ロタウイルス感染症

 急性胃腸炎の原因として最も多い起因ウイルスがロタウイルスです。ロタウイルスに
よる胃腸炎は冬に流行のピークがみられ乳幼児下痢症の50%以上、入院下痢症の
80%以上がロタウイルスが原因と言われます。

<症状>
 初めに嘔吐症状があり、ついで下痢症状が出現してきます。時として下痢・嘔吐症状が
強く、しばしば脱水症状を伴います。3分の1の例で白色ないし灰白色便がみられ
白色便性下痢症とも言われます。
 経過は1週間〜10日間位ですが、2週間以上続くことも有ります。
 概して6カ月〜2歳の乳幼児が罹患しやすく脱水になりやすい傾向があります。
年長児、成人では不顕性感染が多く、発症しても軽度の下痢や腹痛で軽快することが
多いようです。 新生児は、母親からの抗体移入が有るため軽くすむこと多いです。 
<治療>
 特別な治療法は無く、対症療法が主体です。
食事より、水分の充分な補給が大切です。水分が余り摂れない時、脱水症状がある場合は
早めに点滴したほうが無難です。