2001年

 

1/2

 当たり前のことではあるのだが、21世紀になったからといって、何も変わりはしない。2001年の初夢は、めんどうなアンケートの調査員をさせられて四苦八苦するというトホホなものだった。がっかり。

 11時頃、毎年恒例、大塚の天祖神社への初詣。何を隠そう、アタシは巫女さんフェチなのだった。今年のおねーさん(おそらく学生アルバイト)は、なかなかかわいかったので、俄然1年のやる気が沸いてきた。つーわけで、お賽銭を投げて、友人の病気快癒などを祈る。

 帰りにブラブラ歩いていると、偶然にも話題のライブハウス、Wellcome Backを見つけた。ここでライブがあると、近くていいよなー。見に行くにしても、自分がやるにしても。

 

 

1/6

 WOWWOWで3日間にわたって放送されていたロックマスターシリーズも今日で最終日。70年代に行なわれたロックコンサートのライブ映像が中心ということで、気合を入れて録画してしまった。画面に横筋が入ったり、ハウったりと、なんでオクラ入りしていたかよくわかるような映像が多かったとはいうものの、これだけ年月がたつと、そういうことはあまり気にならない。個人的には、初日のキンクス、キュアー、ジェネシスあたりのパフォーマンスがよかった。

 それはそれとして、WOWWOWのみなさんには、解説(大槻教授を長髪にしたような方が担当されていた)と本編の間にまったく間がない点について、今後再考してもらいたいもんだ。解説が終わった時点で録画をスタートすると、最初のところが切れてしまうんだよな、これが!

 

 

1/7

 一昨日買った掃除機を試す。ものが届いたのは昨日で、その日のうちに組み立ててはいたのだが、試運転は今日が初めてだ。そんなに高い買い物ではなかったのに、以前のものに比べると、格段に使いやすくなっている。とにかく、これまで不満に思っていた点がほとんど改善されているんだもの。いや、天晴れあっぱれ。うちらがボーッとしている間に、掃除機も恐ろしい勢いで進化していたんだなー。これで掃除が楽しくできるようになる……といいけれど。

 

 

1/13

 10日に締め切りの原稿がやっと片付いた。とほほ。急な話でユーティリティを8本ほどレビューさせられたのが、やっぱきつかった。書く量は少なくても、マニュアルを読んで、プログラムをインストールして、機能をチェックして、原稿を書き終わったらアンインストールして……、という作業の絶対量はあまりかわらないんだもんね。それに、こういう作業を繰り返していると、たいていシステムがおかしくなるのだ。今回もご多聞に漏れず、一度OSの動作がおかしくなった。やれやれ。ま、終わってしまえば、ケセラセラなのだがね。

 ところで、これって考えてみたら世紀越えの仕事ジャン!

 

 

1/14

 久々に宅録を始める。とりあえず、ガイドとなるボーカルとギターを入れ、それにリズムセクションを重ねていこうとしたのはいいが、すっかりMTRの使い方を忘れているときたもんだ。情けないったらありゃしない。結局、パーカッションを入れたところで挫折。あ〜あ。しかし、今回はマンドリンの出番はあるのだろうか?

 

 

1/15

 巣鴨のチケットぴあで、ダン・ヒックス&ホット・リックスとアイオナのチケットを、無事購入。そう言えば、ボブ・ディランも来るんだよなー。見たいような。見たくないような。たぶん、行かないですませちゃうんだろうけど……。

 

 

1/16

 いや〜寒い、さむい。犬用の水飲みに氷が張ってるなんて、初めて見た。おまけに昨日の朝から張っていたぶんが溶けないまま、今朝にはもっと厚くなってんでやんの! もちろんつくばいもガチガチに凍っている。東京都区内でこんなになるのは久しぶりなんじゃないかな。う〜ぶるぶる。

 

 

1/20

 珍しく所沢方面に出かけたら、雪が降ってきた。たかをくくって池袋から歩いて帰り、途中で後悔する。雪に埋もれたスクーターが、一瞬お地蔵さんに見えた。傘でもかけてあげたら、願いを聞いてくれますか?

 

 

1/21

 まだ雪が少し残っていたので、しかたなく雪かき。それから墓参り。そしてエルダリーのサイトにアクセスして、オクターブマンドリンやブズーキの弦を注文する。……全然脈絡ないジャン。ついでだから(?)マンドリンバンジョーも買っちゃおーかなー?

 宅録は、遅々としたペースで進行中。ギターを重ねようとしたところで、間違って1小節多くなっていることに気づく。わお!

 

 

1/22

 BNN/エクシードプレスで編集をやっていたMさんが、会社を辞めてフリーになるという。お祝いメールのついでに「仕事ちょーだい」と書いて送ったら、さっそく原稿の打ち合わせをしようということになった。いえぃ! 待ち合わせ場所の指定は、新宿某デパート3階のカフェテリア。……は、いいのだが、これが婦人服売り場のど真ん中。したがって、お店の中も、女の人ばっかり。一番よかったのは、タバコ臭くないところだな。うん。

 

 

1/23

 地元の商店街を歩いていたら、女子大生風(もしかしたら高校生?)の娘さんたちが自転車で通り過ぎた。そのとき聞こえてきた会話というのが、「立つことはできても座ることはできないものな〜んだ」。おぉ、昔懐かしきなぞなぞではないか! それも語尾のイントネーションに至るまで、トラディショナルな香りで満たされておる。

 考える間もなく、答が浮かんできた。チンチン……かな?

 

 

1/28

 昨日が大雪だったので、またまた雪かき。朝飯前にやったら、えらくへたばった。

 午後にはUPS宅急便で、待望のUSAからの荷物が届く。オクターブマンドリンの弦と、ブズーキの弦と、ついでに買ったマンドリンの弦。……そして、ワイマン(WEYMANN)のマンドリンバンジョー! 結局オーダーしちゃったんだよねー。わはは。

 AS-IS(現状渡し品=問題あるけどそのままで売っちゃうよコンディション)で、やけに安くなっているのを買ったため、どんなシロモノが出てくるか、ドキドキだったのだが、ヘッドが破れている以外は、とくに問題はなさそうだ。あと、やっぱりフレットも交換しないといかんだろうな。

 

 

1/29

 神保町のギターワークショップに、昨日届いたマンドリンバンジョーを持ち込み、ヘッドの交換、フレットの打ち直し、その他の問題点のチェックをお願いする。ヘッドは、4種類くらいの中から、一番レスポンスがよいというファイブスターを選んだ。音質的には、カーフスキン(牛皮)っぽいニュアンス(見た目も音も)の、エリート・ファイバースキンがよさそうな気がしたのだが、レスポンスが遅いらしいのでパス。これはいつか5弦バンジョーで試してみよう。

 これで一見落着かと思っていたら、帰宅後、楽器屋さんから電話がかかってきた。ネックとボディの仕込み角度を調節する金属製のパーツ(メタルテンショナー)にヒビが入っているという。ショエ〜!

 

 

1/30

 再びギターワークショップへ出かけ、テンショナーの対策について協議。といっても話は簡単で、代替品を見つけるのがベスト。これがなければ、そのまま壊れるまでだましだまし使うか、いっそテンショナーなしでネックを固定してしまうかということになる。いずれにしても、結論が出るまでしばらく時間がかかりそうなので、楽器は持ち替える。金属疲労ってヤツは、木と違ってやっかいだねー。

 

 

1/31

 東急ハンズへ出かけ、8mm径の六角レンチ、アロンアルファなどを購入。うちには7mm径の六角レンチまでしかなかったのだが、これではマンドリンバンジョーのヘッドをはずせないので、急遽買いに行ったのだった。

 これでヘッドの交換ができるとはいえ、ヘッドの上にフィンガーボードが突き出している仕様になっているから(11インチヘッドのモデルなので、こうでもしないとフィンガーボードが足りなくなる)、ネックをはずさなければヘッドがはずせない。ネックをはずすには、楽器を完全に分解しなければならない。−−というわけで、これが非常にめんどうな作業となった。何を隠そう、バンジョーを完全に分解するのは、今回が初めてなのだ。とくに、ヒビの入っているメタルテンショナーをはずすときには、心臓がバクバクいったよ。ネジを緩めるにつれて、こいつがどんどん変形していくんだもの!

 それでも大過なく、なんとか分解は終了。少しは補強になるかと思って、テンショナーのヒビのところに、アロンアルファを注入してみた。ま、気は心。

 けっこう複雑な構造をしているもんで、実はそのあとの組み立ても一苦労だったのだが、なんとか元の形に戻ったようだ。パチパチパチ。肝心の音については、……もうちょっと様子をみてからということで。

 

 

2/1

 入院していた友人の手術が成功したらしい。よかったよかった。やっぱりお地蔵様が願いを聞いてくれたのかもね。

 

 

2/3

 マンドリンバンジョーの件で、エルダリーに問い合わせのメールを送ったところ、さっそく返事がきた。リペアショップに問い合わせてくれたらしく、ヒビの入ったパーツの代替品として、ベガのオープンバック・バンジョー用の補修部品(ネックブレースというらしい)が使えるだろうと書いてある。まったく同じものではなさそうな気がするが、それでもないよりはましかと思って、船便でオーダーした。価格は25ドル90セント。それにつけても円の安さよ。

 セットアップした楽器のほうも、皮が安定してきたのか、かなり鳴るようになってきた。ほっ。当初の期待どおり、妙にカンカンする音もしなくて、いい感じ。ほんとはもうちょっとネックの角度をつけて、テンションを稼ぎたいところだけど、ヒビの入っているところからポキンと折れちゃったら痛いしなー。

 

 

2/9

 小川町のギターワークショップへ出かけ、マンドリンバンジョーの事後報告をし、さらにアドバイスをもらう。結果的には、ヘッドの皮を1枚買っただけで、いろいろ煩わせてしまって、たいへん申し訳ない。もっとも、これまでずいぶん貢いでいるような気がしないでもないから、ま、こんなもんか? その帰りに神保町の本屋さんに寄り、マンドリンを持っているおねーさんのドアップが表紙を飾っている雑誌を見つけて、ついフラフラと購入。いや、別に、おねーさんの色香にまいったわけでは……。雑誌の名前は、「プレミア日本版」。たしか、日本代表のトルシエ監督の通訳として有名な、フローラン・ダバディさんが編集をやっている映画誌だよな。−−というわけで、興味のあるムキは、(Aptivaのコマーシャル風に)「お店にダッシュだ!」

 

 

2/13

 隣の中学が通路をレンガ敷きにするとかで、1週間くらい前から工事が始まっている。おかげで、またまた仕事場がガタガタと揺れて落ち着かない。一度コンクリートをはがしてしまえば、あとは静かになるだろうと思っていたら、1週間たってもまだ地面をほじくり返している。なんでやねん? コンピュータのハードディスクは、こういう振動にはからきし弱いから、これでは落ち着いて作業(あえて仕事とは言わない)ができないではないか。前にも書いたと思うけれど、あれだけIT、ITと騒いでいるんだから、少しはこっちの方面にも気を使ってもらいたいもんだ。……とはいえ、誰が気を使えばいいんだろう? 少なくとも森首相ではないよな。これは期待できないという意味だけど。

