(2) 翠嵐の特徴
煎じ専門
翠嵐は煎じ薬専門の漢方薬局です。漢方薬にはメーカーで成分を抽出して作ったエキス剤や錠剤もありますが、そこをあえて手間の掛かる煎じ薬にするのには理由があります。主な理由は次の通りです。
・患者の症状に応じて細かく加減ができる。
・メーカー製エキス剤、錠剤には無いものを作れる。
・同じような名前の薬でも、よりよく効く。
(例えるなら、専門店の豆から入れたコーヒーの味と、インスタントコーヒーの味との違いみたいなものです。)
相談に時間が掛かる
特に初回は30分〜1時間ほど掛かります。というのは、症状から漢方理論に則って細かく病理分析し、その情報を元に最適な漢方薬を選ぶためです。
翠嵐で用いる漢方理論とは?
漢方は近代に入るまでの数千年間、非常に大雑把で経験的な部分が多くありました。しかし、近代から現代にかけて中国に中医学院(現中医薬大学校)が設立される過程で、体系的に診断し処方できるような理論が再構築されました。これが中医学です。
日本では約30年前から中医理論を導入し、日本での漢方理論と融合させ、日本の風土や日本人の体質に合うものを作ってきました。いわば日本版中医理論です。翠嵐はこの日本版中医理論を用いて薬をお出しします。
漢方のお勧め
カゼから慢性病まで、ほとんどの病気や怪我に対応します。たとえば、外科的な骨折に対しても、骨の再生を促し、速く治るようにする漢方薬があります。
また、漢方には「未病を治す」という考えがあります。これは症状として病気になる前に漢方薬を服用することで、病気を防ぐという考えです。現代的な表現をすれば、予防薬・養生薬・保健薬です。漢方薬を服用することで体力を増進し、健康を維持できます。
特にお勧めは…
・妊娠中
妊娠中に母体を安定させ、胎児のうちから丈夫なする、妊婦のための漢方薬があります。当然、流産防止・妊娠中毒防止なども考慮してあります。
また、妊娠中にカゼにかかってしまった、ツワリがひどい、その他体調がよくない、でも西洋薬を服用するのは心配だ、という時にも、胎児に悪影響を与えず(むしろ胎児を保護しながら)に効く漢方薬があります。
・出産後
産後の肥立ちをよくする漢方薬、母乳の出をよくする漢方薬もあります。
・赤ちゃん
赤ちゃんが生まれたらマクリ「胎毒下しの特別処方の漢方薬」を飲ませましょう。マクリを飲むことで様々なアレルギーを予防することができます。漢方薬局によっては赤ちゃん用のマクリを知らずに虫下しのマクリを出すところがあります。赤ちゃん用マクリは虫下しのマクリではなく、赤ちゃん用の特別処方です。
・高齢の方
作用の激しい西洋薬よりも、漢方薬で体質・体調にあわせて穏やかに治療した方が安心です。
・アレルギー
アレルギー体質、アトピー性皮膚炎などは漢方薬で体の中から治療します。
・その他
不妊、月経痛、ニキビ、または病院で治らなかった症状など、何でもご相談下さい。
翠嵐で扱っているもの
・漢方相談による漢方薬
・漢方軟膏(紫雲膏、太乙膏、中黄膏など)
・民間薬(たいていの物はあります、無い物は取寄せることができます)
・常時約400種類の生薬(漢方薬・民間薬)を在庫しています
・ハーブ&スパイス(東洋・西洋の香料・香辛料・調味料など)
・中国茶各種(ウーロン茶、プーアル茶、ジャスミン茶など)
・薬用茶・健康茶原料(どくだみ、枸杞、はと麦、薄荷など)
・薬用酒原料(朝鮮人参、黄耆、枸杞、松の実、桑の実、当帰、地黄など)
・入浴剤原料(当帰、地黄、どくだみ、桃の葉など)
漢方薬の値段
煎じ薬は基本的に1日500円です。特別に高貴薬(生産量が非常に少なく、原価が特に高い薬)を入れたり、1日量が非常に多くなる場合などに、高くなる場合があります。そのような場合には薬を作る前に説明いたします。が、500円を越えることはほとんどありません。
薬局での漢方相談には健康保険が効きません。ですから1日500円、1ヶ月で15000円は高いように見えるかも知れません。しかし、効くかどうかわからない市販薬や、健康食品やドリンク剤を飲み続けることと比べたら、むしろ割安です。
さらに翠嵐では、お薬をお出しする際の相談料や調合料などは頂きません。
医療費控除(確定申告)について
漢方薬も医薬品なので、医療控除の対象です。翠嵐ではお薬をお出しする度に領収証を発行しています。失くさないように、大切に保管してください。
翠嵐の薬剤師の略歴
・富山医科薬科大学薬学部薬科学科卒業。
・北海道大学医学部附属病院薬剤部勤務。
・港屋漢方堂薬局勤務。
・鶏林東医学院梁哲周、港屋漢方堂薬局貝津好孝の両師に師事、漢方を学ぶ。
・東医学研究誌に寄稿。
・カイセイ中医学講座、新橋漢方研究会、薬学生のための漢方講座等の講師。
・東亜医学協会会員。
・福島中医学研究会理事。