ちくちくの記
2007年: 1月
2007年1月22日 我が家では着なくなった衣類は、そのまま処分とはならない。物によっては何かを作るときの材料にな ったり、細々した部品をはずして取って置いたりする。すぐ処理できるものはその場で始末するのだけ れど、時間が無かったり、付属品をはずすのが手間だったりすると「後で始末」の箱に入ることになる。 その「後で始末」の箱が山盛り状態になり、更に新たな籠も登場して場所ふさぎになってきた。考えた ら、去年の春に少し整理した程度で、後は積みあがるのみだったし、秋の衣更えのときにこの際だから と結構色々思い切ったから、溢れ返るのも無理は無い。 と言っても、ウエスにするものや雑巾にするもの、そのままゴミ箱行きにしていいものやリサイクルに 出してしまうもの等はその場でさっさと処理している。要は始末するにも少し手をかけないといけない ものばかりが残っている。 そんな中に自分の着ていたシャツ類が結構ある。わたしは化繊が苦手なのでシャツ類は綿製品が殆ど。 素材が同じなんだから、何枚か集まったらちょっといたずらしてみようかなと思って、これまで処分し ないで溜め込んできた。そろそろいたずらできるほど溜まったかなと引っ張り出してみたら、溜まって いる古着の半分近くがわたしの着古したシャツ類であった。 これだけ溜まればいたずらするのに量的には大丈夫であろうと引っ張り出してみたものの、適当に突っ 込んであるからかなりくしゃくしゃ。一度全部洗いなおしたほうが良さそうである。そこで全部洗濯、 と言っても水洗いだけであるが、と相成った。水洗いだけだから軽い軽いと思ったのが甘かった。洗う のは洗濯機だから確かに早かったけど、干すのに手間取ってしまう。それでもまあ何とか全部干し終わ りやれやれ。乾いたものを取り込んで籠に放り込んでおいた。 そして昨日、いつまでもこうしておくわけにも行かないなあと解体作業を始めた。体型が変わって着ら れなくなったとか、買っては見たものの何となく気に入らなくて着なくなったもの以外は、どのシャツ もここまで着込んだら文句は無いだろうなと思うまで着つぶしたものばかり。果して目論見どおりのい たずらが可能であろうかとの疑問が無きにしも非ずだけれど、やってみなければわからないからと黙々 とほどく。 同じようなシャツだけどそれなりに個性がある。襟が擦り切れるまで着ても型崩れしなかったものはほ どくのにも手間がかかる。ちょっとしか着なかったのに何となくくたびれた感じになってしまって着る 気にならなくなったものは縫い目が少々ゆがんでいたり、ほどくのが妙に簡単だったりする。同じよう な厚みに見えたシャツなのに洗いざらしになってみたら妙に布が薄くなっているものもあれば、そのま まぴんしゃんとしているものもある。ボタンだって似たような感じなのに、微妙に表情が違う。 等と色々な感想を抱きながら黙々とほどく。久々の作業のせいか、一枚ほどくのに思った以上に時間が かかる。ほどいたらアイロンかけて、色合わせをして、と後のいたずらを考えて気が急くのだけれど中 々進まない。今のペースだとほどくだけで一週間くらいかかるかもしれない。 それでもまあ、わたしのシャツは身の振り方が決まったから良しとしよう。けれど、他の古着は箱に入 ったまま。頭の中では様々な思いが渦巻いているのだけれど、体はひとつ、手は二本。幾ら良いアイデ ィアがあっても、同時処理は出来ない。さてどうしたものであろうか。 次の古着が積み重なる前に、「後で始末」の箱の中身を一度空にしたいのだけどねえ。
2007年1月17日 暇々にぼちぼちと編んでいる靴下。進呈しようと思っていた人には大体あげたし、在庫はまだあるし、 編んでも使わなかったら意味が無いからしばらく編むのをやめておこうかなと思っていた。そんな矢先、 つれあいの履いている靴下を見たらかかとに穴。そういえばつれあい用にはここ何年も編んでいない。 では次につれあい用を編んで靴下編みはしばし中止と何となく思っていた。 そして、さてどれにしようかと半端毛糸を物色していたら、ひとり進呈するのを忘れていたことを思い 出す。在庫の靴下は彼女にはちょっと小さい。ではと二足分の毛糸を引っ張り出して編み始めたら、わ たしも欲しいと言う人が現れた。サイズを聞いたらこれまた在庫の靴下では小さすぎる。気長に待つ気 があってお任せでよければ編んだげるよというわたしに、それでも良いからと言うので編むことにした。 