 あれだけガーガーうるさいと、当然自宅録音のほうもペンディングとなる。もっとも、こっちのほうは、かなり煮詰まってきていたところだったので、ちょうどよかったのかもしれない。なんつーか、1人でチマチマ音を録っていると、そのうちにいいのか悪いのかさえもわからなくなってくるんだよねー。こういうときにプロデューサーでもいれば、また違うんだろうけど。

 −−とは言いつつも、昨日は祭日で工事も休みだったから、久々にフィドルを重ねてみたのだった。フィドルはヒジョーに面白い楽器なので、ちゃんと練習したいという気持ちだけは持っているのだが……。こんな私を雇ってやる、という奇特な方はいらっしゃいませんか? ま、私だったら絶対使いませんけど。

 

 

2/14

 ヒューレットパッカードが市ヶ谷にカスタマーセンターをオープンしたというので、そのマスコミ向けお披露目に顔を出す。サーバー群の置かれたマシンルーム、ミーティングルームなどのツアー(要するに見学会)もあったのだが、技術的な話はあまりなし。とはいえ、ミーティングルームにビデオプロジェクター用のポートが12あって、各自のノートPCをつなげられるというアイデアにはちょっと感心。

 

 

2/15

 渋谷クアトロで、ダン・ヒックス&ホット・リックスのコンサート。テキーラ・サーキットの西海 孝さんや、チープ・チーパーズの(ついでにいえばジャバラ・ジャムの!?)あおやぎさんなど、業界関係者(?)の姿もけっこう見かける。なにはともあれ、楽しいパフォーマンスのごきげんなライブだった。要所を締めるダンさんのアコギプレイもさすが! ちなみに、バイオリンの人が持ち替えで弾いていたマンドリンは、裏情報によると、どうやらアコースティック・ワールド製らしい。日本で調達した借り物かしらん?

 

 

2/16

 MTRの操作ミス(−−というかマシンのバグくさい気もするのだが)で、9割方完成していた曲を、きれいに消してしまう。大ショック! 不幸中の幸いで、ZIPディスクにバックアップしていたデータがあったから、ある程度まで復元はできたものの、それでもフィドルとパーカッションは、もう一度録り直さなければならない。とほほ。でも、今日はいいこと(ナイショ!)もあったから、プラマイゼロと日記には書いておこう。

 

 

2/18

 2日かかって、消してしまったパーカッションとフィドルのパートを録り直す。前より良くなったかどうかは……、う〜ん、なんとも言えないな。夜は渋谷オンエア・ウエストで、アイオナのライブ。個人的な好みからいくと、いまいち面白くなかった。久々のはずれって感じ。

 

 

2/19

 とりあえずミックスダウン。−−と言っても、音響関係の知識はあんまりないから、パートごとに定位を決めて、適当にリバーブをかけるだけなのだ。一番気になるのは、音量のバランスだな、やっぱし。フェーダーをコチャコチャいじくりながら何回か試行錯誤をしたら、それだけでへたばった。でも、この曲7分以上あるなあ。たいてい私の作る歌って、長いんだよね〜。ちょっと反省。

 

 

2/20

 昨日のミックスダウンがどうも気に入らないので、再チャレンジ。全体にリバーブは抑えめにして、ボーカルとコーラスをもっと前に出すようにしよう。恥ずかしがらんと!

 

 

3/2

 隣の中学の工事もやっと終わったらしい。なんとかサーバーも無事だったようで、なによりだ。自宅録音のほうも仕上げ段階に入っているはずなのだが、なかなか終わりが見えない。それにつけてもショックだったのは、リードギターが弾けなくなっていたこと! これ以上落ちようがないだろうと思っていても、下には下があるもんだと、ヘンなところで感心。病気だからといって動かないでいたら、寝たきりになってしまうようなもんだな、きっと。これを機会に、もう一度エレクトリックギターも、弾くようにしなければ。リハビリ、リハビリっと。

 

 

3/3

 3月3日のひなまつりは、渋谷ツインズヨシハシで宮原芽映さんのライブ。元バービーボーイズのコンタさんが、久々にゲストで来て、ソプラノサックスを吹いた。何を隠そう、バービーボーイズって、けっこう好きだったんだよねー。サックスのほかにギターの弾き語りも披露してくれたんだけど、こちらのほうはちょっと……。なんて書いているけど、自分のギター1本で歌うというのは、ほんとに難しい。あれは職人芸だと思う。ワシも負けずにがんばんべぇ。

 

 

3/6

 AERAという雑誌から電話がかかってきて、裁判官の奥さんのストーカー事件に関連した質問をされる。なんでも、この奥さんが逮捕直前に削除したコンピュータのファイルが、その後の捜査陣の努力で復元されたんだという。コンピュータの専門家にとっては、予想どおりの展開と言っていいが、一般の受け止め方はそうでもないらしく、「これで我々のプライバシーは守られるのか」というような話になる。ああ、そういうテーマの記事なのね。

 思いつくままにしゃべっくってしまったが、あれでちゃんとまとめてもらえるかどうか、ちょっぴり不安。私だったら、たぶんできないな。全然違う見解になっちゃったりして。もっとも、没になる可能性も否定はできんか。

 

 

3/7

 業界紙の編集をやっていた頃の同僚2人(もちろん女性!)と久しぶりに待ち合わせ、いろいろ話をする。2人とも元気そうだったのは何よりだけど、いっしょにザ・バンドのコンサートに行ったことを、すっかり忘れられていたもので、約7秒間ほど脳死状態に陥る。う〜む、存在の耐え切れない軽さ。

 

 

3/13

 明日になったら、なかなかアクセスできないのではないかと思い、13日のうちにワールドカップのチケットを申し込むことにした。実は、前にも何回かアクセスはしてみたのだが、そのつど門前払いをされたりして、めげていたのだ。

 例によって、おそろしくトロいレスポンスだったけれど、なんとかがまんして操作を続ける。最後の最後の確認画面でエラーになったものの、そのあとでFIFAから申し込みを受け付けた旨のメールが送られてきたから、一応エントリーはできたらしい。ぶっちゃけた話、まだ半信半疑なのだけれど。ま、クジ運も悪い私としては、最初からあんまり当たりそうな気がしてないから、どっちに転んでもたいした問題じゃないか。

 横浜、埼玉に絞って、6試合。ダメモトで、決勝戦と準決勝、1次リーグ日本戦2試合も申し込んだ(……つもりだが試合の指定を間違ったかも)。一番安いカテゴリー3のチケットばっかりだけど、それでも全部当たったら16万円くらい(2人分なのだ)になっちゃうなぁー。ヘタしたらギブソンのマンドリンが1本買えるジャン!

 

 

3/14

 朝一番で、確定申告書を税務署に郵送する。今年は、余裕で終わったぞ。エッヘン! そのぶん、稼ぎも悪かったのだが……。ワールドカップのチケット申し込みは、予想どおりヘビーにトラブっているらしい。昨日のうちに片付けておいてよかった。

 

 

3/16

 現在お世話になっている掲示板サービスが、3月いっぱいでストップするらしい。ひゃ〜、えらいこっちゃ! −−というわけで、ない知恵をしぼって、対策を考える。一番簡単なのは、プロバイダの提供してくれる無料BBSをそのまま利用することなんだが、それにはURL(ドメイン名)を変更しなくちゃならないしなー。さて、どないしょー?

 

 

3/20

 昨年の暮れに出した単行本、「いうこと聞けよ、パソコン!」(技術評論社)の増刷が決定した。ずいぶん久しぶりのような気がする。自分ではけっこういいデキだと思っていた「パソコンの砦からのろしをあげよう!」(これも技術評論社)も、まだ増刷してないしね〜。増刷分の印税って、予期せぬ臨時収入(不労所得?)だから、けっこううれしい。きっと、競馬やtotoで一発当てたときって、こんな気分だろうな。私は基本的にギャンブルはやらないから、たんなる想像ですけどね。よ〜し、このお金で新しい楽器を……じゃなくて、新しいコンピュータを買うことにしよう。そのほうが、たぶん建設的だよね。

 

 

3/21

 サイトの引越しを正式に決定。これでもうあと戻りはできない。新しいURLを取得して、データをコピーし、掲示板も新しくする。いい機会だから、サイト全体の操作性も、多少は改善したいもんだ。それから、検索エンジンへのデータ変更依頼と、リンクを張ってもらっているところへの連絡……。さて、コンテンツにまで手を入れる時間はあるのだろうか?

 

 

3/24

 渋谷のツインズヨシハシに、ブルースハープのタナカヒロヨシさんのライブを見に行く。人柄そのままの、ほんわかしたライブだった。最近はブルースから離れつつあるんだそうで、選曲もジャズやポップスのスタンダードや、トラッド中心って感じ。個人的には、もうちょっとブルースも聴きたかったけどな。

 

 

3/25

 サイトの引越しついでに、気になっていた操作性に手を入れようとして、思いっきりドツボにはまる。操作性と全体の統一性との兼ね合いが思いのほか難しく、こちら立てればあちらが立たず状態。おかげで、何度も計画を変更しなければならなくなった。ま、思いの向くままに、どんどんコンテンツを増やしていった経緯があるから、しかたないか。中身のほうも多少は手直ししたいから、インタフェースについては、これくらいで妥協しなければ。それにつけても、いつになったら正式公開できるのか? タイムリミットまで、あと6日。

 

 

3/31

 桜の花びらかと思ったら、雪まじりの雨。桜の季節に雪が降るのは珍しい。

 なんとかサイトの引越しも一段落。−−はいいのだが、いきなりいかがわしいメールが、いくつか送りつけられてきた。新しいURLを立ち上げたのと関係がありそうな気がする。そっち方面の興味はそんなにないので(女の人とデートするのは好きだけどさ)、むしろ楽器の在庫リストなんかを送ってもらったほうが、ありがたいんだけどな。そういえば、しばらく前にイタリアの方から「ビンテージマンドリンを買わないか?」というメールがきたことがあったっけ。ボウルバックのマンドリンにも興味がないわけではないけれど、さすがにそっち方面まで手を出す元気はないわな。

 ところで、まだ2刷分の配本がされていないはずなのに、新作の単行本のさらなる増刷が決定したという。やけに出足がいいジャン! いろいろ事情はあるのだろうが、なにはともあれめでたい。この調子で10万部くらい売れてくれないかな……って。

 

 

4/2

 池袋に行くついでがあったので、お弁当を買ってきて、自宅で1人寂しく花見。隣の中学校も、こういうときには役に立つ。どうでもいいけど、区立中学の統廃合の関係で、いつのまにか校名が変ってるし。ちなみに、私が通っていた中学校は、あっさりなくなってしまった。ちょっぴり遠い目。

 

 

4/3

 巣鴨のチケットぴあで、ファーンヒルのチケットを購入。意外と騒がれていないようだが、ファーンヒルのメロディオンプレイヤーは、泣く子も黙るあのアンディ・カッティングである。主催のプランクトンも、もうちょっとアンディのことを宣伝すればいいのに。4/11には、新宿タワーレコードでプロモーションライブもやるというし、ドキドキワクワク。

 

 

4/9

 仕事の打ち合わせで秀和システムを訪れる。編集の方から「Webで見た」というメールをもらって、お会いすることになったのだ。メールで仕事のオファーがくるのは珍しいことではないが、面識もコネもない人が、Webのコンテンツを見て興味を持ってくれたのは、これが初めてではないかと思う。検索エンジンに登録したりして、もっと宣伝をすべきなんだろうか?

