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マンドリンが気になるアルバム

Bluegrass

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新譜情報

 


マンドリンの音が聴けるアルバムを、独断と偏見で選んでみました。一応、おおまかなジャンル別になってます。CD購入の目安に、また、自分のプレイのマンネリ打破の参考にと、いろいろ活用していただければ幸いです。

――なんて言いつつ、こんなことを書くのも矛盾しているように思われるかもしれませんが、マンドリンの演奏にばかりこだわって音楽を聴くのは、あまりいいことではないような気がします。まず音楽そのものを素直に受けとめること。また、全体のアンサンブルの中で、マンドリンがどうのようなポジションにあるのかを感じることも重要だと思います。無伴奏ソロならともかく、マンドリンだけで音楽が成立しているわけではないですからね。

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なんのことかよーわからんという方はこちらをご覧ください

 

ブルーグラス,オールドタイム Bluegrass,Old Time

Bill Monroe & his Bluegrass Boys

BLUEGRASS INSTRUMENTALS

(Decca 1965)

Player: Bill Monroe

ブルーグラスの父、ビル・モンローのインスト・アルバム。代表曲が数多く含まれている。何といっても、ツインフィドル、トリプルフィドルのリズムが強力だが、マンドリンも負けてはいない。ビル・モンロー独特の突っ込むようなドライブ感が、ブルーグラスの醍醐味をよく伝えてくれる。50年代の録音が中心だが、一部ビル・キースのメロディック・バンジョーをフィーチャーした60年代録音も収録。

Hickory Wind

FRESH PRODUCE
(Flying Fish 1975)

Player: Sam Morgan, Pete Tenney
 

さしものオールドタイム界も、70年代になると毛色の変わったミュージシャンがずいぶんと流れ込んできたようで、伝統にとらわれない面白い試みも散見されるようになってきた。そうした革新派の代表的なグループの1つが、このヒッコリー・ウィンドだ。ヒッピーくずれのような容姿といい、ロックなどの影響を感じさせるサウンドといい、それまでのオールドタイムとは明らかに一線を画していて面白い。

Country Gazette

OUT TO LUNCH

(Flying Fish 1976)

Player: Roland White

ガゼットと言えば、1枚め、2枚めで決まりという人が多いと思うけれど、ケニー・ワーツが復帰したこの4枚めもなかなかの名盤だと思う。マンドリンを弾くのは、前作から参加したローランド・ホワイト。この人のマンドリンは、なんかモコモコしている感じで、はっきり言ってあまり好みではないのだが、このアルバムに限っては、慣れないモダンなサウンドに合わせて懸命にがんばっている姿が、なかなかに美しい。

Sam and Alan

TOGETHER AGAIN FOR THE FIRST TIME

(Ridge Runner 1977)

Player: Sam Bush

ニュー・グラス・リバイバル、カントリー・ガゼットという70年代を代表するバンドの中心人物だった2人が、久々に共演したインストアルバム。かのPOOR RICHARDS・・・・以来の共演ということになる。久々の出会いに触発されるものがあったのか、両者とも異様に冴えまくっているようだ。どの曲をとっても、自信に満ち溢れたソロが聴ける。そろそろ3回めの共演も期待したいところだが・・・・。

Andy Statman

FLATBUSH WALTZ

(Rounder 1980)

Player: Andy Statman

ニューヨークのカントリークッキング一派で、ユニークなマンドリンを弾いていたアンディ・スタットマンのソロデビューアルバム。自らのルーツであるクレツマーをはじめ、中国風、中近東風、ジャズ、R&Bなど、さまざまな音楽の要素をちりばめたこのアルバムは、アイデアの宝庫と言っていい。とくにタイトル曲の美しいことといったら! ギブソンAタイプのマンドリンの音も最高だ。

New Grass Revival

LIVE

(Ada 1983)

Player: Sam Bush
 

NGRのアルバムを入れるのは当然として、1枚にしぼろうとした段階で、七転八倒の苦労をすることになってしまった。とりあえず暫定的な措置ということで、代表曲が並んでいて、メンバーも充実しているパリのライブを紹介しておく。サム・ブッシュのパワフルかつステディかつスリリングなピッキングは、おおいに参考になると思う。これがライブ録音だって言うんだから・・・・。

David Grisman & Tony Rice

TONE POEMS

(Acoustic Disc 1994)

Player: David Grisman
 

ビンテージ・マンドリン&ギターを一堂に集め、曲ごとに持ち替えて弾き比べをしようという、楽器マニア必聴の企画盤。豪華ブックレットもついて、オールドギブソンの音色を確かめるには最高の1枚となっている。全編マンドリンとギターのデュオのため、ブルーグラスというよりは、もっと古いストリングバンドっぽいサウンドで、なごみの極致。個人的に気に入ったのは、意外や意外、戦前仕様のF-12の音だった。

Sam Bush

ICE CAPS

(Sugar Hill 2000)

Player: Sam Bush
 

1992年から1999年までのテルライドフェスでの演奏をまとめたライブ盤。NGR以降のスタジオ盤は、どことなく元気がない感じで、ちょっぴり心配もしていたのだが、その時期にも実はこんなに熱い演奏をしていたとは。やはり、ライブでの存在感は別格だ。とにかく、このマンドリン・プレイの強力なこと! 1曲目のディランのカバーから、最後の大作インスト曲Stingrayまで、一気に突っ走ってくれる。

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