編みながら、そういえばこの頃編んでる靴下って大きいなあと思う。大きいと言ってもわたしと比べた らの話で、世間一般では普通サイズかやや大き目。それでもこの人がこれだけのサイズなの?とびっく りすることが多い。 考えたら、靴下の進呈先はこれまではお年寄りが大半で、割合小柄な人が多い。この頃靴下を欲しいと 言う人は皆結構若いし、背の高い人が多い。そうか、体格が違うのだから足の大きさも違うわけだ、と ようやく思い至る。靴売り場に並んでる靴のサイズに大きいものが増えたなあとは思っていたけど、靴 下のサイズにまでは気が回らなかった。どうやら、これから編み溜めておくものは少し大き目にしてお いたほうが良さそうな気がする。そして大き目の靴下在庫はゼロ。 そんなわけで、しばし中止と思っていた靴下編みだけど、休むことなくぼちぼち続けることにした。何 しろ、靴下編みは気分転換にもってこいだし、毛糸の在庫は減るし、期限があるわけじゃないから思い つくまま気の向くままで、わたしには格好の手仕事。やらない手は無い。 それにしても編んだ端から羽が生えて飛んでいくのだから、世の中足が冷える人って多いのかなあ。そ して、進呈した人に感想を聞くと、異口同音に返ってくるのが「一度履いたら手放せない。」の言葉。 どの人も間違いなく同じ事をいう。何だか不思議。
2007年1月16日 この冬は暖かいと言っていたけれど、年が明けてみたら冬型の気圧配置で寒い日が続く。慌てて長いコ ートや厚手のコートを引っ張り出したけれど、何だかあまり着たくない。この頃はどこへ行っても暖房 が効いているので、脱いだり着たりの回数が多くて、長いコートや厚手のコートは何となく邪魔っ気。 かと言ってコートを着なければ着ないで寒いし、他のコートは割合薄手だし、さてどうしたものかと思 っていた。 そんな折、いつもの如く食料の買出しに出かけた先で一枚のハーフコートを見つけた。余分な切り替え も飾りも一切排除したシンプルなもの。色がちょっと地味かなあと思ったけれど妙に気になる。物は試 しで羽織ってみたらサイズはどんぴしゃで着心地も悪くない。おまけにとっても軽い。あまりに軽いの でまた合繊なのかなあと表示を見ると100%ウールマーク。 手持ちのハーフコートよりは厚手だし、これだけぴったりサイズには中々お目にかかれないからと、色 が地味なのには目をつむってさっさと購入してしまった。羽織ってみて購入を決めるまでに10分もか かっていない。余りの早業に一緒にいたつれあいは口あんぐり。まあねえ、この頃は皆様細くて背が高 いから大抵はどこかここか不満が残って買うのを見送ることが大半で、今回のようなことは殆ど無い。 自分でも驚くくらいの早業だったのだから、つれあいが口あんぐりになるのは無理ないこと。 衣更えのときに何枚もあるコートを見て、しばらくコート類は買わないで置こうと思っていたのに、そ んなこと頭の隅にも浮かばないうちに買ってしまったこのコート。しっかり活躍してもらわねば。
2007年1月11日 年が変わったので手仕事の予定一覧を新しくした。この一覧は作ってみたいなと思うものと作る予定の ものをExcel表にして、出来たものから順に見え消し線で印をつけていくもの。長期間熟成中のも の(と言うよりもやりかけで放ってあるもの)も、現在進行形のものも全部載せてある。要は物忘れ防 止の備忘録。 で、一覧表を新しくしたついでに、去年の分をじっくり眺めてみた。 年初めに結構やる気だった縫い物は、必要に迫られていたもの以外、大した進展なし。それでもまあ宿 題事項だったスカートを仕上げただけ良しとしよう。 縫い物以上に進んでいないのがつづくろい。ここ数年の宿題であったおばあさんの花園キルトが出来上 がったら急にペースダウン。年が明ける前に仕上げるつもりだったスクラップキルトのピースワークも 途中でぴったり止まったまま。小物も全く作成せず。それでもまあ、おばあさんの花園キルトが出来上 がったのだからまずまずと言ってもいいのかも。 袋や雑巾などの細々としたものは相変わらずのペース。そこそこ作っていたような気配。殆ど手元に残 っていないので沢山作った感じはしないのだけど、数えてみたら結構作っていたようである。 ステッチはまずまず。進度は夏に入って急に加速。小さいものが主ではあるけど夏以降は一ヶ月一作ペ ース。キットもいくつか消費したし、仕立てもそこそこで、自分でも信じられないくらい。もっとも、 これまでの自分らしからぬそのペースに惑わされて、買い込んだキットやチャートや材料がかなりの量 というおまけつき。