 打ち合わせの帰りに秋葉原に寄って、仕事がらみの書籍を物色。ついでにコアーズのDVDを買った。

 

 

4/10

 陽気がよくなったと思ったら、庭一面がスミレのお花畑になってしまった。何年か前に1本だけ植えたものが、ここまで広がるとは、おそるべき繁殖力! 家人は大喜びみたいだが、こちらは、それほど暢気にかまえてもいられない。へんなところから生えてきたヤツを放っておくと、それこそスミレのジャングルになってしまいかねないからだ。こいつは、花が終わってしまったら、ただの雑草だもの。

 

 

4/11

 新宿タワーレコードで、ファーンヒルのインストアライブ。大島豊さん、COCOさんご夫婦とちょこっと話をする。大島さんたちは、バンドメンバーのインタビューをすませてきたばかりだという。わーい!

 ライブ前のサウンドチェックは、まずメンバーそれぞれの音出し。それから3人で音合わせ。歌を1節やったところで、エンジニアのお兄さんにAre you happy?と呼びかけたと思ったら、それで全員納得。ほんとにあっという間に終わってしまった。びっくり。とはいえ、本番の演奏は、とても素晴らしかったと思う。ウエールズの擦弦楽器クルースも、間近で見ることができたしね。これはCAYでのライブも期待できそうだ。

 

 

4/12

 南青山CAYで、ファーンヒルのライブ。ボーカルのジュリー・マーフィーは、よいシンガーだと思う。 メロディオンのアンディ・カッティングのプレイも、じっくり聴けて、よかった。とはいえ、前日のプロモライブに比べると、いささか会場が広すぎたような気も。

 

 

4/14

 またボチボチと自宅録音を始めている。前回はマンドリン系の楽器を使わなかったので、今度は使わなくっちゃ。そうそう、バンジョーも入れてみたいな。

 

 

4/19

 暇を見つけて、自宅録音の続き。やっとマンドリンをダビングする機会がやってきた。めでたい(?)。ギブソンのAという、名前もデザインもシンプルなモデルを使ってみる。ボリュームはそんなでもないけれど、音はなかなかきれいなのだ。あと2曲ほど使ってみようかと思っているが、ここはマンドリンバンジョーでも面白いかも。

 

 

4/20

 打ち合わせの帰りに、水道橋のオン・ザ・ボーダーに寄って、城田じゅんじさんの新譜、ジム&ジェシーのライブ・イン・ジャパンなどを購入。なぜか、フレットレスのオープンバック・バンジョーも試してみるはめに。やけに重い楽器だなぁ。リムが空洞になってるんだから、もっと軽くてもよさそうなものなのに。

 家に帰ると、コンフェデレーション・カップの準決勝と決勝のチケットが当たったという知らせがついていた。諸般の情勢をかんがみるに、抽選なしで応募者全員が当選したんではないか、という気がする。それでも、そこそこうれしい。この調子で本番のワールドカップのチケットのほうも当たってほしいもんだが……。おっと、それよりチケット代を早く振り込まなくっちゃ。けっこうな出費だぜい。

 

 

4/23

 コンフェデレーション・カップのチケット代を振り込みに、第一勧銀へ。この銀行のチケットぴあ専用振込用紙を使えば、振り込み代金がかからないんだそうな。初めて知った。ネットで申し込んだときに、カード決済を選択しておけば、こんなめんどくさいことはしなくてもよかったんだが、インターネットのセキュリティには、なんとなく全幅の信頼がおけないんだよなぁ。

 さて、払う段になって気がついたけれど、準決勝も決勝も、チケットの予約番号は同じになっている。そのくせ、申し込みは試合ごとに別々にしろという。こういうやり方だと、いろいろまずいことが起こりそうな気がするんだが、ほんとうに大丈夫なんだろうか? チケットごとに予約番号を替えたほうが、システムとしては、なんぼかすっきりするように思う。ま、よけいなお世話か。

 そういえば、同じオンラインの申し込みでも、コンフェデレーションカップのノリは、ワールドカップのそれとは、ずいぶん違ってたっけ。インターフェースを見ただけで、開発者の個性が見えてしまうというのは、不思議なもんだ。いや、むしろ当たり前なのかな?

 

 

4/24

 マンドリンバンジョーの録音もすませて、昨日あたりから、それの整理をしている。2種類のテイクをチェックしたり、チマチマとパンチインをしたり……。このあとのミックスダウンもそうなのだが、楽器を弾いているときと、そのあとの処理(大仰な言い方をするとポストプロダクションってヤツか?)をしているときとでは、頭を180度切り替えなければならないような気がする。まるで二重人格のように。この切り替えがけっこう難しい。エンジニア的な作業のほうを引き受けてくれる人がいたら、ずいぶん楽だろうに。もっとも、そうなればなったで、マイペースでのんびり進められないのはイヤだけど。

 

 

4/27

 スペインのコルドバで行なわれた日本vsスペインの親善試合(もちろんサッカー)の結果は、みなさんもご存知のことと思う。この試合の前後の現地での報道や、試合の内容を見ていて、これまでスペインが、ワールドカップなどで前評判ほどの結果を残せていない理由が、なんとなくわかってきたような気になった。国民性と言っていいのかどうかよくわからないけれど、正確なリサーチや冷静な分析に欠け、ムードに流されやすい傾向(ひとことで言うとお調子者?)があるのではないか。勝つときは大勝するものの、負けるときはあっさり−−というスペインサッカーの特徴は、こんな性格に由来しているのかもしれない。……って、よその国の心配をしてる場合じゃないな、日本は。スペインのみなさん、申し訳ない!

 

 

4/28

 原宿こんとん館で、インステッド・オブ・ネットのライブ。ジャムもあるというので、Fタイプのマンドリンを持って出かける。マンドセロは、さすがに持っていく元気がなかった。初めて行くお店だったため、Webで見つけた地図をプリントしたのはいいが、実際に現場に行ってみると、これがまったく役に立たない! こんなことなら、いつもどおりポケットマップを持っていけばよかった。それでも、開演にはなんとか間に合って、ホッ。

 インステッド・オブ・ネットは、5年ぶりくらいのライブだそうだ。てぇーことは、ジャバラジャムのほうが、まだインターバル短いジャン。長いブランクにもかかわらず、演奏はなかなか充実していたのではないかと思う。前回も見に行ってるから、これでこの人たちのギグは3分の2を制覇したことになるな。

 お客さんには、見知った顔もチラホラ。電話では何度もお世話になった山崎熊五郎さんの奥様や、マンドリンBBSの常連である中川さんとも、初めてお会いできて感激。それに、面識のないきれいなおねーさんにも、「インターネットで見てます」と言われちゃったし。ふっふっふ。おっと、まさかこのページは見てないだろうな?

 3部構成の最後のステージは、お客さんも参加してのジャムタイム。お題は、Cedar Hill、Minor Swing、Dawg's Bullの3曲。久々のジャムで、あんまりうまく弾かれんかったけど、みんなでジャムるのは、やっぱ楽しい。

 

 

4/30

 数日前に出した問い合わせメールの返事が、マンドリン・ブラザーズから届いた。こちらが興味を持った楽器はすでに売れてしまったという。残念なような、ほっとしたような、複雑な気分。はっきり言って、これだけ円が安いと、なかなか楽器を輸入する気にはならんわな。「あんたのウェブ・サイトはvery nice」とも書いてあったんで、ちょっと喜んだけれど、考えてみれば、向こうは日本語が読めないのだった。ふ〜む。

 

 

5/4

 久々に銀座まで出かけ、CG展を見る。それからアショカによってカレーを食べた。私の家の近くでは、インド料理店がタイ料理店に駆逐されまくっているような気がする。負けるなインド人! 私としては、安くて、うまいインド料理をもっともっと食いたいぞ。アショカはうまいけれど、遠くて高いのがタマに傷……。

 

 

5/6

 またまたしつこく自宅録音。コーラスを集中的に録ってみる。レコーディングもこのあたりまで進むと、いろいろ遊べて楽しいはずなんだが、どうもコーラスワークを(私にしては)複雑にしすぎたようで、なかなかハモリがキマらない。結局半日かかってしまった。あーしんど。喉もちょっと嗄れてきたようだ。もともとメモ書き程度の録音だったはずなのに、何でこうなるかなぁ?

 

 

5/7

 移転したばかりのウッドマンの新店舗を訪ねる。旧店舗とは目と鼻の先だが、ずいぶんと広くなった。アコースティック系、それもビンテージのアメリカン・フレッテッド・インストルメンツのみのお店としては、出色の床面積だろう。ゆったりしていて、明るくてなかなかよい雰囲気だ。フラットトップギター、アーチトップギター、マンドリン、バンジョー、ウクレレ……といった楽器のラインアップも、お好きな方にはたまらないかと。私も資金さえあれば、買いたい楽器はいろいろあるんだが……。

 

 

5/9

 先代とは違って、ハンターとしての能力はまったくないかと思っていた飼い犬が、どうやらネズミを捕まえたらしい。ビックリ。ネズミくんの亡骸は、ちょっと変った種のように見える。どこかのペットが逃げ出しでもしたのだろうか? こんなテレーッとした犬に捕まるなんて、運が悪かったね。

 その飼い犬を連れて、夜中に散歩をしていると、ときどき見かけるアラブ人らしいお兄さんと出くわした。お兄さんはいつもの調子で、持っていたチャーハンをくれようとする。お兄さんの明日の朝ご飯を食べちゃうのも申し訳ないし(これが最大の理由)、よその人から物をもらう癖がつくのもよくないしで(それじゃなくても買主の目を盗んで餌をくれるヤカラが多いのだ)、丁重にお断りしようと思ったが、犬のほうはすでにその気になっている。結局、飼い主が折れて、ありがたく頂戴する。

 アラブ人のお兄さん(だと思うけど)は、いつにも増してご機嫌だったみたいだ。中華屋さんで一杯ひっかけてきた帰りだったのだろうか。あれ? イスラム教では飲酒はご法度のはずだよな。それにチャーハンって、しっかり豚肉が入ってると思うけど……。ま、うちの犬にとってはよい1日だったようだから、事の真偽はどうでもいいか。

 

 

5/10

 サイトのリンクの件でメールを書いたり、業者に問い合わせのメールを送ったり、チケットの手配をしたり。私のバヤイ、こういう作業は、まとめて「エイヤ!」とやらないと、うまくいかない。基本的に、他人とのコミュニケーションが苦手なのだな。この性格は、死ぬまで治らんだろうと思う。因果なことで……。

