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マンドリンが気になるアルバム

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日本人だってがんばってるぞ Japanese

はっぴいえんど

風街ろまん

(URC 1971)

Player: 宇野主人(細野晴臣)
 

日本語のロックの草分け的存在、はっぴいえんどのセカンドアルバム。デビュー当時からバッファロー・スプリングフィールドなどのウエストコーストロックからの影響が取りざたされていた彼らだが、カラッとした仕上がりになったこの2枚目は、とくにそういう印象が強い。「暗闇坂むささび変化」では、かなり本格的なブルーグラス風マンドリンが楽しめる。これは意外な収穫か?

吉田拓郎

元気です
(CBS Sony 1972)

Player: 石川鷹彦,松任谷正隆
 

ソニー移籍第一弾。当時の日本の音楽状況を反映してか、かなりカントリーロック色が強い。ほぼ全編でマンドリン、バンジョー、ドブロなど、それらしい楽器の音が聴ける。演奏的にはとくに難しいことをやっているわけではないけれど、マンドリンのアレンジを考えるときの参考にはなるかもしれない。ほぼ同時期の録音となるシングル盤「旅の宿」のマンドリンもなかなかなので、併せてお薦め。

林亭

夜だから

(independent 1973)

Player: 大江田信
 

大学時代に限定200枚で自費出版したというオリジナル盤は、私にとって長らく幻のアルバムだった。ここでマンドリンを弾くのは、大江田信。のちにマルチプレイヤーとして知られることになる佐久間順平は、ギターに徹している。ほとんどの曲のメロディは、オールドタイムやブルーグラスから借りてきたもの。マンドリンのスタイルも以下同文。お手本はモンロー・ブラザーズあたりだろうか? 若いうちから枯れてたっつーか……。

いとうたかお

ファースト・アルバム

(Bellwood 1974)

Player: 高田 渡

高田渡というお人は、歌やギターは言うにおよばず、マンドリンにも独特の個性を持っていたように思う。モコモコした音で、お世辞にもうまいとは言いがたいのだが。セッションマンに徹したこのアルバムは、入門用として最適。テクニック的に面白いのは、ソロアルバム「石」(Bellwood 1979)に収められている「丘を越えて」あたりか。でもあれは、佐久間順平とのツインマンドリンだっけな。

高田渡&ヒルトップ・ストリングス・バンド

ヴァーボン・ストリート・ブルース
(FOR LIFE 1977)

Player: 佐久間順平,高田渡
 

サウンド面だけで言えば、高田渡関連のアルバムでも1、2を争う傑作だろう。ディキシーランド・ジャズのリズムに、日本語の歌がしっくりはまっている。御大のマンドリンも、他のメンバーの熱気に煽られるかのように、いつになく熱い。佐久間順平が弾くドブロ・マンドリンの朴訥な音もユニークだ。マンドリンを聴くなら、ノスタルジックなインスト曲「GMS」、「ダイナ」、そして最後のメドレー。テナーバンジョーやブズーキもいい味出している。

ナターシャセブン

はんぷてぃだんぷてぃ

(東芝EMI 1978)

Player: 坂庭しょうご

107ソングブックシリーズの1枚。全編マザーグースでまとめられている。本来なら、CDで入手可能なアルバムを紹介すべきところだが、私にとってのナターシャセブンということになると、ブルーグラスやオールドタイムをやっているよりも、こういう素材を料理しているほうがずっと好みなもので・・・・。マンドリンの使い方も面白いけれど、一番光っているのは、いまは亡き木田高介のアレンジか?

たま

ひるね

(Axec 1991)

Player: 知久寿焼
 

たまのマンドリンとくれば、一番有名なのは、たぶん「オゾンのダンス」。となるとメジャーデビュー盤の「さんだる」あたりを紹介するのが筋なのだろうが、ここは個人的な趣味で「ひるね」にさせていただく。でも、このアルバム、マンドリンが入っているのは「オリオンビールの唄」1曲だけなんだよなー。ま、ほかの曲もいいので、買って損はないと思うけど・・・・。たまのセンスって、私は大好きなのだった。

リトル・クリーチャーズ

VISITA

(MIDI 1991)

Player: 青柳拓次
 

「恐るべき子供たち」リトル・クリーチャーズのセカンドアルバム。このアルバムが出た頃、彼らはまだ10代だったはずだ。この歳で、すでに風格さえ感じさせるこの演奏は、いったい……。マンドリンが入っているのは、Suddenley(I'm Home)、My Life As A Dogの2曲。リトル・クリーチャーズとマンドリンの組み合わせは、あまりピンとこないけれど、これが意外なほどはまっている。それにしても、この人たちの好みって、シブいねぇ。

宮崎勝之

MAN-O-MANDOLIN

(Red Clay 1996)

Player: 宮崎勝之

 

米ブルーグラス専門誌で、LAドジャース(当時)の野茂の活躍になぞらえられたという宮崎勝之のデビュー盤。ブルーグラス・マンドリンのアルバムとしては、とくに奇をてらったところのないオーソドックスな作りだと思う。とはいえ、それが日本人の手になるものだということは、やはり評価しなければならないだろう。デビッド・グリア、リッキー・シンプキンスといったバック陣も、なかなかに豪華なのだ。

ミュール・プロジェクト

MULE PROJECT

(GATOR HOUSE 1998)

Player: 海宝弘之,茂泉次郎

日本のブルーグラスの、1つの到達点を示す強力盤。ビル・モンロー・ソングを新しい解釈で、90年代の音として再構成しているところに、彼らの心意気を感じる。ネビル・ブラザーズのYellow Moon、ボーカルの奥沢明雄好みのドノバン・ナンバーなどもよいが、個人的にはあの名曲、Marmalade Sky(奥沢のオリジナル)が収録されているのに涙。海宝弘之のマンドリンも、当然すばらしい!

竹内信次

ニャッキ!

(PONY CANYON 2003)

Player: 竹内信次
 

NHKのプチプチ・アニメを見ていて、いきなり竹内さんのマンドリンの音が流れてきたときには、椅子から転げ落ちそうになったもんだ。さらに驚いたことに、その粘土アニメ「ニャッキ!」のサントラ盤まで出てしまうっていうんだから……。作編曲&演奏は、もちろん竹内信次。おなじみのテーマ曲から、お得意のファンク、レゲエ、ジャズ、そしてパチモン・ベンチャーズまで、マンドリンのさまざまな可能性が楽しめる。大人の方も、遠慮せずどうぞ。

ふたり乗り

Futarinori

(HAPPY 2005)

Player: Sara
 

マンドリン、ベースというちょっと変わった編成の2人組。かわいい容姿にうっかりだまされそうになるけれど、これでなかなかの実力派である。とくにコーラスワークは特筆ものだ。マンドリンのファンキーなリズムカッティングと、ベースのからみもいい感じ。お手本としてきた音楽を、まだ充分に咀嚼しきれていない感はあるものの、無理に背伸びしていない等身大の歌作りは好感触。とはいえ、男を見る目はもうちょっと磨いたほうがいいかも……。

THE JABARA HOME PARTY

(Swing 1997)

Player: 奥 和宏

 

すいません。どさくさにまぎれて、私が参加したアルバムも紹介させてください。マンドリンソロも2曲入ってはいますが、はっきり言ってこれはおまけのようなもの(何で収録されたのかはご想像におまかせします)。アコーディオンのバックでちょこっと聞こえるマンドリンのほうが、自分では気に入ってます。
 あ、CDの購入申込は、私に直接お願いします。にゃは。

こんなん
出ました

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