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原色マンドリン図鑑

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GIBSON

OTHER MAKERS

HEAD

BACK


OTHER MAKERS

Martin

2-15

マーチンのマンドリンというと、フラットバック/オーバルホールのものがよく知られているが、これはアーチトップ&バック/fホール。同タイプのモデルの中では一番下位の製品であるにもかかわらず、バック&サイド&ネックには、トラ目の鮮やかな良質のメイプル材を使用している。楽器としての作りも悪くないと思うのだが、肝心のサウンドは、ギブソンに比べると若干おとなしいようだ。

Maurer

No Name

ラーソン・ブラザーズのブランドとして知られるMaurerのマンドリン。洋ナシ型のデザインといい、トップの形状といい、まるでクラシックのマンドリンのようだが、ちゃんとフラットバックになっている。ギブソンなどに比べると、スケールは若干短いようだ。音量はそれほどでもないけれど、なかなか上品で明るい音がする。

Kentucky

KM-1500

国産のF-5コピー品。ケンタッキーブランドのギブソンコピーとしては最上位モデル。この上にモンテレオーネコピーのKM-DAWGもあった。サウンド、仕上げともに良好。海外での評価もなかなか高いようだ。1986年からはカスガ製(一部下位モデルは韓国製)となるが、96年にカスガも生産ストップ。今後の動向が注目される。発売元はサンフランシスコのサガ・インストルメンツ。

Kentucky

H-5 copy

ケンタッキー製のマンドラ。スクロールボディにfホールという、ギブソンH-5コピー風のデザインになっている。ここに紹介したものはプロトタイプらしく、内側のラベルはなし。このため型番も不明だが、同種のモデルはある程度の数が作られているはずだ。ケンタッキー製のマンドラには、このほかに、モンテレオーネコピーのKH-DAWG、A-5をマンドラサイズにしたようなKH-600もあった。

Kentucky

K-4 copy

ケンタッキー製マンドセロ。オーバルホール、スクロールボディ、マホガニーネックと、ギブソンK-4を意識したデザインになっている。ヘッドのインレイはファーンパターン。生産本数はそれほど多くないはずだが、それでもたまに中古市場で見かける。ケンタッキー最盛期の製品ということで、海外での評価も高く、本家ギブソンのK-1、K-2よりも高価で取り引きされているようだ。

Flatiron

3K Bouzouki

フラットアイアンのボーズマン工場で作られていたオクターブマンドリン。モデル名がブズーキとなっている点が興味深い。ちなみに「3K」というのは、ボディの材に最高グレードのコアウッドを使用していることを意味する。ネックのスケールは、オクターブマンドリンとしては異例の長さで、ほぼブズーキに匹敵する。デザインは、ギブソンのアーミー&ネイビーを踏襲した伝統的なものだ。

Fender

Electric Mandolin

4弦ソリッドボディのフェンダー製エレクトリックマンドリン。1ピックアップ。1ボリューム、1トーン。俗にマンドキャスターとも呼ばれる。1956年から76年にかけて生産された。複弦になっていないため、サウンド的にもエレクトリックギターに近い。くれぐれもエレクトリック・ウクレレと間違えないように!

Ovation

MM68

アダマス風デザインのエレクトリックマンドリン。もちろんバックはフラットではなくて、おなじみのカーボンファイバー製ラウンドバックになっている。かなり個性的なサウンドだが、それでもマンドリンの音には違いない。機会があれば、一度お試しを。あざやかなフィニッシュは、カタログではチェリーチェリーバーストと呼ばれる。

Weymann

Style2 ?

ワイマンは、バンジョー黄金時代を飾ったメジャーメーカーの1つ。モデル名は不明だが、スペック的にはスタイル2と同等と思われる。スタイル2は、ギブソンでいえばグラナダに相当する価格帯のモデルだった(ワイマンのラインアップの中ではミドルクラス)。リゾネーターの構造やヘッドのデザインから判断すると、1924〜25年頃の製品ではないか。

Johnson

JM-990

ナショナル製メタルボディマンドリン(スタイル1?)のコピーモデル。ボディやネックの形状、リゾネーターなど、かなり忠実に再現されている。肝心のサウンドも悪くないし、トラ目の入ったネックも美しい。おそらく中国製と思われるが、コストパフォーマンスはかなり高そうだ。とはいいながら、フレットの処理など、仕上げの荒さが残るのは残念。

Blanton

MA-120

いまはなき春日楽器製造(カスガ)の機材を引きとって、そのまま製造しているという中国製マンドリン。A-5の構造を簡単にしたようなデザインは、日本製マンドリンなどでもおなじみのものだ。仕上げはもうひとつとはいうものの、価格を考えると信じられないくらいよい音がする。オール単板というスペックも驚異的だ。これからマンドリンを始めようという初心者に薦めたい。