 

 

5/11

 断続的に雷雨。おかげで、飼い犬がピーピー大騒ぎする。今年も雷が多そうな予感。やれやれ。

 夜は渋谷・ツインズヨシハシで宮原芽映さんのライブ。ベースが新しい人に代わったようだ。ベースがよいと、全体のサウンドも締まる。理の当然。

 

 

5/14

 新聞によると、厚生労働省が行なった大卒新入社員の意識調査で、「定年までいまの会社で働く」という回答が、入社半年で半減する、という結果が出たそうだ。これに関して、都内私立大の就職相談室長は、「自分の足で会社や先輩社員を訪ねる手間を省き、インターネットなどの情報で安易に会社を決める風潮が強い」ことが影響しているのではないか−−という。これを見て、スーダラ・サラリーマンだった頃のことを思い出した。

 いつものように会社でテレーっとしていると、電話がかかってきて、「就職課で紹介されたから会ってくれ」という。どうやら大学の後輩らしいが、一面識もない。知らないヤツ(それも男)と話し込む趣味はないので、できればお断りしたいところだったが、なかば強引に承知させられてしまった。

 向こうのペースのままに、近くの喫茶店でしばし会談。どうも話が噛み合わない。つーか、そもそもこういう強引な人は苦手。さらに、喫茶店を出るときに、いきなり「ごちそう様です」と言われてカチンとくる。そういうのはね、こっちが金を払ってから言いなさいっつーの。それでも、なんとか人事課長にバトンタッチして、お役ご免。−−はいいのだが、課長が会社の説明を始めても、あまり興味のありそうな様子ではない。あげくのはては、途中で「もうヤんなっちゃった」ときたもんだ。だからアタシは、最初からいやだったんだってば!

 会社を訪ねたからといって、1日ですべてがわかるとは思えない。安易ということでは、見も知らぬ先輩を頼るのも、インターネットも、五十歩百歩という気がする。少なくとも私は、同じ大学に通っていたからというだけで、便宜を図る気にはならないもの。そりゃ就職課にしてみれば、インターネットですべて片付けられたら面白くない−−というか存在意義そのものが怪しくなってくるんから困るだろうけどさ。

 案の定、その次の4月が来ても、その後輩はやってはこなかった。いまにして思うと、喫茶店の代金は会社に請求すればよかったのかな?

 

 

5/15

 自宅録音でブルーグラスギターを入れたくなって、3日ほど前からリハビリを始めている。あいかわらず泥縄だねぇ。お手本は、ラス・バレンバーグさんが書いたクラレンス・ホワイトさんの教則本。繰り返しているうちに、だいぶ調子が出てきた……ような気がする。久々に弾いてみたD-28も気持ちいい。やっぱブルーグラスには、これっすよ!

 

 

5/17

 モレート&トリーナのチケット代金を銀行で振り込む。ボシイ・バンドからアイリッシュにのめり込んだ私としては、モレート&トリーナの来日は、ドキドキワクワクものだ。主催が民音だというのは、なんとなくひっかかるところではあるが……。

 ついでにギターワークショップに寄って、バンジョーの弦を購入。(5弦)バンジョーの弦を張り替えるのは何年ぶりだろう? ブルーグラスバンジョーってヤツは、(私にとっては)おそろしく論理的な思考を強いられる楽器である。早い話が、たいへん難しい。ずーっと弾いてなかったのに、何でまたやる気になったのかというと、有田さんの教則ビデオを見たことが大きかった。このビデオのおかげで、「あ〜、こういうことだったのか!」と、全体像がすっきりと理解できたような気になったのだ。イメージさえつかめれば、あとは練習するだけで弾けるようにはるはず。−−とは言うものの、この練習をする時間がなかなか取れなくて……。

 

 

5/22

 バドワイザーのCMから、スティーブ・アールさんのような歌が聞こえてくる。まだ名前は表示されてないようだが、はたして本物か? いずれにしても、この人はヘタなロックミュージシャンより、よっぽど気合入っているよなー。日本では不当に評価が低いような気がするのは、こちらのひがみってもんだろうか?

 最近のCMといえば、マンドリンやバンジョーが、なかなかシャレた使われ方をしている例も少なくない。もしかしたら、この人ががんばっているせいかもしれない。けっこうなことである。

 

 

5/23

 雨にもめげず、秋葉原へ。資料用のカタログ漁りをする。ついでにノーテーションソフトのPrintMusic!を購入。ずっとEncoreを愛用していたのだが、開発元が倒産してしまったことでもあり、前から後釜を用意しようとは思っていたのだ。帰宅してWebのニュースをチェックすると、国がハンセン氏病訴訟の控訴を断念するという。意外な展開に、不覚にも歓声を上げてしまった。小泉さんは、この決断1つだけでも首相になった価値があるんじゃないかと思う。もちろん、ほかにもいろいろやってもらわないと困るんだけど。

 

 

5/24

 「TOPICS」の「日本マンドリン小史」を、やっと書き上げる。けっこうたいへんだった。本当は、ジャンボ、カスガあたりの話も、ちゃんとまとめたいところなんだが、資料不足でどうにもならない。詳しい話をご存知の方は、ぜひ情報をください。よろしく。

 

 

5/25

 ギターワークショップに寄ると、佐々木仁さんがいた。仁さんは、何も知らなかった私に、原稿の書き方や、雑誌の編集を一から教えてくれた恩人である。そのままお店に居座って、いろんな話をする。ギターワークショップ様、アイスコーヒーごちそうさまでした!

 家に帰ってから、マンドリンバンジョーの弦で試行錯誤。レギュラーのマンドリン弦では、やっぱりテンションがきつすぎるような気がするので、もっと細い弦を試してみることにする。たとえば、GHSのオクターブマンドリン弦を、1コースずつズラして張るのはどうだろう? 4弦(4コース)には3弦用の弦を、3弦には2弦用の弦を……。こうすると1弦に張る弦がなくなるが、これはバンジョーの1弦と5弦を流用する。このアイデアのミソは、バンジョーの1弦と5弦は同じ太さだから、1セットで2本の弦が間に合っちゃうところだ。素晴らしい!(自画自賛)

 張り終わった弦のゲージは、1弦から.009、.012、.022、.032となる。ダダリオのライトゲージが、.010、.014、.024、.034だから、エキストラライトゲージっつー感じか? そういえば、その昔、ジェームズ・バートンさんが、テレキャスターで似たようなことをやっていたんじゃなかったっけ?

 

 

5/27

 吉祥寺WINDS CAFEで、アメリカン・オールドタイム&フォークミュージック・コンソシウムなるイベント。ショップ・アメリカン・ギターズのジェフリー山田さんの解説で、ジミー・ロジャースからギリアン・ウエルチまで。貴重な音源で、オールドタイム&フォークの名曲を一気に聴く。初心者向けの無難な選曲という観もあったが、ジミー・ロジャースのIn The Jailhouse Nowに、テナーバンジョーが入っていたのは、びっくり。

 それにしても、ジェフリー山田さん、かわむらきょうこさん、五十嵐正さんなど、お名前はよく存じ上げていても直接話をするのは初めて、という方がたくさんいらっしゃったもので、まるでオフ会のような気分。私の名前も意外なところで知られていたりして、ちっと恥ずかしかった。ネット千里を走る。悪いことはできないもんだ。−−なんて言いつつ、また悪名を流してしまった気がしないでもないな。

 

 

5/28

 風邪をひいたようで、喉がいがらっぽい。鼻もじゅるじゅるだ。

 昨日のジミー・ロジャースが気になったので、ベストセレクションを引っ張り出して確かめてみる。たしかにテナーバンジョーだ。しかも、ブックレットに載っているバンドの写真を見ると、ギター1、テナーバンジョー2、マンドリンバンジョー1という編成になっている! 写真が小さくてよくわからないが、テナーバンジョーはパラマウント製だろうか?

 この曲は1928年のリリースだから、ちょうどテナーバンジョーの全盛期であり、ここで使われていても不思議はない。とはいえ、こういう音楽だったら5弦バンジョー−−という先入観があったもんで、これまでジミー・ロジャースとテナーバンジョーとは、まったく結びついていなかった。不明を恥じる。

 昨日のイベントでは、レッド・ベリーのMidnight Specialに入っていたマンドリンにも、心ひかれるものがあった。こいつももう1回聴こうと思ったが、うちにあるレコードにはマンドリンが入っていない。12弦ギター1本の弾き語りのようだ。う〜ん、この人も奥が深いなぁ……。

 

 

5/29

 風邪は、まだまだ絶好調。こういうときに限って仕事の打ち合わせが入っている。おまけに雷雨だしー。なんとかたどり着いて、用件を済ませ、どこにも寄り道せずに帰る。ほんとは秋葉原で買いたいものもあったんだが。当分は、おとなしく家でゴロゴロしてよう。……って、それじゃ普段と同じジャン。

 

 

5/31

 池袋のビックパソコン館で、外付けのCD-R/RWドライブを購入。ついでに新しくなったiBookをチェック。う〜ん、久々にAppleのマシンがほしくなってしまった。けっこう安いしー。

 

 

6/2

 コンフェデレーションズカップ1次リーグ、日本対カメルーン戦は、2-0で日本の勝ち。2戦目であっさり準決勝進出を決めてしまった。準決勝以降のチケットしか持っていない私としては、とりあえずホッ。とりあえず準決勝まではいけそうな気がしてたんだけど、ここまでの結果は、ちょっとできすぎかもね。試合場がどこになるかは、韓国とのからみもあって、けっこう複雑とはいえ、いまの状況だと、たぶん横浜でOKかな? どんでん返しで、韓国になったりして。わはは。

 

 

6/5

 五反田ゆうぽうとで、モレート&トリーナのコンサート。いや〜、なかなか。バックのメンバーも達人揃いだったし、モレート・ニゴーナルさんの歌も最高だったし。個人的なハイライトは、なんといってもミホール・オドンネルさんのボーカルに、トリーナ・ニゴーネルさんのコーラスがからむ瞬間だった。やっぱりボシイ・バンドはよかった−−と遠い目。しかし、メロディオンのマーティン・オコーナーさんは、やっぱりタダモノではない。「ジャバラの入ったアイリッシュはつまらない」という私の発言は、これを機会に、全面的に撤回します。ゴメンナサイ。

 

 

6/6

 新宿・弁天町で打ち合わせ。帰りに秋葉原に寄って、資料を物色。LAOXの楽器館を覗いたら、なぜかサズが置いてあったので弾かせてもらう。はっきり言って、あんまりいい仕事じゃないなぁ。糸巻きもルーズだし。それに、弦も1本切れたままジャン。ま、そのぶん値段も安いんだけどさ。結局、何も買わずに帰る。

 

 

6/7

 横浜国際総合競技場で、コンフェデレーションズカップの準決勝。試合開始と同時にものすごい雨が降ってきて、びしょ濡れ。雨合羽と折り畳み傘は持っていたものの、あまり効果はなく、パンツの中までグショグショになる。う〜む、最悪。ここの屋根については、前からいろいろ言われていたみたいだが、早くも身をもって体験することになろうとは。とほほ。こういうのは設計ミスとは言わないのだろうか? バグではなくて仕様です−−なんちって。

