ちくちくの記

2006年: 12月


2006年12月30日

今年も残すところあとわずか。色々あったけどこうやってホームページの更新が出来るのだから、よい年
だったのであろうと思う。
今年は田んぼの藁を使ってしめ飾りらしきものを作ってみた。
まずは藁すべを取る事からはじめる。藁打ち用の砧があるわけではないから、使うのはやや太目の木材の
きれっぱし。とんとんと藁を打っていると、小さな頃を思い出す。
藁細工の上手な隣のおじいちゃんが、とんとんと規則正しく藁を打っている姿を思い出す。やりたくてお
じいちゃんに頼んで砧を貸してもらう。真似して打ってみるけど、砧に振り回されて思うように打つこと
が出来ない。おじいちゃんの使っている砧は結構大きくて重い。つやつやと飴色に光って綺麗な砧。おじ
いちゃんは笑いながら一回り小さな砧を貸してくれる。並んで一緒に砧を打っていると自分も一人前にな
ったような気がしたものだった。
そんなことを思い出しながら砧代わりの木材で藁を打つ。藁すべを取り除きながらもっと打ったほうが良
いかなと思うけど、そこは大雑把な私のこと。適当なところで手を打つことにした。
つれあいに手伝ってもらいながら撚り合わせわっかを作る。藁の中に混じっていた稲穂や紅白の紙、水引
などで飾ったら結構それらしくなって何だか妙にうれしい。要所を針金で括って完成。飾って見たらまあ
そこそこいけるんじゃないのと思う。つれあいも、こうやって飾るのが一番って気がする、という。
考えたら、しめ飾りの発端は神に感謝をするために自分達でこしらえたもの。原点に返ったってことなの
かもね、と自画自賛。せっかくなので写真にとって12月の完成品のところに載せてしまった。


2006年12月19日

このところ行事続きで出歩くことが多いし帰宅も遅い。その結果家の中は散らかり放題、手仕事は遅々と
して進まず。あちこちに山成す片付けなきゃいけないものの多さに呆れてしまう。点在するやりかけ手仕
事の籠を見ながら、靴下一足編むのに何日掛かってんだかと余りののろさに自分で突っ込みを入れる始末。
そんな中、本を読むペースだけは変わらない。積みあがっている未読本が順調に消化されていく。それは
いいのだけれど、問題は読了本。本棚の空きはほとんど無いに等しくなりつつあるし、本棚増設のスペー
スも無い。というかこれ以上本棚を増やして部屋を狭くしたくない。春に本棚を整理したはずなのにと思
うけれど、並びを替えただけで数を減らしてないのだから溢れても当たり前か。
さてどうしたものかと思案している間にも、本棚からあふれた本の山はじわりじわりと高くなる。一冊は
それほど分厚くないから読了本の山に追加しても大して増えた気がしないのだけど、まじまじと眺めてみ
ると結構な量。やっぱり、思い切って処分するしかないのかなあ。本は捨てたくないし、手元に置いてお
きたいんだけどなあ。ああ、書庫が欲しい。自分の好きな本だけが入った書架が立ち並ぶ一角でお気に入
りの椅子に掛けて日々本の虫になりたい。