更に、刺しあがったものも結構多いけどやりかけもいつに無く沢山残ってしまった。 編み物は予想外の量であった。セーター3枚、ベスト2枚、帽子20個、マフラー2本、靴下20足、 アクリルタワシ65枚、超長靴下1足。他にも巾着、メジャーカバー、レース編みドイリーと書き出し てみて自分でもびっくり。毛糸が減ってる感じがしないので大して編んでいないと思っていたから、驚 きは尚更である。 使用した毛糸量をざざっと見積もったら少なくとも5キロ以上。50グラム玉10個入りのパックを10 個以上である。本当にそんなに沢山の毛糸を消費したのだろうか?と半信半疑。だって、どの毛糸入れ も、ぎゅうづめ状態は多少改善されたけれど満杯であることに変わりは無い。うーん、わたしは自分で 思ってる以上の毛糸を抱えているってことなのか。 とまあ思いがけない発見やら驚きのある記録であった。さてさて、一年後の今頃はどんな感想を抱くの であろうか。 落ち葉掃きをしていたら、あれ素敵ですねえと近所の方に声を掛けられる。うん?と思ったらベランダ に干してあったおばあさんの花園キルトのことだった。お天気が良いからたまにはとベランダの手すり に干したことを忘れていた。 ほめられて悪い気がするわけがない。それがきっかけでしばらく手仕事談義。もう一枚干してあったバ ラの花のパターンキルトの材料が裁ち落しと古ワイシャツだとねたばらしをしたら、あんなふうに生か せるのなら端切れを処分するんじゃなかったなあと言われるので、思わず差し上げましょうか?と言っ てしまう。いやいや端切れは処分したけど大きい布は結構あるのよとの返事に二人で笑ってしまう。 聞けば、だんな様の離島での勤務についていったときに暇を持て余していたら、編み物や縫い物の得意 な人がいて色々教えてもらってやっていたのだとか。特に編み物はかなり嵌って何枚もセーターを編ん だとのこと。そのときの名残で毛糸も布も結構在庫があるのだそうな。 ぼーっとしてるのつまらないからまた手仕事を始めようかなあと言われるので、やろうやろうとけしか けてしまう。でもねえ編み物するって言っても半端毛糸ばっかりだしとの言葉に、モチーフつなぎもあ るし、帽子や靴下だったら少しの毛糸でも大丈夫だし、編み込みって手もあるしと畳み掛けるように言 うと、そういう手もあるわねえとかなり乗り気。 キルトの方も型紙のことやピースの大きさのことなどを熱心に訊かれる。特に、古ワイシャツで作った ヨーヨーキルトに興味津々の様子。どうやらだんな様の着なくなったワイシャツが結構溜まっている気 配。 帰ったら引っ張り出してやってみようかな、の言葉を残して手仕事談義は終了。さてあれから彼女はど うしたであろうか。材料引っ張り出したのかなあ。今度会ったら聞いてみよう。 それにしても、何気なく干したものからこんなに話が弾むとは。何がきっかけになるかわからないもの である。
2007年1月7日 朝から雨の土曜日。色々予定はあったのだけど、のどの調子がよくないのでおうちっ子。朝一番で宅急 便を出してちょっと食材を買い足して帰った後は、一歩も外へ出ないで過ごしてしまった。 居間のあちこちに広がった雑誌や本を全部集めて整理する。この頃めがねが必要になったのもあって、 読み止しで放ってある本の多いこと。積み上げた中に埋まっていたコミック本を何冊か読み終え、雑誌 をぱらぱらと拾い読み。久々にのんびりと拾い読みをしたら妙に満足。本棚にしまうものとして積み上 げた雑誌や本があまりに多いのでものさしで高さを測ってみたら実に47センチ。よくまあこれだけ積 み上げたものだ。 その後は、年明けから新しく編み始めたセーターに頭で考えていた模様を入れてみる。15センチほど 編んでみたけれど、入れた模様が気に入らない。身幅も2センチほど予定より狭いので潔くほどいてし まう。さてではどんな模様にしたらよいかなと模様編みの本をぱらぱら開いて見るけれど、中々意に沿 う模様が見つからない。結局決まらないまま毛糸は玉になって籠の中。 後はテレビの前に陣取って紙の整理。毎回なんでこんなに沢山の紙があるのかと思う。それもそのまま 捨ててしまうにはあまりに惜しい紙ばかり。一時期鳴りを潜めたかに見えていた包装やチラシが、また も復活している感がある。 そんな紙を使ってちょっといたずら。いいとこ取りで作る封筒。テープの後や賞味期限のシール部分、 しわしわの端っこや折り目などを避けようとすると、かなり大きな紙でも一枚か二枚の封筒が出来るだ け。残りの大量の端っこは折り紙サイズに切り揃える。こんなの百円ショップ行けば簡単に手に入るよ なあと思いつつ、それでも作る手は止まらない。 で、出来たのがこれ。作った折り紙はちょっとしたいたずらに使う予定なのだけれど、いつできあがる のかなあ。![]()