 

 

6/10

 コンフェデレーションズカップ決勝、フランスvs日本。う〜ん、負けちゃった。それなりに守備は機能していたとも言えるが、とくに1点入れられてからは、ほとんど点を取れそうな気がしなかった。善戦、完敗、どちらの見方も成立しそう。誰がどんな戦評を書くか、だいたい想像できてしまう。私なんかは、決勝まで進出できただけで、充分上出来だと思うけど。

 なんて言いつつ、個人的には早々にビールが売り切れてしまったのが、一番のショック。結局、最後までシラフで見てしまったよ。つーところで、今週はもう1回横浜に行くことになりそうなんだよな。ちょっとグッタリ。

 

 

6/13

 横浜の画廊まで絵を見に行く。私は絵の良し悪しなど、さっぱりわからない人間だが、不思議とゲージツ家方面の知り合いが多かったりする。したがって、個展などを見に行く機会も、けっこうあるのだ。本日のお目当ては、宮原芽映さんのイラスト。たまたまご本人がいらしたもので、ちょっとアセる。いや〜、作者の目の前で絵を見るってーのは、緊張するよなー。

 

 

6/14

 某出版社の某女性編集者と恵比寿で待ち合わせ。夜景のきれいなレストラン(!)で、インド料理を食べる。事前の予想どおり、仕事上の悩みをいろいろ聞かされた。もしかしたら、一生懸命すぎて空回りしている部分があるのかもしれないな、なんてことを思う。この広い空の下のどこかには、きっと自分のことをわかってくれる人がいると信じて、あんまり気張らずに生きていけばいいんじゃないかしら? −−なんてね。う〜ん、ガラにもないことを書いてしまった。反省。

 

 

6/19

 安物のギリシャ製ブズーキに、GHSのブズーキ弦を張ってみる。これで3、4コースがオクターブ状態になった。それにしても、ベニヤ板を適当に切ったようなひでぇ作りのわりに、優雅な音がするのは不思議だなー。機会さえあれば、もうちょっとましな楽器に変えたいところだが……。

 

 

6/20

 Apple Storeに注文していた新型iBookが届いた。わ〜い! 注文からほぼ3週間かかったことになる。品不足気味みたいだし、ま、こんなもんかな?

 思いのほか重たいというのが第一印象だ。カタログスペック上は、これまで使っていたDuo 280cと、あまり変らないはずなのに、何で? ま、どうせそんなに持ち運ばないつもりだから、いいんだけどさ。それよりも、久しぶりのアップルなので、当分浦島太郎状態になりそうなのが気になる。それにこのマシンで、しっかり金は稼げるのだろうか?

 

 

6/26

 5月の終わりに久々の営業活動をしたおかげで、仕事が入ってきたのはいいが、その締め切りがまとめてやってきてしまって、ドタバタしている。Webを更新する時間も、なかなか取れない。どうして、もっと先を見越したスケジュールが立てられないのだろう?  バカですねー。

 

 

6/27

 iBookに続いて、Windowsマシンも新しくすることにした。早い話が、Windows XP対策というわけだ。Pentium III 1GHz、40GBのハードディスクで、CD−RWとDVDのコンボドライブ、FAXモデム、イーサーネット、ビデオキャプチャボード、その他モロモロが付いて、11万円ちょっとで買えるらしい。ウッソ〜! いまからコンピュータを始める人は、恵まれてるよなー。うらやましい。ま、私も、その恩恵を受けることはできるわけだけど。

 

 

6/29

 曙橋で単行本の打ち合わせ。帰りに秋葉原に寄って、USB接続のMIDIインタフェースと、ソニーのデジカメを買う。なんか、最近買いまくってるなぁ。基本的に仕事の機材だから、楽器を買うよりはなんぼか健全なのかもしれないが。でも、もしかしたら、躁状態に突入して、気が大きくなっているのかもしれないね。桑原くわばら。

 せっかくデジカメを手に入れたんだから、いままで以上に写真をアップしたいと考えております。期待せずにお待ちください。−−というわけで、その第一弾。試しに撮ってみたマンドリンバンジョーのリゾネーターであります。けっこう年季入ってるでしょ?

 

 

7/5

 注文していたWindowsマシンが、宅配便で届く。持ってきたのが学生アルバイト風のおねーさんだったので、ちょっとドキドキ。だって、いくらミニタワーとはいえ、やっぱデスクトップマシンだもの。こいつがけっこう重そうで……。大きな荷物を抱えてヨロヨロと入ってくる様子が、あまりにも無防備だったから、思わずはらはらしちまったよ。ま、よけいなお世話なんだろうけどさ。

 

 

7/8

 池袋のスペイン料理屋で、昼飯。鳥&卵料理に生ハム。そしてパエリア。当然のように、ボトルワインも頼む。毎度のことながら、昼間っから酒を飲むのは気分がいいやね。おまけに金は出してもらっちゃたし! HMVに寄って、「たま」と「くるり」のCDを買って帰る。はは。

 

 

7/10

 何十回目だかの誕生日。うれしくもあり、うれしくもなし。「うれしくもあり」のほうは、要するに、曲がりなりにも今日まで無事に生きてこれたってことが、めでたいわけだな。「うれしくもなし」の理由については……、ここでわざわざ説明するまでもあるまい。

 新しいマシンのセットアップのついでに、LAN全体の整備も始めたら、いろいろ直したいところが出てきて、そっちのほうに時間をとられまくっている。大掃除を始めたら古新聞の山が見つかってしまって、ついついそれを読みふけっている−−というような状況だね。これはきっと。

 

 

7/11

 新しく買ったマシンに、Windows XPのβ版をインストールする。今回に限らず、β版なんてものは、ハナから信用してないので、できれば避けて通りたいところなのだが、仕事の都合もあるからしょうがない。さすがに上書きインストールする気にはならず、まっさらなドライブにインストールして、デュアルブートできるようにした。

 さて、インストールするまでは気が重かったのだが、実際に使ってみると、なかなか楽しい。インタフェースもずいぶんおしゃれになったねー。最初はとまどうかもしれんけど、私はこの方針を支持したい。−−というわけで、正規版の発売が楽しみだ。個人的には、NetWareにつながらないのをどうにかしてもらいたいところだが……。

 

 

7/12

 毎日新聞によれば、熊本市動植物園の金絲猴、星星(しんしん)が、よこはま動物園の愛愛(あいあい)のところに婿入りすることになったとか。

 この名前から判断すると、金絲猴というのは、もともと中国産の猿なんだろうな。パンダやトキでもおなじみのように、飼っている動物に、同じ字を重ねた名前をつけるのが、中国の流儀らしいから。おそらく音の響きがかわいらしい−−ということなんではないかと想像する。

 これが日本だと、ペアになっている体の部位に対して、こういうネーミングをするんだが。たとえば、「みみ」「ほほ」「ちち」「もも」とか。「おめめ」「おてて」なんかも、たぶんそうなんだろう。考えてみれば、全部一音節の音の繰り返しである。こういうやり方は、日本語(和語)以外に、ギリシャ語にも見られるんだそうな。ところで、「ちんちん」は、なんで1本なのに同じ音を繰り返しているんだろう? ちょっと不思議。

 

 

7/14

 今年になって自宅録音した「デモテープ」を、とりあえずCDに焼いてみる。ソフトウェア風に言うと、β1くらいの段階か。これからバグ出しをしなければ。時間にして、ちょうど40分くらい。半年くらいかかったわりには、たいした量じゃないな。おまけにすんごいヘタだしー。

 試みに使用楽器をまとめてみると、Aギター、Eギター、マンドリン、フィドル、マンドセロ、オクターブマンドリン、バンジョー、マンドリンバンジョー、ベース、ハーモニカ、ペニーウイッスル、パーカッションいろいろ……。いろんな楽器を弾いてはいるけれど、いわゆるマルチ・インストルメンタリストでないことは、自分が一番よくわかっている。むしろアレンジャー志向のほうが強くて、「ここはこういう楽器を入れたい」と思うのが先。ほかに弾いてくれる人もいないから、結局自分で弾くということになってしまうのだ。ほんとは、あんまりいいことじゃないのかもしれないな。

 

 

7/16

 マシンを入れ替える関係で、ケーブル類の配線も大幅に変更する。Ethernetに関しては(設計段階からかなり気を配っていたこともあり)、とくに苦労はしなかったのだが、困ったのが電話回線だ。増設に次ぐ増設で、どこかの温泉旅館みたいに、わけのわからないレイアウトになっている。しょうがないので、1本1本のケーブルをたどって配線図を書くところからはじめた。このwalk don't run作戦が功を奏したようで、なんとか無事に作業は終了。どこにつながっているのかわからないので、使わないままずーっと放ってあったFAXモデムも、やっと取り外すことができた。めでたい。

 

 

7/19

 USB経由で、iBookとMIDI音源をつなごうとして、悪戦苦闘。OMSのインストール、USB MIDIドライバのインストールはうまくいっているはずなのだが、肝心の音源を、まったく認識してくれない。なぜだ?

 

 

7/20

 新宿・伊勢丹美術館のアール・デコ展を見に行く。アールデコは、1920年代〜30年代のデザイン様式だそうだ。ちょうど、私好みの弦楽器が作られていた時期と一致している。とくに30年代のバンジョーのデザインあたりは、アールデコの影響をかなり受けているのではあるまいか。−−ということで、以前から興味は持っていたのだ。会場には、しゃれたデザインのガラス工芸品や銀器がたくさん並べられていて、楽しかった。とはいえ、一番心をひかれたのは、やっぱり木を使っている家具だな。

 

 

7/21

 浜松町の都立産業貿易センターで開催されているTokyo Guitar Showを見に行く。ギターのトレードショウに出かけるのは久々だ。楽器を持っていくと入場料が半額(500円)になると聞いたので、ギブソンのL-2を持って行ったところ、入場時と退場時にチェックされる。「展示されている楽器の盗難予防のため」という説明を受けて納得。おまけに「珍しい楽器だ」と褒め(?)られた。

 なにはともあれ、エレクトリック、アコースティック取り混ぜて、ビンテージもんの楽器が、会場いっぱいに並んでいる光景は、壮観だ。あ〜、見ているだけでシアワセ。資金はまったくないけれど、気にせずひたすらチェック。このサイトがらみで面白そうだったのは、ブルーベルとヘッドウェイのエレクトリックマンドリン(どちらもけっこう珍しい)、それと本家フェンダーのエレクトリックマンドリンあたりかな? あとは、平塚のオールド・ギター・ショップのブースにあった、70年代のオール・アメリカン(バンジョーです)のリイシューも、なかなか。ほかにも個人的にはいろいろほしい楽器もあったのだが……、以下省略。

 いい機会だからと、中古のパーツを売っていたブースで、ギブソンのエレクトリックギター用ノブを探す。残念ながら、こちらが希望するものはなかった。お店の人に、「もし見つかったとしても、6、7万円はしますよ」と言われて唖然。それだったら、ギター本体が買えるやろ。4個まとめての値段だろうけど、それにしても尋常ではない。どうやらリイシューモデル用の新品のノブを取り寄せてもらうのが正解のようだ。結局何も買わずに帰る。はは。

 

 

7/28

 しばらくロクなものを食べていなかったので、たまには自分でメシを作ろうかと思ったのはいいが、ワークエリアを作る段階で力尽きた。結局、夕食は駅の上の焼肉屋で。黒生ビールが美味。

 

 

7/29

 隣の中学で参議院議員の選挙。その足で近所のファミレスに寄り、宇治金時を食べる。やっぱかき氷は、夏の通過儀礼である。私にとっては、クリームソーダと冷やし中華もそうなんだけどね。あとクリアしてないのは、クリームソーダだけか。

 帰ってから、USB-MIDIインタフェースの設定に、再チャレンジ。OMSのファイル、MIDIドライバの削除と再インストールを繰り返していたら、あっさりつながるようになった。う〜ん。よくある話だけど、イマイチすっきりしないな。

 

 

7/31

 赤坂のホテルニューオータニで、Windows XPのプレス発表会。会場は、冷房が効きすぎてめちゃくちゃ寒い。眠ったら死ぬところだった。終わってからサンプル盤(RC1)の配布あり。長蛇の列にたじろぎつつも、おとなしく並ぶ。ところが、あともうちょっとで自分の番というところで、ライターが並ぶ列は別にあることに気づいた。とほほ。

 帰りに秋葉原に寄って、USB用の外付けFDドライブなどを購入。それにしても暑っちーよ!

