
IrfanView機能の携帯壁紙作成への応用
自分で作る携帯壁紙(お手軽編)で、携帯電話の待ち受け画面は意外と簡単に作れるんだということがわかっていただけたと思います。ここでは、IrfanViewの機能を使って、携帯壁紙にもう少し手を入れてみる方法や便利な使い方(一部お手軽編と重複します)を紹介します。
なお、ここでの説明は、IrfanViewでもこんなことができるという説明ですので、画像編集ソフトを持っていれば、そちらでやった方がずっと楽だという内容も含まれています。また、最新の携帯機種ではここに書いてある以上のアレンジができる場合もありますが、こんなこともできるよという参考程度にお考えください。
1.携帯モバイルカメラで写した写真をシャープにしよう
vodafone(J-PHONE)のカメラで写した写真を待ち受け画面に使っている人も多いと思います。でも、せっかくの被写体がちょっとくっきりしない、もうちょっとシャープにならないのかなぁというときは、IrfanViewの「画像」→「シャープ」処理をしてから携帯に戻してみましょう。元画像が転送可能サイズぎりぎりだとできない場合もあるかもしれませんが、効果は大きいと思います。
<サンプル>
J-SH04で写した写真です。原写真もかなりいい条件で撮影できていると思いますが、シャープ化することにより、より画面がはっきりくっきりします。
携帯からPCへ送り、
IrfanViewでシャープ1回→原写真 シャープ化後
2.背景を同色で広げてみよう
たとえば、透過GIFを好きな背景色にして壁紙に加工してみたけど、縦サイズが小さく、不恰好なときがあります。背景色が白色でよければ問題はないのですが、色をつけたときなどに画像が小さいと白余白がさらにできて不恰好になります。こんなときに画面全体を同じ背景色にする方法です。ちょっとコツが必要で、慣れないと面倒ですが…
<サンプル>
このように上下に白い余白ができるといやだという場合に、余白を同じ色にする方法です。
(1)まず、壁紙にする画像をIrfanViewで開きます。(A)
(2)次にもうひとつIrfanViewを起動します。(B)
(3)後から起動したものに「画像」→「新規作成」で背景となるベースを作成します。
画像→新規作成で画像の新規作成の画面を表示して、縦横のサイズと背景色を指定します。
(1)〜(3)図
←クリックすると別画面で大きい画像が開きます。
(4)壁紙元画像をコピーします。
(5)ベースの貼り付けたい位置に元画像と同じサイズの領域を指定して貼り付けます。
(4)・(5)図
←クリックすると別画面で大きい画像が開きます。
注:貼り付けるときの領域の指定は、コピーした範囲と同じ大きさにしましょう。大きさが違っていても貼り付けは可能ですが、画像がぼやけてしまうことがあります。ちょうどの大きさの指定がやりにくいと思ったら、ベース(B)を携帯の壁紙サイズよりも大きなもので作成し、貼り付け後に再度、必要サイズで切り出すとやりやすくなります。
以上で、余白部分がなくなった画像の完成です。あとは、ファイルサイズが携帯で扱える範囲になるまで、保存しながら減色していきましょう。
3.画像に文字を入れてみよう
2.で余白部分は同色になり、少し格好がつきましたが、全体の余白が気になって…という場合は、画像に任意の文字を挿入してみるのもいいかもしれません。
(1)文字を入れたい領域を画像を切り取るときの要領でマウスで囲みます。
ここで、囲む範囲は横幅が、文字の挿入する範囲に影響します。領域が文字よりも小さいときは、上下に文字が折り返されて挿入されます。
(2)「編集」→「選択範囲に文字を挿入」をクリックします。
挿入するテキストとフォントを選択する画面が出ますので、指定してOKで挿入できます。
(1)・(2)図
←クリックすると別画面で大きい画像が開きます。
注:思ったように表示されなかったときは、元に戻すボタンでやり直します。これもフォントの大きさや配置などコツがつかめるまでやりにくいですが、慣れてくると1回でうまくいくようになると思います。
この作業を繰り返すことで、いくつか文字を挿入することができます。
(この画像は、保存する前にさらに色調補正でコントラストを上げ、ガンマ補正を下げています)
もともと画像ビューアであるIrfanViewを使っての編集・作成は、もちろん操作性など専用ソフトにはかないません。しかし、最初にこのソフトを紹介した以上、「できることは1つのソフトでやってしまおう」ということからこんな応用編を作ってみました。
何かの参考になれば幸いです。
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〜付録〜 IrfanViewをより快適に使うために
1.「オプション」→「基本設定」→「関連付けの設定」にある[送る]にIrfanViewを追加にチェック。
ここにチェックを入れるとファイルやフォルダを右クリックしたときに現れる「送る」メニューの中にIrfanViewが加わります。開きたい画像などのファイルを右クリックから送ってやれば、自動的に画像を開いた状態でIrfanViewが起動します。
2.画像を見るにはスペースキーを活用。
同じフォルダ内の画像を見るときは、スペースキーで次の画像を表示することができます。ツールバーの左右の矢印をクリックするよりずっと楽です。
3.ドラッグ&ドロップで画像表示
「オプション」→「常に手前に表示」にチェックを入れ、手前に表示させて立ち上げておき、インターネットなどで表示された画像をそのウィンドウ内にドラッグ&ドロップすると画像を取り込むことができます。
このときには、インターネット一時ファイルのあるフォルダが参照されて画像が開かれますので、スペースキーで次画像を表示していくことにより、一時ファイルとして保存されているすべての画像を表示することができます。(つまり、意図して保存していなくてもインターネットで最近開いた画像は、簡単に取り込むことが可能です。)