2007年1月4日 もちを切るときに出来たまめがやっと直りました。 今年のお正月は、皆で作った田んぼのもち米を使って臼で搗いた伸し餅。伸し餅を切るなんて何年振り かなあなどと思いつつ切っていたら、手にあて布をするのを忘れてまめが出来てしまいました。まった くどじなことです。寒い部屋で何枚も大きな伸し餅を切っていたときには、餅切りでまめなんてこしら えたことなかったのにと思ったらおかしくなって一人でくすくすと笑ってしまいました。 今年は、身欠きにしんを手に入れることが出来たので、昆布巻きも自家製。市販のものより薄味にする のであっという間に売り切れ状態。もう少し作ればよかったかなあと思うことしきり。 我が家は御節ではなく、晦日の晩にご馳走です。中身は世の中で御節と言われているものが大半。少し 違うのは鰤を食べること。運送手段があまりなかった小さい頃は塩漬けの鰤でしたが、いつの頃からか 生の鰤になりました。お正月は雑煮以外は晦日の残りを食べます。小さい頃からの習慣で、お重に詰め た御節は作ったことがありません。 以前、子供に「うちは御節ってないの?」と聞かれて、はたと困ってしまいました。「暮れに作るご馳 走をお重に詰めたのが御節だと思うけど、わたしも御節として作ったことないからねえ。」と言ったら 「そうか。ふーん。」とあっさり引き下がったので相変わらず晦日の晩にご馳走です。 その晦日の晩のご馳走も、以前ほど量を作らなくなったのでほぼ食べ尽くし、今日から通常の食事です。 手のまめが治ると同時に三が日が開けたって感じでしょうか。 今年は、どこへ出かけるでもなく、おうちっ子の年末年始です。この一週間、出かけたのは暮れの買い 物と箱根駅伝の応援だけ。後はおさんどん。そして、ステッチとテレビ三昧。さぞかしステッチが進む であろうと思ったのですが、思ったほどでもありません。 そんなわたしとは裏腹に、つれあいと子供は行動的。子供のほうは、昨日朝早くから仲良しの従兄弟と TDLへ行ってきた様です。今日は今日とても二人でダリ展を見に東京まで出かけて行きました。私も 少し動かないといけないかもしれませんねえ。 そうそう、昨日のTDLのお土産。あまりに可愛いのでぱちり。![]()
2007年1月2日 ばたばたと過ごしているうちに気がつけば年明け二日目。また例年のごとく年明け早々から駅伝三昧の お正月。ついさっき、沿道に出て走ってる選手を応援してきたところ。 毎度思うことだけど、走ってる姿を見るだけなのに、なぜこんなにすがすがしい気持ちになるのであろ うか。余分なものは何もない、ただひたすら自分の体のみが頼りの姿だからなのだろうか。今年は、我 が家と同じ苗字の選手が走っていて、その上結構な記録保持者で、名前が連呼されるたびに妙に気合が 入ってしまう。まあ、出身地がつれあいの故郷の近くというのもあるのかもしれないけど、縁戚関係が あるわけでもないのに何故なのだろうな。 そんなことはさておき、子供の「一年の計は元旦にありって言うから自分なりの計画を考えて見るかな あ。」との言葉に自分自身の一年の計は何かなあと考えて見た。 まずは、健康であること。何をするにも健康でなかったら思うように出来ない。 後は、やるべきこと、なすべきことを着実にこなす、ってとこかなあ。 手仕事は、やりかけを減らすのが第一。散らかってるものを片付けながらやりかけの多さに自分でも呆 れるくらいなのだから、やりかけ撲滅とは言わないまでも、半分くらいにはしたいなあと思う。そう言 いながら新しいことも始めてしまうに決まっているから、どの程度減るかわからないのだけど、、、。 具体的に何を作るかの計画は、ステッチは大物を最低一枚仕上げる、編み物は自分用のセーターを一枚 編む、つづくろいはスクラップキルトを仕上げる、と言うところかなあ。他にも色々あるけれど、あま り欲張らないで着実に仕上げていきたい。 なんて書いて読み返してみると、これって毎年思ってることと大して代わり映えがしないような気もす る。まあ何はともあれ、思いつくまま気の向くまま、ストレスにならない程度に手を動かして行きたい。 そんなことを思う。