日本画材料

描いているうちに紙が凹凸にならないように仮張り(仮張りは和紙に柿渋をぬったもので、これに和紙を水張りして制作します。仮張りは古くから行われ、和紙を重ねて袋張りして作ってあるために、水張りしても和紙と一緒にたわむので狂いが生じません)してから描きます。
まず、沈糊(小麦粉を原料に作る、市販の糊は防腐剤が入っている為和紙の劣化を生む為に使いません)を水で薄め、描くサイズよりも糊代の分だけ大きめに切った和紙の裏面に刷毛でムラなく水を引きます。1〜2分待って和紙が伸びてきたら糊代の部分に薄めた糊または膠水をぬり、表に返して仮張りに張り、刷毛で中心から外側に向けて中の空気を追い出します。その後、和紙と仮張りの間に小さな紙を一枚はさみ、糊代の部分をへらか爪でおさえて固定してから乾かし、糊がはがれないように紙テープでさらに周囲をとめます。
剥がす時は、間に挟んだ紙の所に、ヘラ等を入れて剥がす、剥がれ難い時は、糊の部分を湿らせる。

水張り1 水張り2 水張り3 水張り4
@沈糊を皿にとり、水で薄め A和紙の裏面に水を引く B糊代の部分に糊を塗る C表に返し、仮張りに張る
水張り5 水張り6 水張り7 水張り8
D刷毛でなで、空気を出す E糊代の部分を固定する Fさらに紙テープでとめる G剥がす時の紙をはさむ
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