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作者のプロフィル――というより楽器遍歴
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恥ずかしながら、私が最初に買った楽器は、ピアレスの5弦バンジョーでした。 ところは池袋の黒沢楽器。ためておいた小遣いをはたいて、1万ウン千円くらいで買ったはず。今考えれば、かなりしょーもないシロモノだったんですけど、ガキに楽器の善し悪しなんてわかりませんからね。とにかくうれしかった。人生バラ色という感じでした。 それにしても、なんでバンジョーを選んだのかは謎ですねー。たぶんブルーグラスやカントリーロックをやりたかったからでしょうけど、自分でも何を考えていたのかよくわからない・・・・。 |
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その後、バンジョーは1人で伴奏を弾きながら歌うのには向いてないことがわかって、あっさりギターに転向。このときに手に入れたのが、国産のギブソンJ-200のコピーモデルで、それからしばらくの間はこれを弾いてました。
最初にマンドリンを買ったのは、大学生のときです。ものは、先輩から払い下げられたグレコ(「ザ・グレコ」にあらず)のインチキスクロール・マンドリン。これは全然鳴らない楽器だったので、あんまり弾くこともなく、某ブルーグラス雑誌の売ります買いますコーナーで、手放してしまいました。 その次に手に入れたマンドリンは、その後ロサンゼルス郊外のノーマンズ・レア・ギターというお店で買ったギブソンのスチューデント・モデル、アーミー&ネービー・スペシャル。これが記念すべきギブソン初体験ということになります。 ほんとはF-4、F-2あたりがほしかったんですが、ご主人のノーマン・ハリスさんに、「倉庫までいかないとならないなあ」と言われ、壁にぶら下がっていたこいつを売りつけられた次第。交渉してみたところ、F-4を買うだけのドルの持ち合わせがないこともわかったもんで……。 |
つーわけで、こいつはギブソン製とは名ばかりのちょー安物マンドリンなのですが、それなりにいい音がするので気に入ってます。いまでもしっかり現役です。欠点はネックがヤワで、油断するとすぐ曲がっちゃうことですが、まあいいか。
その後、ブルーグラスバンドをやることになって、手に入れたのが、ケンタッキーのKM-1500。ブルーグラス用のマンドリンの定番であるギブソンF-5のコピーモデルです。これは、いまでもライブでよく使います。Fishmanのマンドリン用ピックアップを付けてあるので、ロックバンドとやってもだいじょーぶ。 これと相前後して、念願だったF-4も手に入れました。レッドマホガニーサンバーストの塗装もきれいだし、フレームメープルの裏板もかっこいいということで、この頃からギブソンにはまりだします。なかなか実物を買うチャンスはないので、昔のカタログのリプリントを集めたり、写真集を買ったりと、危ない道に入り込んでしまいました。 実は、一番好きなのは1910年代から20年代にかけて製作されたオーバルホールのギブソンなんです。たしかにF-5はいい楽器だと思いますが、F-4やA-4にも捨て難い魅力があります。もっと注目してほしいな。 |