 

 

8/1

 Windows用のスタンダードMIDIファイルを、iBookに持ってくる。だいたい予想はしていたのだが、File Exchangeでは、MIDIのデータにすることができない。どうしてMIDIは、こんなにも冷遇され続けているんだろう?

 また昔のように、1つ1つファイルの属性を書き変えていかなければならないかと覚悟したら、MIDI IT!という便利なツールがあるという。さっそくダウンロードして試してみる。おぉ、ドラッグ&ドロップ一発で、MIDIのデータに変換できるではないか(正確に言えば、ファイルそのもののフォーマットが変わったわけじゃなくて、ファイルタイプがTextからMidiに変更されただけなんだろうけど)。すばらしい! これでiBookからMIDI音源をコントロールできるようになった。便利なツールを作ってくれた方に感謝。

 

 

8/5

 iBookのMIDIシステムも、なんとかまともに動くようになってきた。シーケンサーソフトは、勝手知ったるPerfomerのお世話になることにする。この際だから、一番新しいバージョン6を用意した。−−となると、MIDIオペレーティングシステムは、当然FreeMIDIにしなければならない。したがって、MIDIインタフェースも、MOTU純正のFastLane-USBに変更。おかげで、ヤマハのUX96が無駄になった。なーにやってんだか。

 Performer 6は、私が愛用しているVS-880EX(デジタルMTR)もコントロールできるらしい。専用のコンソールウィンドウまで用意されている(正確に言うとVS-880用だけど)。ラッキー! そこで、VS-880EXとMIDIインタフェースもケーブルでつないでみる。

 ここまできたら、オーディオファイルもPerformerで扱うようにしたい。そこで秋葉原に出かけ、USB用のオーディオインタフェースと、デジタルオーディオケーブルを調達してきた。新製品らしいEmagic EMI 2/6とかいうヤツだ。普段はものぐさなのに、こういうときだけマメだねぇ。

 実は購入前からわかっていたことなのだが、このパッケージにはWindows用のドライバしか添付されてない。マニュアルにはMacintoshのセッティング方法も、しっかり書いてあるというのに……。パッケージを開けると、「For Windows Only」と書かれたCD-ROMと、「Macユーザーはインターネットでドライバをダウンロードしてちょ」という紙切れが。う〜ん……。おそらく、製品の発売スケジュールに、Macintoshのドライバが間に合わなかったというだけの話なんだろうけど、なんだかねー。

 

 

8/7

 エドモントンで行なわれている世界陸上の女子100m決勝は、絶対本命と目されていたマリオン・ジョーンズさんが、ウクライナのザンナ・ピンツセビッチさんに敗れた。マリオンさんにはなんにも恨みはないけれど、「マリオン、マリオン」とTBSが(それとも、織田さん個人が−−かな?)、はしゃいでいるのを見せられ続けていたもので、ついつい「ざまぁみろ」という気分になってしまうから恐ろしい。オレもまだまだ人間ができてないな、と反省。

 しかし、前回、前々回と、あれだけ世界陸上の中継が不評であるにもかかわらず、まったく反省した様子が見えないTBSもたいしたもんだ。ま、日本テレビがやってた頃だって、そんなに褒められたもんじゃなかったけどさ。

 室伏さんが銀メダルを取ったハンマー投げの決勝は、非常にレベルの高い戦いで、ずいぶん興奮させられたけれど、これもひいきの引き倒しみたいな実況が、タマに傷。「(室伏の記録を見て)もうあきらめてしまった選手も大いに違いありません!」とかね。この人たちは、場の雰囲気を盛り下げることに、心血を注いでいるのだろうか? ついでに言えば、とってつけたような選手のキャッチフレーズも、もういいかげんにしてほしい!

 

 

8/10

 先日Windowsマシンを購入したエプソンダイレクトから、宅配便が届いた。「全部届いているはずなのに」、と不審に思ったが、なんでもオーダーを入れたのがキャンペーン期間中だったらしくて、厳正なる抽選の結果、めでたく「USBスマートメディア/コンパクトフラッシュカードリーダー」(うー長い!)が当ったんだと。へー、そんなキャンペーンをやっていたのか。ちーとも知らなかった。

 抽選で何かが当たったという経験は、ほとんど皆無なもんで(ワールドカップのチケットもはずれたみたいだし)、めちゃうれしい。……は、いいのだが、考えてみたら、スマートメディアも、CFカードも、まったく使っていないのだった。運がいいのやら、悪いのやら。あ、そうか。こういうカードを利用するMP3プレイヤーや、デジカメを買えばいいんだ。……って、なんか話がヘンですね?

 ほっぽってあった、MTRとシーケンサーの設定も、無事終了。これでiBookからVS-880EXをコントロールできるようになった。ふっふっふ。Performerに付いていたソフトウェアコンソールは、「EX」の付いてないただのVS-880用だったが、フェーダーのコントロールなどは、EXでも問題なくできるようだ。おそらくコントロールコードなどは共通なのだろう。ま、基本的には同期だけできればいいので、細かいコントロールまでiBookからやるつもりはないのだけれど。それはそれとして、これでまた自宅録音をやらんといかんなー。

 

 

8/14

 MIDIシステムを新しくしたついでに、シンセサイザーの練習を始める。鍵盤楽器はまったく弾けないのだが、やっぱMIDIをやるには、キーボードが使えたほうが、なにかと便利だと思うので。善は急げで、さっそくアドリブパートをリアルタイム入力してみた。初めてにしては、まずまずのデキだったかな? どうせクオンタイズとかもするわけだしね。でき上がったデータの音色は、フレンチ・アコーディオンに決定っと。

 

 

8/16

 BBSで話が持ち上がったロックバンドの初顔合わせ。渋谷109前で、待ち合わせる。私を含めて4人のメンバーが集まった。リードギター、サイドギター、ベース、ドラムスと、ちゃんとしたロックバンドの編成になってるジャン! 段取りが悪くモタモタしたけれど(誰だ仕切ってるのは? あ、オレか!)、なんとか場所を見つけてビールを飲みながらミーティング。それから近くの公園で、マンドリンの試奏。結局、都合3本のマンドリンが集まった。ヘンなロックバンドだなぁ……。さて、はたして無事起動にのるんだろうか? 乞うご期待。

 

 

8/18

 飼い犬の予防接種に行く。本来ならば、2月くらいにはしておこなければいけなかったヤツだ。いやはや、なんとも……。そういえば飼い主のほうは、ここ10年くらい健康診断も受けてないな。

 

 

8/26

 吉祥寺ウィンズカフェで、日本のフォーク&ロックの60年代、70年代レア音源大会。演奏している当のご本人たちも、こんな音源の存在すらしらないような貴重な音がバンバン出てきて、びっくり。いや〜、ほんとに参加してラッキー。個人的にうれしかったのは、アーリー・タイムス・ストリングス・バンドや、ファニーカンパニー。そういえば、ナターシャセブンのライブ音源もあったなぁ。

 

 

8/28

 昨日は1日締め切りに終われていたため、思い浮かびもしなかったのだが、26日のウィンズカフェのイベントではレア音源に興奮したのと、すきっ腹でタダ酒をたくさん飲んだのとで(どちらかといえば後者のほうがメインの理由かな?)、かなりハイになり、ひたすらやかましいウンチクおやじになっていたような気がする。どおりで帰ってきてからグッタリきたわけだ。司会進行役のかわむらきょうこさんも、相当困ってたんじゃないだろうか(もっと早く気づけよ!)。恥をしのんでお詫びメールを書く。バカですねー。

 

 

9/11

◆幸せの定義

 生物学の論理では、「幸せ」とは「自分が環境に適応していると感じる状況」のことだそうだ。なんと単純明快にして、おおらかな定義! 大学生のときに初めてこれを聞いたときには、本当に目からウロコが落ちたような気がした。あぁ、そんなに難しい話じゃなかったんだと。

 生物学の視点から世の中を見ると、複雑な人間社会も、ずいぶんすっきりとしてくる。悩み多き方は、一度試してみられるといいのではないかと思う。もっとも、「人間をほかの動物と同等に論じるのは許せない」というような方には、お薦めできないのだけれど。

 

 

9/14

 マイクロソフトからFAXがきて、社長兼COOであるリック・ベルーゾー氏の来日が、取りやめになるという。例のニューヨークのテロ事件の影響らしい。あれだけの事件だから、何らかの形で影響はあるだろうとは思っていたが、こう来るとは予想できなかった。

 いや、実を言うと、もっとずっと深刻な話もあるのだ。私の知り合い−−というか、より正確に言うと、私のコレ(と小指を立てたつもり)の知り合い−−が、ちょうど旅客機が突っ込んだワールドトレードセンタービルに、引越しをしていた最中だったらしい。引越しが遅れていたおかげで、本人はあやうく難を逃れたのだが、すでに引越しを済ませていた部署もあり、こちらのみなさんは、モロに巻き添えをくって、現在安否不明の状態であるという。なんてこったい!

