国東弁語彙あ行

背景色は、国東の「薔薇」をイメージして見ました。


国東弁共通語説明
あえる(実が)落ちる「風で柿があえちしもうた。」は「風で柿がおちてしまった。」
あおす渋柿の渋抜きをすること「あおし柿」は「渋抜きした柿」
あおすく上を向く転じて「上の空でいる」。悪口にも使う。
あぐるあげる未然形、命令形では、「あげる」を使う。
あげじゃあんなだ「あげじゃ、こげじゃ、しゃーしいこっちゃ」は「ああだこうだうるさいことだ」
あどかかと「あどにひびが入る」は「かかとにひび割れができる」
あたるさわる「さわりまくる」を「あたりくりまわす」と言う。
あねじょ姉さん「あねじょが、よめじょに行った」は「お姉さんが嫁に行った」
あばかる(物が容器に)はいる「箱にあばからんじゃろ」は「箱に入らないだろう」
あぼもち幼児語。「あぼ」って仇名のやつがいました。
あめがたあめ死語になりつつある。
あらきい荒っぽい「あんしは、あらきいから」は「あの人は荒っぽいから」
あらましじゃだいたいだ転じて、「雑だ」と言う意味でも使用する。
あんべえ案配「あんべえがわりい」は「具合が悪い」
あんましあまり副詞。形容動詞は「あんましじゃ」
いありあり大分の南部では「ありげん、ありまん」とか言うそうです。
いごかす動かす国東では駐車違反も「いごかされません」
いごく動く「いごくな」はfreeze
いごくる動ける年をとると「いごけん」ようになります。
いころ根性「いころ、だせ」とか「いころがねえー」と言います。
いっこん、いっこもひとつも「いっこもできん」は「少しもできない」
一寸ずり少しずつ進むこと車の渋滞などの様子。
いでくるさわる「(事を)かき回す」意味もある。
いどしり古い女性語。「おいど」は丁寧語。
いぬる帰る、去る古語「往ぬ」。「はよ、いなんか」は「早く帰らんか」
いのちきくらし、生活「やおねえけんど、いのちきじゃ」と皆がんばってます。
いびしい(見て)気味が悪い「汚らしい」の意味もある。
いみる(水が)増える「川ん水がいみっち」は「川の水が増えて」
いみり草松葉ぼたん昔はどこの家の庭にもありました。
いらばかすだます国東人は正直ですから他の土地でよくいらばかされます。
いりこにぼしいりこもメジャーになり、たいていの所で通じます。
いれくる「ごまかしの辻褄合わせの処置をする」かな?
いんげいいえ否定する時に使う。「うんげ」とも言う。
うしへび蛇の名前真っ黒い小型の蛇がいました。
うたちい汚い転じて「根性が曲がっている」の意味でも使用する。
うっする捨てる「うっせる」とも言う。
うっつめ小鳥取りのわな死語かも
うべアケビのようでアケビでない。
うなみ牝牛古語「うなめ」に同じ。
うもねえまずい「うもうない」の意。味覚は通常、「美味しい」「まずい」は使いませんでした。昔は。
うんべた海辺じべた(地面)、くちべた(口のまわり)もある。
えばねば「蜘蛛の巣のねばねば」を言う。
えらしいかわいい「えらしいびいじゃ」は「可愛い女の子だ」
えろうがる偉がる共通語より国東弁の方が日本語的。
えろうかまう広島では、「えらう」を使用する?
えんぴつとぎり鉛筆削り「とぎる、とぎらかす」を見てね。
おいのこす追い越す徒競走も成績も「おいのこされます」
おえる(男の)○○○が堅くなる国東の男は「おえりゃせんぞなー」とは決して言いません。
おおきんありがとう「おおきに」も使う。
おかんおかあさん死語かも
おこ荷物を運ぶための棒私は、「おこのさた」の意味を間違って理解していました。
おこしん様何かの神様あちこちにいらっしゃいます。
おしめし「いいおしめしじゃなー」は「良い雨ですね」
おじんおじさん今でも使います。
おでえ怖い「わけえしはおでえことをすんなー」は「若い人は怖いことをするなー」
おてしょ小皿女房言葉です。うーん、古い。
おとんお父さん死語かも
おなごおんな普通は「おなご」を使います。「おんな」にはちょっと抵抗があるようです。
おばんおばさん盆踊りの文句にあります。
おらぶ(大声で)叫ぶ、呼ぶ「おらんぢみよ」は「大声で呼んで見なさい」
おろいい憎たらしいしっかりしすぎて、ちょっと根性が曲がって見える性格?