| Introduction |
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手作り石けんへの道 アメリカに遊びに行ったとき、お邪魔したお宅のバスルームに茶色のつぶつぶが入った石けんがあった。今まで使ったことのない高級そうな石けん。おまけに見た目ももかわいいっ!あちらの方は石けんをそのまま体にこすりつけて洗うという人が多いらしく、私もアメリカ人気取りでその石けんで直接体を洗ってみた。初めてのつぶつぶの感触、おしゃれな石けんを使っているという優越感、なんとも高級な気分になっちゃいました(私って安上がりでしょ?)。それ以来、ハーブ入りや変わった石けんを見ると欲しくなっちゃうんだけど、やっぱりちょっとお高めなので、いつも手に取ってみるだけ。そんなある日友達が「お誕生日プレゼント♪」と言って市販の手作り風(?)ラベンダー入りの石けんをプレゼントしてくれたの!もうバスタイムは“いつもよりおしゃれな石けんを使ってる”というだけで贅沢な気分♪そんなある日、ふっと「うちに生えているラベンダーでこんな石けんが作れたらなー。」と思い、どうやったら作れるんだろう?とすぐさま石けん作りのホームページを探し出したのが始まり。 いろんな人の石けん作りのHPをみると、その多くの人が石けんで体ばかりか髪を洗ったり食器を洗ったりといろいろなところに使っている。最初は「え〜髪?」と思ったけど、なるほどなるほど。手作り石けんには 石油や化学薬品、合成保存料や化学防腐剤といったものが一切使われていないとのこと。ふ〜む、そういえばそうゆうものは環境にも体にもよくないって聞いたことがあるぞ。Onodyは環境のことをやってるんだから何か資料があるかもしれないと思って調べてみると、やっぱりあるある・・・。なんでも、シャンプーは7回すすいでも合成洗剤が皮膚に残留しているし、台所用合成洗剤は手はもちろんの事、食器などにも残留が見られ、洗濯洗剤も繊維に残留しており、これらが色々な経路で体に入り込んでくるとのこと。洗剤による水質汚濁でヒメダカが死んだり奇形を起こすという実験報告もあった。今まで深く考えたことはなかったけど怖いよね。最近私のアレルギー症状は以前に比べて重くなってきたの。もしかしてこういったことが関係しているのかな?短絡的な考えかもしれないけど、100%そうじゃないとも言い切れないよね。 健康に生きる 最初石けんのことをこのHPに載せたとき『環境にやさしい手作り石けん』って紹介してたの。でもその言い方を止めることにした。もちろん間違っていない。合成洗剤は川などに流れ出て微生物がそれを分解するのにひどく長い時間がかかって、結局は分解する前に生物や土のなかに吸収されてしまうけど、石けんの方は24時間で水と炭酸ガスに分解されるとのこと。合成洗剤よりずんと環境に優しいと思う。じゃ、なんで止めたかって言うと、石けんを作り始めてどのくらい経ったときだったかな?ガイア(地球環境保護団体)か地球交響曲かなんかのちらしに“みんな『地球に優しく』って言うけど、地球はそんなにやわじゃない。たとえ人類が滅びたとしても地球は時間をかけて再生していくんだ”というような言葉がのってたの。はっきり覚えてないの。なんで書き留めなかったんだろう!ってすっごく後悔してるんだけど、でもその時ハッとした。心に響いた言葉だったの。で「そうかも」って思った。最初地球は酸の海と岩だけの生き物なんて生きられない星だった。でも何億年もかけて生命を生み出し、こんなに美しい地球になった。人間のせいでどんな風に変わったとしても、人間が滅びても、またこうやって時間をかけて違う形かもしれないけど再生するんじゃないかって。『地球に優しく』って言ってるけど、最終的には自分の為だよなって。ひどい環境になったら自分たちが健康に生きていけないもんね。誇大な表現、考えかもしれないけど(JARO呼んでこいって言わないでね)そう思ったんだ。 うまく言えないけど分かってほしい。あなたもそう思うっしょ?だしょだしょ?って同じ考えを持ってって思ってるんじゃないし『環境にやさしい』という言葉を使ってる人を批判したいんでもない。上に書いたように私の考えが変わったっていうのと、石けんを作り始めてから体への影響だとか環境だとか考え出した自分が、以前からきちっと環境の事について考えてやってきた人の様に『環境に・・・』なんて使ったら申し訳ないっていうか・・・。合成洗剤をほとんど止めて捨てるに捨てられないで棚に並んでる物もあるけど、どうしても止められない部分もある自分が『環境に・・・』って言うのはおかしいって。ただ単に私が『環境にやさしい』って使うのは適切じゃないなって。ガイアの言葉に会ってからずっとそう思ってた。 今は『手作り石けんは健康に生きるための手段のうちの一つだ』って思ってる。ホントJARO呼んでこいって言われそうだけどさ、大きな意味でそう思う(またいつか考えが変わるかもしれないけど)。 私には仲良しの叔母がいるんだけど、彼女はずっと前から石けんオンリーの生活。彼女は本当に環境の事を考えて石けん生活を送ってる。彼女は食べる物にもすごく気を使ってる。「あたし長生きしたくないんだぁ〜っ」って言いながら、無農薬とか国産の遺伝子組み換えをしていないものだとか、とにかく高くても安全な食べ物を選んでるの。そんな彼女を見て「長生きしたくないって言う割には気を使ってるよな。」って思ってた。でもね、今ならよくわかる。やっぱりさ、長い短いに関係なく“健康に生きたい”んだよね。最近やっと“健康に生きる”ってことがわかってきたんだ。 手作り石けんの魅力 やっぱり『自分で作ったものを使う喜び』でしょう。一生懸命作って、ドキドキわくわくしながら解禁をむかえた石けんを泡立てたときのあの喜び!やめられないぃ〜!おまけに手作り石けんを使いはじめてから、冬の乾燥から来る痒みや皮膚のカサカサがなくなった♪嬉しい〜!これはやっぱ使ってるオイルの力と作る過程で出来る天然グリセリンのおかげだと思う。でもこの天然グリセリンってやつは空気中の水分も引き寄せちゃうから市販の石けんよりも溶け崩れが早いんだけど。まっ、欠点と言えば欠点だけれども、自分の身を削ってまで私を潤してくれてありがとう!ですわ。 それにさ、石けんって奥が深いなぁ〜ってつくづく思う。油脂の配合で全く違うタイプの石けんになるし、同じレシピでも作る環境によって違う物になったり、自分に合っても他の人には合わないもの、またはその逆etc・・・最初は「う〜ん・・・」な使い心地の石けんでも 3ヶ月程経つとマイルドであたりがよい石けんに変身することもあるし・・・私も今まで色々な石けんを作ったけどホント奥が深い。だからやめられないのかなぁ?これからも楽しく石けん作っていこうと思う。 2002.Jan |