を借りて共同作業で作物を作
ろうと言う魂胆。人数が多ければ、お互い都合のつく時に畑仕事をすればいいからある意味気楽。それ
に、一人だとうんざりするような単調な作業も大勢でわいわい言いながらやってると何時の間にかかな
りの量をこなしている。
この畑、元は荒れ放題で放置されていたものだったらしい。おまけに下が粘土質らしく場所に寄っては
雨が降るとずぶずぶ。日当たりはいいけど風の通り道で土ぼこりが舞い上がる。お世辞にも条件のいい
畑とは言い難い。尤もそのおかげで結構広い土地を格安で貸してもらっているのではあるけど。
今年の収穫第一弾はねぎと大根、菜っ葉類。お次がたまねぎにジャガイモ。そして人参にサラダ菜。ど
れもこれも形は不揃いだけど採りたてをおいしく食すことができる。
ただ、必要な時に必要なだけお店で買うのと違って、毎週少しづつというわけには行かず、採れるとな
ったら一気にどっさり。となると頭がいたいのが保存方法。昔の農家の様にごろごろ転がして置ける土
間があるわけじゃないからそれなりの工夫が必要になってくる。
三週間前はたまねぎであった。休日が作業日と言う俄か農夫の集まりだから雨が降ろうが槍が降ろうが
決めた日に収穫して分配となる。小雨降る中、畑で小山になっている割り当て分のたまねぎを泥々にな
りながら袋に詰めて持ち帰った。泥つきだけどと断って近所にかなりお裾分け。
さて我家用。残りはそのままにしておいたら腐ってしまうので、重ならないように気をつけながら軒下
に広げる。その量たるや半端ではない。雨に濡れてるから広げるのも結構大変な作業。全部広げ終わっ
て、泥にまみれた衣類を洗濯して干したらぐったりしてしまった。
このたまねぎ、ある程度乾いたところで泥をこすり落とし根と茎を切り取って更に乾かす。全体が乾い
たところで通気性の良い入れ物に移して保存。その作業が終わったのが先週の話。
たまねぎが終わってやれやれと思ったら、先週はジャガイモの収穫。去年は出来が悪かったからと今年
は作付面積を増やしたとのこと。それが予想以上の大豊作。本当は地上の茎が枯れるまで放って置くほ
うが美味しいのだけど、例の如く休日農夫なので決めた日に収穫。これまた大きな袋にどっさり持ち帰
る。そして又例の如くご近所へ半ば強制的にお裾分け。
残りは広げて選り分ける。畑で分別する時間なんてないから、いいのも悪いのも、大きいのも小さいの
もごっちゃ混ぜ。掘る時に傷をつけてしまったものと、表面が薄青いものと、きれいなお顔でないもの
を選り出す。これは最優先で食べるもの。放っておいたら腐ったり苦くなったりしてしまう。
残りは大きさ別に分ける。ほんとに小さな小芋、極端に大きいもの、後は適当。これまた風通しの良い
所に広げる。本当は冷暗所が一番なんだけど生憎我家は風通しの良い軒下は日当たりがいい。仕方ない
ので上から光をさえぎるものを被せる。今日見ればどうやらそこそこ乾いた様子。入れ物と置き場所を
考えなければ。
そして今日は間引いた人参。これまたどっさり。まずは例の如くお裾分け。残りは葉っぱと茎を外して
洗ってポリ袋に入れて冷蔵庫へ直行。何とか入ったけど、今回は他に大根やサラダ菜もあったので冷蔵
庫の野菜室はパンク寸前。
間引いただけでこれだけの量なんだから本格的に収穫となったらもっと多いのは容易に想像がつく。今
から対策を考えておかないと又大慌てになってしまう。土をつけたまま転がして置ける場所があれば特
に悩みもしないんだけどなあ。
こういうのをうれしい悲鳴と言うのかな、とふと思う。


indexに戻る