おたふくかぜの予防接種
1.おたふくかぜと合併症について
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おたふくかぜは流行性耳下腺炎、ムンプスとも呼ばれ、ウイルスによって起こる
病気です。耳の下(耳下腺)のはれと、あごの下(顎下腺)のはれと発熱が主な
症状で、2〜9歳の頃に多く、3〜4歳をピークとしてかかっています。潜伏期間
は2〜3週間あり、耳下腺がはれる前7日頃から、はれた後9日頃までの間は、
他人にうつる可能性があります。学校伝染病の一つに指定されており、耳下腺
のはれが消えるまでは、登校・登園が停止となります。
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おたふくかぜの合併症として、無菌性髄膜炎が2〜3%位に起こっています。
また、難聴が数万人に1人程度起こっています。男子が思春期以降にかかった
場合は、睾丸炎を併発することもあり、不妊(男性不妊)症を起こす心配があり
ます。
2.おたふくかぜワクチンの接種について
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おたふくかぜワクチンの接種は、任意で受けたい方だけが自費で、接種を受ける
ことになっています。
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接種年齢は、1歳を過ぎれば受けられますが、感染のピークとなる前の3歳頃ま
でに、受けることが望まれます。もちろん、おたふくかぜにかかっていなければ、
それ以降の年齢の方や大人でも受けられます。
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流行期間中に、おたふくかぜの子と共に居合わせたことにより、すでにかかって
しまっている場合があります。この場合、接種を受けても予防が間に合わず、
おたふくかぜの症状が出てしまうことがあります。ただし、自然におたふくかぜに
かかった時期(潜伏期間中)と、ワクチンを受けた時期が重なっても、特に症状が
重くなるような心配はありません。
3.おたふくかぜワクチンの接種を、受けた後の副反応
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接種後2〜3週間たった頃、まれに発熱、耳下腺のはれ、嘔吐、せき、鼻汁など
を認めることがありますが、一般に症状は軽く、通常、数日中に消失します。
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また、自然のおたふくかぜにかかった場合に比べて頻度は少ないのですが、ワク
チンによると疑われる無菌性髄膜炎が接種後2〜3週間頃、まれに発生すること
があります。なお、このおたふくかぜワクチンを含む混合ワクチン(MMR)の場合は、
接種後3週間前後に、そのワクチンによると疑われる無菌性髄膜炎が1,200人
接種あたり1人程度発生するとの報告があります。
B
接種を受けた後、無菌性髄膜炎にかかりますと発熱、嘔吐、頭痛などの症状が
あらわれます。このような症状が出た場合は、無菌性髄膜炎が疑われますので、
速やかに医師の診察を受けて下さい。通常、2週間前後の治療の後に軽快、回復
しています。