


<蟇目鏑>
◆ 的立役(まとたてやく)
射手と共に中心となる重要な役。
射手と呼吸を合わせて的革(まとかわ)
に向かって観念を唱え、的革に魔性を
集めて封じる。
射手の放った矢を矢拾から受け、捧持
して戻る。
◆ 矢 拾(やひろい)
放たれた矢を拾い的立役に渡す。
◆ 蟇目射手(ひきめいて)
式法に則り魔性退散の蟇目鏑矢を射
放つ。
小笠原流歩射の上位認許者で、宗家
から許された者のみが執り行える。
◆ 手明介添(てあきかいぞえ)
射手の介添として、射手の弓と矢を捧持し、射手が鞢(ゆがけ)を着用すると
弓と矢を渡して畳紙(たとうし)、中啓(ちゅうけい;扇子の一種)を預かる。
射手が式退所に進むと所定の位置に着き、両手指建礼にて控える。
式が終わると再び弓矢を預かり、畳紙と中啓を射手に渡す。
◆ 替弓持(かえゆみもち)
射手の替弓を捧持する。
◆ 太刀持(たちもち)
射手の太刀を捧持する。
控えているときは太刀を右脇に抱い込むが、射手が式退所に進むと手明介添、
替弓持と共に所定の位置に着き、射手が引き終わって自席に下がるまで、右手
で太刀を胸高の位置で水平に保つ。本身の太刀が下がらないように保持するの
には修練を要する。