ラジオタイムマシン


今から50年ほど前、ラジオは茶の間の主人公でした。
戦後の娯楽が乏しい時代、ラジオから聞こえて来る「三つの歌」、「20の扉」、「君の名は」、 「笛吹き童子」等の番組は家族団欒の中心でした。

これ等のラジオ電波の一部は、地球の大気圏を抜けて宇宙空間に広がっていきました。
この電波は絶対真空の宇宙空間を進むため減衰せずに、遠く何十光年も離れた銀河系の星々まで 到達し、そこで反射されてまた何十光年かをかけて地球に戻ってきます。
戻ってきた電波は微弱で、何十光年も宇宙を伝播してきたためエーテル変調を受けており通常の 受信機では受信出来ません。

「ラジオタイムマシン」は、海野十三博士の理論に基づき、このエーテル変調波を受信して増幅し、 ウルトラダイン変換して通常電波に戻してやることにより、通常の骨董ラジオで受信出来る様にする ものです。
このようにして、数十年前に放送された番組が時代を遡って、今受信出来るわけですね。



これがラジオタイムマシンだ!

    

正式名:時間遡及電波受信装置

米国特許:USO−800


と言うのは真っ赤な大ウソ!

もっともらしい電気装置にだまされてはいけません!

仕組みは簡単、ラジオ黄金時代の人気番組のイントロをテープに収録し、これを中波電波送信機 より送信して骨董ラジオで受信するわけです。
仕組みは簡単ですが、古めかしい戦前のラジオのダイヤルを廻すと、突然「…耐えがたきを 耐え、忍び難きを忍び…」と「玉音放送」が流れて来るとビックリしますよ。

(ラジオタイムマシンの使い方)

・ウオークマンのようなカセット再生機に「番組イントロ」テープを入れ、そのイヤホン出力と 「ラジオタイムマシン」の入力をケーブルで結びます。
 また、「ラジオタイムマシン」のアンテナ端子にアンテナ線を繋ぎ、部屋の鴨居等に見えない様に 延ばしておきます。

・さて、骨董ラジオを自慢しようとする人が来る前に「タイムマシン」と「ウオークマン」のSW を入れておきます。

・マニア以外の普通の人は、骨董ラジオには興味を示しませんね。
 そこで、「このラジオは古いから昔の放送が聞こえるんだよ、○○KHzに合わせてみて。」
 あるいは前述の「インチキ理論」を説明してラジオのダイヤルを操作させます。
 (もっとモットモらしい理論がありましたら教えてください。)

・突然聞こえて来る懐かしい昔の人気番組、さあ、驚く人の表情を楽しみましょう。

・そこで始まる昔の思い出話、骨董ラジオに興味の無い人とも話しが尽きません。


(イントロは次の54番組です)
貴方はいくつ知っていますか?

玉音放送、NHKのど自慢、カムカム英会話、話しの泉、鐘の鳴る丘、日曜娯楽版、二十の扉、トンチ教室、エリ子と共に、三太物語、ラジオ喫煙室、さくらんぼ大将、冗談ウエスタン、三つの歌、うっかり夫人とちゃっかり夫人、知恵の輪クラブ、ルーテルアワー、大学受験ラジオ講座、イングリッシュアワー、S盤アワー、ピヨピヨ大学、君の名は、金の椅子、電報クイズ、電話リクエスト、金の歌・銀の歌、笛吹き童子、お姉さんと一緒、素人ジャズのど自慢、紅孔雀、やん坊・にん坊・とん坊、心のともしび、L盤アワー、浪曲天狗道場、お父さんはお人好し、素人寄席、物まねのど自慢、しりとり歌合戦、ユアヒットパレード、お笑い三人組、少年探偵団、赤胴鈴の助、コロの物語、東京ダイヤル、1丁目1番地、森永CM、ナショナルCM、オリエンタルカレーCM、ソニーCM、明治製菓CM、森永エンゼルCM、エースコックCM、アイデアルCM、サンヨーカラーTVCM


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Mail: fwgd2201@mb.infoweb.ne.jp



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