運動発達を促進する赤ちゃん体操    

 <A> 仰臥位  
  
* 片手で頭を中央に向け、顎をひかせる  
  * 足の裏同志がしっかり合うように乳児の両足を片手で持ち、
   股関節で大腿をしっかり開かせる。
     (抵抗を感じる時はそれ以上開かない)  
  * 骨盤を持ち上げたりおろしたりする。→背筋を伸ばす 
     (抵抗を感じる時はそれ以上持ち上げない)
                  


  姿勢に左右差のある児、
  反り返りやすい児が適応

 



<B> 肘立て肢位
   * 上方から見て両肘が両肩と平行に、肘が肩から前に出るように支える。
   * 肘の引けやすい乳児の場合は脇の下にロールタオルを入れる。 
  
   
 

  姿勢に左右差のある児
  反り返りやすい児
  筋緊張の弱い児
  頸定の不十分な児が適応
 




<C> 引き起こし

   * 親指を乳児の手掌に入れ、手をしっかりつかみ引き起こす。
    (乳児が上肢で体を引き寄せようとするのを感じながら引き起こす)
   * 頭の‘ぐらぐら’する児は後頭部が床から離れない程度まで引き起こす。  



 頸定が不完全な児
 筋緊張の弱い児が適応

 



<D> 寝返り

   * 腰を介助して回転させる。この時、体の下になる方の手を万歳させる。
   * 頭、上体が起き上がって体が回転してくるのをゆっくり待ってあげる。
 
 


 全般的に運動発達の遅い児
 筋緊張の弱い児 
 運動発達に左右差のある児が適応






 <E> 腹臥位回転
   * 顎をひいて体をねじる。交互性の動きを誘発する。
   * 体の斜め下方に興味あるものを置いて、手で取るように働きかける。  

 上半身を持ち上げられるようになったら、Bの肘立て肢位が
できるようになったら行う、
 這い這いのできない児、
 這い這いに左右差のある児が適応





 <F> 四這い位
   * 太股の間に乳児を正座させ、両手で上体を支えるようにし向ける。
   * 乳児自身で支えが無理の時は胸部を持ち上げて介助してあげる。
   * 両手支持が可能になったら片手を出すように働きかける。



 少し上肢に踏ん張りの出てきた児に行う。
 筋力の弱い児、
 這い這いのできない児が適応。







 <G> 立位
   * 両膝を伸展、足底をしっかり床につけ、体重を両下肢に負荷する。
   * 胸部、臀部、両膝の3点を手、お腹、手でブロックして立位にする。
   * 立位ができるにつれて、上方から3点→2点→1点→0と介助を解いてゆく。



 少し下肢に踏ん張りの出てきた児に行う。
 つかまり立ちのできない児、
 筋力の弱い児が適応。

   少しずつ下肢・腰に加重を負荷してゆく。