2006年12月18日

昨日は餅つきでした。自分たちが作ったお米での餅つきです。たった二回しか顔出ししていない田んぼな
のにいいのかなあとの思いと、餅つきなんて久しぶりだし楽しみだなあとの思いが半々の参加でしたが、
始まってみたらそんなことはどこへやらでとっても楽しい時間でした。
場所は田んぼを貸して下さってるお家のすぐ隣の空き地。場所はもちろんのこと、臼杵は言うに及ばず、
蒸篭からかまどまで必要な道具一式を全部貸していただいての餅つきです。一人二人を除いて餅つきをす
るのは初めてだという人ばかり。最初は火焚き婆をしてちょこっとお手伝いのつもりだったのですが、気
がつけばあれこれ口出しして殆ど仕切ってしまった形になってしまいました。
とは言っても十数年ぶりの餅つき。手返しのタイミングはどうかなあと思いつつ始めたのですが、そこは
不思議なもので体のほうが勝手に動いて自分でもびっくりでした。つれあいもそういえばこうだったなあ
と言いながら最初のこじりを慣れた感じでやってるし、何事も経験しておくのは大切なんだなあと改めて
思った次第。
餅つきは初めてという人が大半とはいえ、15臼も搗くと流石に皆慣れてきて、手順も良くなりました。
全員がやってみたいこと、すなわち杵を持ったり手返しをしたり、をやってみて、写真を撮ったり、野次
馬がうるさかったりと、それはそれは賑やか。搗くのも段々ぺったんぺったんと気持ちよくリズミカルに
なって、和やかなうちに全部搗き終わりました。
心配したお天気も、薄曇りから快晴となり何をやってもいい気持ちです。そんな中で、畑の野菜で作った
豚汁に、思い思いに持ち寄った自作の漬物や飲み物、そして搗きたてのお餅をほうばってると、何とまあ
贅沢なことよとの思いがよぎります。何よりもお餅の滑らかなこと。出来がいいと言われたもち米だった
からなのか、搗き立てだったからなのか、自分たちが労力をかけたからなのか定かではないのですが、よ
く伸びて滑らかでいいお味のお餅でした。
場所や道具を提供してくださった地主さんには言うまでも無く、途中でその場に来合わせた人達にもご相
伴頂いて、皆で楽しさを分かち合いました。お世辞交じりかもしれないけれど、どの人にも評判がよくっ
て、皆で気をよくしてしまいました。
その場で食べるために丸めたもの以外は伸し餅にして各人がお持ち帰りです。丸めたものも食べきれず、
黄な粉もちにしておみやげ。更に帰りには畑で野菜を調達して、お土産一杯の餅つきでした。
来年は、作付面積を増やそうか等の話も出ています。大勢で楽しみながらやってるから、大変になるとわ
かっている面積を増やすことにも抵抗が無いのでしょうね。うまい具合に近くの田んぼを借りることが出
来ればいいのですが、どうなりますことか。


2006年12月13日

このところ、頂き物の半端毛糸を組み合わせて帽子や靴下、セーターを編んでいます。何人もの方々から
頂いた毛糸なので、色も材質も様々です。それにしても良くこれだけ種類があるのねえ、と感心するほど
様々で、同じものは殆どありません。たまに同じメーカーの同じシリーズの毛糸があったりするのですが、
それも同じ色というのは今のところお目にかかっていません。おかげで、自分だったら選ばないような色
や材質の毛糸も結構あって、楽しみながら組み合わせる毛糸を選んでいます。
そうやって色んな人達が選んだ毛糸が縁あって我が家へ集まり、わたしが思いつきで選んで組み合わせて
形になる。そのまましまいこまれていたら絶対出会わなかったであろう毛糸同士が組み合わさって形にな
る。何だか不思議な気がします。
だって、毛糸を下さった方々は年齢も様々ならば住まいもばらばら。遠く離れたいくつかの県にまたがっ
てお住まいなのです。わたしがお知り合いになったきっかけもそれぞれ全く違う人達なのです。それが、
毛糸を通してわたしの中では縁がある人達になる。何だか不思議な気がします。
そうやって頂いた毛糸で編んだ帽子やセーターのいくつかは縁あって海外の子供たちのところへ貰われて
いきました。気に入ってもらえればいいな、サイズが合えばいいなと思います。頂いた毛糸はまだまだど
っさりあるのでこれからも暇を見つけてぼちぼち編んでいこうと思っています。
そんなことを考えていたら、一本の糸が思いもかけないあちこちの人をつないでくれるような気がしてな
んだかほわっと暖かくなりました。


2006年12月12日

今日は漢字の日だそうです。毎年この日にその年を表す漢字が発表されるんだそうです。その年を表す漢
字が毎年発表されるのは知っていましたが、発表される日が決まってるとはとんと知りませんでした。さ
て来年までこのことを覚えていられるでしょうか。
等と言うことはさておき、この頃漢字が書けなくなりました。読む方は辛うじて何とかできるようですが、
書きなさいと言われるとちょっとねえ。字形は薄ぼんやり浮かぶけど果してこれで合ってるであろうかと
自信のないことと言ったら自分でも呆れるほどです。
つい最近、漢字検定のテキストを見せてもらったのですが、読むのは大体できるけど書くほうがさっぱり
です。文章を物するのはキーボードを叩いてのことの方が多く、筆記具を使って字を書いてと言うのが減
っていることもあって、字そのものもかな釘流になりつつあります。
強制的に書くようにしないと、益々漢字が書けなくなるし、字もかな釘流になってしまうんじゃないかな
あと少々心配になってきました。強制的に漢字を書くためにも、もう何年もしまいこんだままの硯と筆を
引っ張り出してお習字を再開したほうがいいのかなあ、等とも思います。
こんなことを書いていたら、墨のにおいが懐かしくなってきました。大層なものを書かなくとも手が届く
ところに道具が出ていたら少しは墨でも摺っての気になるかもしれません。今度の休みに少し引っ張り出
してみようかなあ。