 日本政府の公式発表では、日本人の行方不明者は22人ということになっているようだが、この数字はどうも怪しい。まず、米国の企業に現地採用されたケースは、はなから数えられていないようだし、さらに日系の企業の場合でも、たとえば、よその会社から出向していたプログラマーなどは、ほとんどチェックされていないようだ(上記の知り合いの同僚の例もこれに当たる)。同じ職場で働いていたのに、何でこんなことになるんだろう? あんまり22人、22人と強調しすぎると、あとで大きな問題になりかねないのではないか? 老婆心ながら気になる。

 

 

9/19

 幕張のホテルニューオータニで、Windows XPの発表会。幕張メッセで開催中のワールドPCエクスポに合わせてということなのだろうが、ほとんど家に閉じこもっている身としては、朝の10時に幕張に行かなければならないのはつらい。結局だいぶ遅刻してしまった。たはは。外に出たついでに、幕張の新星堂でCDを物色。ジムダンロップのピックも10枚ほど買った。

 

 

9/27

 夜中の2時頃、ギターの弦を換える。どうせ暇なんだから(?)、昼間換えればいいものを。

 そういえば、最近は経費の節減のためか、ギターでも弦を2本ずつセットにしたパッケージが増えてきたようだ。マーチンしかり、ダダリオもしかり。気になるのは、このセットが、1弦と4弦、2弦と5弦、3弦と6弦−−という組み合わせになっていることだ。このペアリングに意味はあるんだろうか? 私のバヤイ、1弦と6弦、2弦と5弦、3弦と4弦−−という具合に、ヘッドで見たときに左右で対になっている弦を、いっしょに換えるようにしている。したがって、いまのセットの組み合わせだと、ヒジョーに不便なんだけど……。きっと、私のようなやり方をする人は少ないんだろうな。でも、どういう順番で弦を張っていくべきかという情報は、意外と知られてませんね。

 

 

9/30

 ここのところどうも元気がない。え? いつものことだろって? ま、そのとおりではあるのだが、ライブの日取りをチェックするのもめんどうな気分だから、これはかなりヤバいのかもしれない。おかげで、ここのところしばらく、ライブともご無沙汰だ。気がついたときには、もう日にちが過ぎていたということばかり。何年かに一度くらい、こういう状態になることがあるんだよねー。とくに鬱な状態であるという自覚はないのだが。そうそう、いいかげんにWebの更新もしないと。

 

 

10/1

 昨日から、また自宅録音を始めている。今回は、リズム隊を打ち込みにしたので、これに、ギターとボーカルを重ねるところからスタートだ。とりあえず適当に入れてみて、これをプレイバック。それから、ボーカルを録り直す。この段階でやっと気がついたけど、今回は、ロックンロールっぽい曲ばかりだなぁ。アタシャ、あんまりロケンロールな声じゃないんだけど……。そのうち1曲は、マンドリンを重ねる予定なので、これはちょっと楽しみ。

 

 

10/2

 ちょっと咳き込んだら、シャックリが止まらなくなる。ひっく! う〜、情けない。しばらくボーッといたら、なんとかおさまったのだが、数時間後、鼻汁をかんだ拍子に(とほほ)再発。今度は犬の散歩中だったので、往生した。明日は取材が入っているけど、大丈夫だろうか? 取材中にヒックシャックやってらんないもんねー。ちょっと心配。

 

 

10/3

 外苑前にあるデザイン事務所を取材。編集、営業、カメラマンなどを加えて、総勢5人の大部隊である。ヘタをしたら取材先の人数より多かったりして。私の経験からいくと、人数が多い取材というのは、たいていロクなものにならないのだが、今回は……まあ、「フツー」ってとこかな。もっとも、原稿が最終的に印刷物になって、お金をもらうところまでいかないと、ほんとうの評価は下せないのだけれど。あ、幸いなことに、シャックリは再発しなかった。ホッ。

 

 

10/4

 代官山で取材。帰りに渋谷のヤマハに寄って、ルーマニアとハンガリーのフィドルチューン集などを購入。これで、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスに迫れるかな? そういえば、私の使っているフィドルは、素性がはっきりしないんだけど、もしかしたらハンガリー製(神聖ローマ帝国の末期?)かもしれないそうな。もちろん、純然たる駄楽器なんだけど、これでハンガリーの曲を弾くのも、何かの縁かもね。

 

 

10/5

 ホテルオークラでポケットPCの発表会。御茶ノ水まで足を伸ばして、石橋楽器店ロックサイドへ。ひょっとしたら置いてあるかな、と思ったゴダンのマンドリンは、在庫なし。代わりにギブンスのA-5コピーなどを弾かせてもらう。よい楽器だとは思うけど、ギブソンに比べると、ずいぶん華奢な印象もある。けっこうオリジナリティが強いのね。でも、やっぱりよい楽器だなー……。

 

 

10/9

 TVはどこも戦争の話ばかりでうんざりだ。誰が何を言おうと耳をかすまいとは思っていたけれど、実際に空爆が始まってみると、やはり落ち込む。報復が報復を呼ぶような事態だけは避けるべきだと思うのだが……。いまはただ、空しい。

 

 

10/15

 エレクトリックギターの弦を買いに、池袋の石橋楽器店まで出かけたのはいいが、オベーションのエレアコマンドリンの在庫処分半額セールをやっていたのを見つけて、ついウカウカと衝動買いをしてしまった。う〜ん。

 ここだけの話、さらなる値引き交渉も成立したし(ちょっとした事情あり)、たまっていたポイントカードの点数も使っちゃったしで、財布のダメージは、韓国製アプローズのエレアコマンドリンと、そんなに変わらなかったんだけど……。

 チェリーサンバースト(オベーションのカタログによれば「チェリー・チェリーバースト」)の、なかなかきれいなフィニッシュで、音もまずまず。シリアルナンバーを見た感じでは、1997年製かな? 4、5年間お茶を挽いてたんだねー。まだ在庫はあったみたいなんで、興味のある方は、ぜひどうぞ(宣伝にあらず!)。

 

 

10/19

 池袋サンシャインシティで、恒例の楽器フェア。興味の範囲だけは広いので、集まったカタログの量もハナパじゃない。帰り道はかなりつらかった。でも、マンドリンの展示は、タコマとケンタッキーくらいだったんだよねー。

 併催されたDr.Kプロジェクトのライブは、前半が徳武さんのソロアルバム中心。後半はエリアコード615のレパートリー中心に進んだ。個人的には、最後にゲストで出てきたジョニー・ハイランドさんのギターがハイライトだったような。何と言っても、音色がすばらしい! 有田さんは、バンジョーのほかに、ギターとマンドリンもプレイ。マンドリンは、ギブソンA-jrを使っていたようだ。バインディングもインレイも、全然ないようなシンプルな楽器だけど、意外とステージで見るとかっこいい!

 

 

10/20

 渋谷ツインズヨシハシで、宮原芽映さんのライブ。アイルランドのトラッドに日本語訳詞を付けたという「夏の名残のバラ」は、初めて聴く。日本では「庭の千草」のタイトルで知られている有名曲だ。

 明治の頃に入ってきたアイルランドの民謡は、みなイングランド経由で伝えられたものである。はっきり言って、イングランドで楽譜にまとめられた段階で、思いっきり換骨奪胎(似非クラシック化)され、原曲の生気が失せてしまったようなものが多い。さらに加えて、原曲とはあまり関係ないような日本語の歌詞がつけられているものだから、あんまりアイルランドの雰囲気は残っていない。

 これに対して、宮原さんのバージョンには、元のアイルランドの音に近いものを感じた。アイルランド風のコブシに、歌詞もぴったりと合っているし。アイルランドの歌の日本語化ということでは、もしかしたら、いままでに聴いた中のベストかもしれない。

 レジのところで、ガンさんこと佐藤博さんの新譜を売っていたので、帰りに購入。ああ、これはすごくいいアルバムだなあ。何の暗合か、The Water Is Wideに日本語の歌詞を付けて歌っているし。うん、これは、このまま歌わせてもらおうっと。

 

 

10/29

 意外なところから、意外なミュージシャンの来日に関わる話が飛び込んでくる。まだ具体的には何も決まってないみたいなので、これ以上のことは書かないでおくけれど、正式に決定したら、けっこうすごいと思う(実は、初来日ではないのだけれど、正式なバンドでの演奏は今回が初めになるはず)。もし決まったら、みんなで見に行きましょう。ね?

 

 

10/30

 久々にWebの更新をやろうと思い立ち、楽器の撮影をする。おそらく近日中に公開できるだろうと思うので、乞うご期待。あ、いけね! オベーションの写真を撮るのを忘れてた!

 そういえば、購入時から気になっているんだけど、このマンドリンのネックって、塗装されてない白木の状態に見えるんだよなぁ。オベーションのギターなどで、ほかにこういう仕様のモデルはあるのだろうか?

 

 

10/31

 だいぶやる気がでてきたようで、エリアコードのライブのチケットを手配したり、デール・ラスさん(アメリカ西海岸のアイリッシュフィドラーで、私が個人的に崇拝している)のフィドル・ワークショップ(for beginners!)に申し込んだりと、久々にアクティブな人となる。そうそう、「原色マンドリン図鑑」のほうも、なんとか更新したので、ぜひご覧ください。つーことで。

 

 

11/2

 渋谷ツインズヨシハシで、高田渡ライブ。息子さんの漣さんのペダルスティールをバックに、相変わらずのひょうひょうとしたステージだ。

 ゲストで登場したのは、佐藤ガンさん。高田さんのライブが始まったところで、突然現れたガンさんは、なんと、私の隣の席に座った。そういえば、この前の宮原芽映さんのライブのときは、隣が平松八千代さんだったんだよなー。いきなり声をかけるのもナニなので、こういうときは、とりあえず気づかないフリ。

 −−と思ったら、そこへかわむらきょうこさんがやってきた。そしてかわむらさんと話をしていたら、「話に割り込んですいません」という感じで、ガンさんがこっちに会釈をするではないか! ん〜、よくできた方です。かわむらさんの紹介のおかげで、ガンさんの新しいアルバムのこと、「時の川(The Warter Is Wide)」をカバーさせてもらったことなどを話すことができた。ちょっぴり幸せ。

 

 

11/10

 上野ウォリアー・ケルトで、アイリッシュ・フィドルのワークショップ。講師のデール・ラスさんは、以前から大好きなフィドラーだったので、直接指導を受けられるなんて望外の喜びなのだ。2時間の講座は、リズムの話から始まったかと思うと、すぐにジグとリールの課題曲のレッスンへ。最初は基本的なメロディラインを覚え、それに、スライド、ロールなどの装飾音をつけていくという、実践的かつ中身の濃い内容だったと思う。デールさんの指導も、フィドルの音色から感じていた人柄そのままの、温かいものだった。

 

 

11/12

 う〜、まいった。いきなり山手線が止まっちまうんだもんよ。新宿駅で埼京線(こっちのダイヤも乱れていた)から乗り換えて、隣の代々木駅まで来たと思ったら、そこで電車は立ち往生。早く行かないと、TRIP IN THE COUNTRY(エリアコード615+Dr. Kプロジェクト)のライブが始まってしまうではないか!

