SEIKO LOAD MARVEL 36000


初出2006年3月19日






SEIKO LORD MARVEL 36000 (2006.01.18入手)

 セイコー ロードマーベル36000 (LM36) です。名の通り、36000ビート/時。つまり、10ビート/秒(ムーブメントは5740C)のハイビートです。グランドセイコー、キングセイコーに比べると知名度は低いようですが、10ビートが一本欲しかったのと、ケースと文字盤のデザインが気に入ったので入手しました。
 裏蓋に5N2589とありますから、1975年11月製と思われます。10ビートだけあって、秒針の動きがスムーズです。音を聞くと、せわしない感じ。絹目全数字の文字盤は良いと思ったのですが、見慣れるとオモチャっぽい感じもする今日この頃です。

 時計バンドは、撮影用です。実は、この時計バンドは、カミーユフォルネ製。(カミーユフォルネでは、Watch Strap と呼ぶようです。)ミシシッピ・アリゲーターのダークブラウン・マットです。伊勢丹新宿店メンズ館カミーユフォルネジャポン直営店で購入しました。いい色で非常に気に入っています。竹斑で手縫い。手縫いの縫い目は、非常に味わいがあります。アビエシステムという、ばね棒はずし不要のバンド交換システムは実に便利です。
 また、同時にDバックルも購入。腕時計を付け外しする時に落下しにくいのと、ベルトが傷みにくいというのがメリットですが、このDバックルは慣れないと使いづらいです。カミーユフォルネはフランスのメーカーだそうですが、このDバックルはドイツ製。そのせいかどうかわかりませんが、金具の付け外し非常に硬いのです。何かコツがあるのでしょうが、それはそれは辛いほどです。

 わざわざ新宿まで出かけたのは、広島では購入できなかったからです。あの下村時計店にも在庫はなく、取り寄せとの事。なぜ在庫がないのか?下村時計店の方によると、”カミーユフォルネのベルトは発色は良いが、在庫状態でも数年で色落ちする。すると売り物にならなくなる。常時在庫には数百本は必要で、そのためには5、600万円必要。そのようなリスクはとれない。”のだそうです。また、下村では純正の革ベルトの需要がほとんどで、それ以外の高価なベルトは需要がほとんどない事も原因だそです。まあ、もっともな理由ではあります。

 2006年3月17日に、オーバーホール完了。振るとカタカタと音がして気になるのと日差が安定しないので、オーバーホールをキングセイコーと同じ時計屋さんにお願いしました。オーバーホールから帰ってきて竜頭を巻き上げて見ると、軽くスムーズに巻き上がるようになりました。以前は、ゼンマイの反力が強いので、”これが、10ビートのゼンマイの反力か。さすがに重い。”と勝手に納得していました。キングセイコーは、逆に、オーバーホール後の巻き上げ反力が強くなりました。

 今のところ、日差はほとんどゼロ。平置き状態での計測で、オーバーホール直後なので、もう少し様子をみなければ、はっきりしたことは言えませんけれども、驚きの精度です。理屈はわかりませんが、ハイビートは精度が出しやすいというのは、本当なんでしょうか?


2006年4月2日

 オーバーホール後2週間の日差のグラフです。毎朝7時頃、JST Clock と比較していています。その後、ゼンマイを巻いています。使用状態は、2週間のうち昼間の半分程度が携帯使用、その他は平置きです。平均日差が、4.1秒。標準偏差が、2.4秒。今の所、絶好調と言えます。

 デコボコはあるものの、傾向的には右上がりです。オーバーホール後の油がなじんできたのか、気温の上昇で油の粘度が低下してきたのでしょうか?もしそうなら、今後も次第に進み傾向になるでしょう。

 最近思うことは、革ベルトではそろそろ汗ばむ季節になってきたなあという事です。そろそろ、ブレスレットの時計の季節です。


2006年4月22日

 オーバーホール後2週間は調子が非常に良かったのですが、良く止まるようになりました。オーバーホールをしていただいたところで診てもらうことにしました。
 メールでの連絡では、”ガンギへの注油を忘れ”との事。(^^;)


2006年4月29日

 点検から戻ってきました。中身の話なので、外観は変化なし。(笑)



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