編み物は順調に進行中です。今のところ新しい毛糸に手を出すことも無く、編みかけを進めています。多
分、靴下が今日中には出来上がることでしょう。
次は超々長靴下でしょうか。これは糸が足りないのが目に見えてるのでどんな糸を足すか、悩んでます。
一応毛糸在庫をひっくり返しこれかなと思う糸は引っ張り出してあるのですが、どうやって色を切り替え
たものか考えがまとまりません。待ってくれている人がいるのでさっさと仕上げたいのですけどねえ。
セーターは袋に突っ込んだままだったのをやっと引っ張り出しました。編み針やら模様編みのメモを探し
だすのが次の作業です。長靴下を編んでる間に準備が整えばいいんですけどねえ。
実を言うと、もう何足か靴下を編みたいのです。凝った編み方をするでも無し、実用一点張りの無骨な靴
下ですが、欲しいと言ってくださる方が何人かいて、待ち行列ができています。足が冷えてと電話の向こ
うで言っていた寒がりの友達にも送ってあげたいのです。出来れば年内に進呈したいなあと思っています。
でも、そちらをはじめるとセーター編みが止まってしまいます。どちらを優先するか、悩ましいところで
す。


2006年12月11日

週末にセーターが出来上がったので帽子と一緒に宅急便で送りました。どんな子供たちが使ってくれるの
でしょうか。気に入ってもらえればいいんだけどなあ。毎回送るたびにそんなことを思います。
全部集めてみたら結構な量だったので、送る前に全部の重さを量ってみました。1400グラムでした。
セーターも帽子も手元にあった半端糸を使ったのでそんなに大量の毛糸を使った気がしていなかったので
すが、改めてちりも積もれば山なのねえと妙な感心の仕方をしてしまいました。もっとも、毛糸入れは相
変わらずぎっちり詰まった状態なので、使って減った感じがしないのも無理ないことなのですが。
余りに毛糸が減った気がしないので、今年に入ってどれだけ編んだのかなあと頭の中で数えてみました。
ベストが二枚、セーターが三枚、帽子が20個、長短取り混ぜて靴下を18足、マフラー1本、アクリル
タワシを50枚以上、巾着やメジャーカバーなどの小物を十数個。どう考えても4キロ以上の毛糸を消費
したはずなのに、何で毛糸が減った気がしないのでしょうか。むしろ逆に増えているような気がしないで
もありません。
まあねえ、新たに自分で買った毛糸も頂いた毛糸も結構あるにはあるのです。自分で買ったのは1キロ。
頂いたのはぎゅうづめでみかん箱一杯。うーん、ひょっとしたら自分で買ったのも頂いたのも含めて、入
ってきた毛糸は4キロ近くあったのかもしれないという気がしてきました。それだったら減った気がしな
いのも当たり前です。
使っても減った気がしないのだから、毛糸を買うのをしばらくやめようかなあ。などと思わなくも無いの
ですが、現物を目の前にするとついふらふらと抱え込んでしまいます。目にしなければ買うこともないの
だからと思うのだけれど、しょっちゅう行く本屋さんの隣に毛糸屋さんがあって、つい目はそちらへ向い
てしまうのが現実。その上、結構私好みの糸が置いてあって、廃盤糸は破格値がついていたりするので、
シーズンには素通りするのが中々困難。この冬は買わないぞ、と思っているのですが果してどうなること
やら。
まあそんなことはさておき、年内には編みかけを全部完成させたいと思っています。目下完成させる予定
の編み物は、超々長靴下、普通の靴下、それにセーター。よそ見をしないで完成させることに専念すれば
間違いなく仕上がる量です。でもねえ、次の新作のための毛糸も既に準備済みで編みかけの横に鎮座まし
ましています。頭の中ではどんな形にするか様々な思いが渦巻いています。それに、他にも編みたいと思
ってるものが幾つかあって、こちらも手持ちの毛糸を物色し始めていたりします。さてさて結末やいかに、
というところでしょうかねえ。

この頃、本屋さんで毛糸の小物やモチーフ編みの本を数々見かけます。それに毛糸屋さんで毛糸を物色し
ている人が増えた気がします。百円ショップの毛糸コーナーも心持大きくなった気がします。ひょっとし
たら、編み物が流行りなのでしょうか?
そういえば近所の幼稚園に通う女の子が指編みマフラーを何本も編んだって言ってましたっけ。子供に編
み物教えてって急に言われて面食らったって言う話も聞きました。この間は編みかけと思しき編み針の玉
と毛糸が見えるバッグを下げてる女の子を電車の中で見かけました。楽しそうに編み物に勤しんでいる、
そんな姿を見聞きすると何だかうれしくなってしまいます。どんな形であれ、自分で編んで使う楽しさや
うれしさを知ってもらえたらいいなあという気がします。
ただ、もう少し毛糸が廉価で手に入れられればいいのにと思います。編み物を始めたばかりの人達が一様
に言うのが、編み物は楽しいしやりたいんだけど毛糸が高くってと言う言葉。確かに高いなあと思う毛糸
が多い気がします。もう少し手に入れやすいお値段だったら、もっと編み物する人が増えそうな気がする
のだけど、これは素人考えなのでしょうか。