 当分動きそうにないというので、あきらめて歩くことにした。代々木から渋谷だったら、そう遠くはない。開演時間には楽勝で間に合う予定だったのだが、途中で道を間違えたもので、たどり着いたのは、開演ギリギリ。会場の扉を開けたとたんに、演奏が始まった。

 バンドの演奏は思っていた以上にまとまっていた。サンシャインで見たときもそう思ったけど、フィドルのおねーさんは、なかなかやるジャン。それにつけても、ウェイン・モスさんの動く姿を見られるなんて……。

 

 

11/16

 ギブソン・バンジョーの変遷について調べる。最初の頃はスタイル4(TB-4、RB-4など)がトップラインで、その後スタイル5にとって変わられるあたり、マンドリンと共通していて面白い。もっともこのあとは、スタイル5と入れ替わるように、さらにゴージャスなスタイル6が登場。フロレンタイン、ベラ・ボーチェなどの、より高級志向のモデルも追加されるなど、まったく異なる展開を見せることになるのだが。

 ところで、ギブソン・マスタートーン・シリーズ(プロ向け仕様)の最下位モデルに当るスタイル3は、発売当時の価格が100ドルだった。ギブソンのカタログを見ると、「この価格でこの性能を実現できるのはギブソンだけ」というようなことが書いてある。たしかに、他社と比較してみると、B&Dのシルバーベル#1が140ドル、パラマウントのスタイルAが130ドル、ワイマンのスタイルAが140ドル……といった感じで、100ドルという価格設定は、かなり思い切ったものだったと思われる。バンジョーメーカーとしては、後発だったギブソンが、先行メーカーに対抗するために、戦略的価格設定を行なった−−と考えるのは、あながち的外れではあるまい。構造的な面から見ても、ギブソンバンジョーには、徹底的なコストダウンのための、さまざまな工夫がされているように思う。

 ちなみに、このスタイル3は、1937年にはさらに75ドルまで値下げされ、それに伴って、モデル名もスタイル75(TB-75、RB-75など)へと変更される。この変更と同時に、オールアメリカン、フロレンタイン、グラナダ、スタイル6といったギブソンを代表する高級モデルは、すべて生産中止になっているから(ベラ・ボーチェ、スタイル5は、これ以前に姿を消している)、よっぽど景気が悪い時代だったのではないだろうか。かくしてギブソンは、よりシンプルなデザインを持つトップテンションバンジョー(スタイル7、12、18)に活路を見出そうとする。第2次世界大戦が始まる2年前の話である。

 

 

 

11/19

 午前2時頃から、しし座流星群を見る。曇っていた空は晴れ、気温もそれほど低くなく、わりとよいコンディションだ。以前に見たときよりは、流れ星の数も多かった。それでも流星雨というほどではなかったが。ま、東京で見る星空は、こんなもんっしょ。

 

 

11/21

 ちょっと前から壊れていた犬小屋を修理。はずれてしまった床板を、元どおりにセットしてやろうと思ったのだが、小屋自体が変形しているようで、ラチがあかない。しょうがないので、全体を分解して、もう一度組み立て直すことにした。完全には復元しなかったけど、まあいいや。

 現在の犬小屋は、実は2代目だ。最初のヤツを壊されたときに、これじゃアカンと思って、一番頑丈なヤツを買ってきたつもりなのだが、この破壊力たるや恐るべし。それに、小屋の下もずいぶんをほじくり返されていて、ほとんどアッシャー家状態なんだよなー……。

 

 

11/23

 アクセスカウンターの数字が20000に達した。まずまずめでたい。これもひとえに皆様のおかげということで、これからもぜひぜひよろしくお願いします。ペコリ。

 

 

11/27

 ギターワークショップに出かけ、ギブソンのアーチトップギターの修理を依頼する。ついでにディスクユニオンに立ち寄り、CDを物色。ゲイ&テリー・ウッズのアルバムがあったので、あせって購入する。メールで情報をもらったレオン・ラッセルwith NGRの新譜は、残念ながら見つからなかった。とほほ。実物は見られなかったけど、コートニー・ジョンソンさんはしばらく前に他界していることではあるし、おそらく、例の昔のツアーの発掘音源なんだろうな。

 

 

11/29

 う〜。風邪を引いてしまったようで、昨日から鼻水が止まらない。ぐったり。しょーがないので、家でボーっとしていたら、マンションのセールスの電話がかかってきた。それも「お父様かお母様に代わって」だと。自慢じゃないが、私のバヤイ、この手の勘違いがけっこう多いのだ。電話はともかく、面と向かってもこう言われちゃうのは、よっぽど一家の主人(わはは!)としての適正に問題があるのだろうか?

 もっとも、この手の勘違いにもメリットはある。こちらが「僕ちゃんしかいまちぇん」と答えると、たいていの相手は、あっさり引き下がってくれるのだ。しかし、今日のお兄さんは、それでもめげない。「将来的に独立するおつもりは?」ときた。とほほほほ……。

 

 

12/1

 ワールドカップ抽選会の生中継を見ながら、一喜一憂。ベルギー、ロシア、チュニジアかー。ほとんどキリンカップと錯覚しちゃいそうな顔ぶれジャン。よくまあこれだけ地味なチームばっかり集まったもんだ。とはいえ、実際に勝ち点を上げようと思うと、けっこうしんどそうだよなー。さて、泣いても笑っても、あと半年あまり。はたして結果はいかに?

 

 

12/3

 池袋へ出かけ、コンピュータショップとレコード屋と楽器店と本屋をチェック。よく考えてみれば、私の人生は、ほとんどこれで完結してるなー。ちょっと寂しい?

 

 

12/8

 池袋のコンピュータショップで、ディスプレイケーブルを購入。西武デパートの地下でトップスのチョコレートケーキを買って帰る。うまいんだな、これが。

 

 

12/10

 仕事の打ち合わせの帰りに新宿へ寄り道。楽器店、CDショップをハシゴする。石橋楽器店では、「ヴィンテージ・ギター写真集」のVol.3が出ているのを見つけて、さっそく購入。著者の保田誠さんは、その文章を読む限り、私とはまったく相容れるところのない方(ぶっちゃけた話やな感じ)だと思うのだが、それでもこの人が関係している本を見ると、ついつい買ってしまうのは、なんというか……。このシリーズも、3冊とも持ってるもんねー。

 さらにバージンメガストアで、しばらく前から探していたレオン・ラッセル with NGRのアルバムを発見。それはいいとして、こいつのセキュリティの解除がうまくできなかったようで、エスカレーターのところのチェックにひっかかる。しょーがないのでレジまで戻るも、事態は改善されず。結局、店員のおねーさんが、お店の出口までエスコートしてくれた。お世話様。

 それでもめげずに、その足でタワーレコードへ。入るときはひっかからなかったので、これでOKかと安心してたら、出るときにまたもや「ピピピッ!」ときた。お店のおねーさんに事情を説明したところ、ここでセキュリティを解除してもらえて一件落着。つーことは、あのセキュリティシステムは、バージンとタワーで共通だったりするんだな。いろいろお騒がせしたくせに、結局タワーでは何も買わなかった。たはは。

 

 

12/12

 渋谷ネストで、フラック・ウイズ・クライブ・グレグソンのライブ。6階に上がるエスカレーターに同乗したのは、フラックのフルート吹きのおねーさんだったような……。でも、そう思うようになったのはライブが終わってからで、そのときはボーッとしていたもんで、まったく気づかなかった。いやはや。

 クライブ・グレグソンさんは、ギター1本の弾き語り。これがなかなかいい感じ。フルックのほうは、2本のフルートのアンサンブルが、なかなか気持ちよかった。アイリッシュ一辺倒でないところもナイス!

 

 

12/18

 池袋のコンピュータショップで、プリンタのインクとZIPディスクを購入。VS-880というデジタルMTRのバックアップ用に、ZIPディスクが必要なのだが、いまとなってはZIPディスクの需要なんて、ほとんどないはず。当然メディアの値段も、ものすごく高い。なんとかならんかなー。いっそCD-RWに切り替えられないものか。

 外へ出たついでにパルコに寄って、クリスマスプレゼントも物色。−−といっても、色っぽい話などあるわけもなし。実は、近々、見に行く予定のライブで、クリスマスプレゼントの交換会というおそろしく少女趣味なイベントが行なわれるのだよ。こっちは、ただライブを見たいだけなのに、なんでそんな準備までしなきゃならんのかよくわからん。はっきり言って迷惑以外の何物でもない。それでナンパができるわけでもないしねー。ブツブツ……。

 

 

12/19

 やっと重い腰を上げて、Windows XPをサーバーにつなげた。モデムのドライバもインストールし直したし、これで本格的な仕事に入れる……かな?

 

 

12/22

 高円寺・稲生座で、チープ・チーパーズのライブ。同じ日にドーナル・ラニー&アンディ・アーバインのライブがあったとかで、親分の青柳さんは、私がチーパーズのほうを選んだのにびっくりしたそうな。でも、ぶっちゃけた話、そんなライブがあるとは、全然気がつかなかったのだ。チャンチャン。

 

 

12/23

 渋谷・ツインズヨシハシで、さねよしいさこさんと良原リエさんのジョイントライブ。何を隠そう、さねよしさんのライブを生で拝見するのは、これがはじめてだったのだが、ほぼ想像していたとおりのヘンな女のヒトだった。あ、これは一応誉め言葉のつもり。歌もパフォーマンスも、とってもかっこよかったと思う。良原さんは、例によって、ソロピアノに、アコーディオンのインストに、さねよしさんのバックにと、大活躍だったのだ。

 問題のクリスマスプレゼント(500円相当品!)の交換会も、なんとか無事にのりきることができて、ホッ。……は、いいんだけれど、私のところに回ってきたのは、よりによって大っ嫌いなマシュマロときてる。しかも500円分のマシュマロって、気が遠くなるほどの量なんだよねー、これが。とほほほほ。

 

 

12/24

 泣いても笑っても、やってくるクリスマスイブ。そしてチキンとケーキとシャンパンのささやかなぱーてぃー。今年は早々に年賀状も書き終えたし、余裕の年末なのだ。−−と思ったら、夜更け過ぎになって、消防車が何台もやってくる騒ぎ。おかげで目が覚めてしまった。我が家からは、どこにも火の手が見えなかったんだけど、あれはいったい何だったんだろう?

 ま、なにはともあれ、メリー・クリスマス!

 

 

12/29

 渋谷・ツインズヨシハシで、パーティー&ライブ。お店にゆかりのミュージシャンが多数演奏をする中、ずーずーしくも飛び入りで、3曲ほど歌わせてもらう。つーか、最初からそのつもりで、マーチン持ってってたもんね。ふっふっふ。

 歌い終わってから、「あんたのギターのルーツはなーに」という予期せぬ質問をされて、答えに窮し、とっさに「ブルーグラス」と答えてしまった。そーかー、やっぱオレのルーツはブルーグラスだったのかー、と本人が一番感心したりして。やってることは、全然ブルーグラスじゃないんだけどな。

 ライブの司会進行役は、ピアニストの谷川賢作さん。谷川さんとは初対面だったのだが、お父さんの俊太郎さんの面影があって、初めてお会いしたような気がしない。もっとも、お父上にだって面識はないのだが。

 そういえば、この人、最後は司会者というより、ただの酔っ払いのおじさんになってたような気がしないでも……。あ、でも、いろいろお世話になりました。出番前に私の紹介をしてくださった宮原芽映さんともども感謝。