2006年12月8日

表紙と書評だけを見て買うか買わまいかを迷っていた編み物の本を見せてもらった。中を見るとやっぱ
りいいなあと思う。で、すっかりその気になって、その日のうちにネットの本屋さんで注文した。それ
が夜の10時前。
程なくお返事メールが来たので読んでみると、本日中に発送、明日配送予定と書いてある。明日配送?
ほんと?と思いながら思わず時計を見てしまう。幾らなんでも明日配送は無理なんじゃないのと半信半
疑であった。
そして翌日。夕方家に帰り着いたら宅急便の不在通知。差出人を見れば本を注文したところ。あらら、
メールに書いてあったとおりだわ、とびっくりして再配達をお願いする。程なくして配送の人が荷物を
届けてくれた。で、時計を見たら8時前。注文してから24時間経っていない。あまりの速さに唖然と
してしまった。
これまでだと、朝頼むと翌日ということはあったけど、夜頼んだら幾ら在庫ありでも精々早くて翌々日
配送。なのに今回はこの速さ。なんで?と頭の中は疑問符だらけ。早いのはありがたいけど、現場の人
はタイムスケジュールがびっちりでしんどい思いをしてなければいいんだけど。そんなことを思ってし
まった。
それにしても、これからもずっとこの調子で速いのであろうか。


2006年12月5日

年に2回のお楽しみのステッチオフに行ってきた。このところばたばたと忙しかったせいか、ぼんやり
していて乗換駅を乗り過ごしてしまう。慌てて戻ったのに下車駅を二度も間違え、会場には予定よりも
一時間近く遅れての到着となってしまった。
今回も、久々にお会いする方々、始めましての方々と大勢の人で賑わっている。それ以上に賑やかなの
はテーブルの上に所狭しと並べられた作品の数々。今回は結構精力的に刺したつもりだったけど、並べ
られているものを見るとあら少ないと感じてしまう。
相変わらず細かくてきれいなものが多い。一つ一つ丁寧に見ながら、うーん、これだけ細かいのは私に
は無理!とかこの程度なら何とかなるかなあなどと独り言。そして、気に入った図案や仕立て方を見つ
けてひたすら見入ってしまう。どれもこれも、実物で見るのは画像で見るのとは違った迫力があって、
すごいなあとひたすら感心。
今回の一番お気に入りはフレメのベルプル。図案が好きな動物柄と言うのもあるのだけれど、全体的に
ホワンとした感じで、刺してみたいなあと思う。そして、自分も持っているキットが形になっているの
を見て、別に早く刺しなさいと言われてるわけでもないのに、私も刺さなくてはと何だか妙に急いた気
持ちになってしまう。
気になったのが42カウントのリネンに刺してあったもの。その細かさもさることながら図案の選び方
が独特。その人の個性なのだろうなあ。糸2本で刺すより1本で刺すほうがストレスが少ないから、細
かくても楽でした、とは作者の弁。うん確かにそうかもしれない。四の五の言ってないでわたしも一歩
踏み出してみようかな、と思わせる言葉であった。まあそうは思っても実際刺すかどうかはまた別の話
なのだけど。
実を言うと、ステッチ会でハイレベルの作品を見せてもらうと自分も精進せねばと思う。だけど、根が
大雑把なせいかいつの間にかそんな気持ちはどこへやら。気がつけば精進のかけらもない。さて今回の
刺激はどう働くのかな。
他にも編み物のバッグや編み猫、お人形にキルト、プチポアンと多種多彩。会場の中を何度ぐるぐる見
て回っても飽きない。それにしても皆様多才だなあと改めて思う。
とにかくあっという間の数時間であった。
いつもだと興奮冷めやらぬまま早速お店へ寄ってあれこれ物色したりするのだけれど、今回はさっさと
帰宅。ネットのお店を徘徊して気がついたらクーリックも何故かしないで済んでしまった。少しは大人
になったのかなあ。まあねえ、家に広がる在庫の海に溺れる前に少し減らさないとねえ。

気になったものの一部。本当はもっと一杯あるのだけれど、画像処理が追いついてません。

       


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