環境整備

  喘息治療の最も大切な事は原因を無くすことです。原因としてダニが最も多いのですから、
 ダニを減らすように努力しましょう。人生の3分の1は布団の中です。まずは、寝具類に充分
 気を配りましょう。
  一週間に最低1回は掃除機をゆっくりかけましょう。一週間に3回以上掃除機をかけると
 ダニの糞や死骸が激減するといわれます。敷フトン・掛けフトン・毛布・タオルケットなど 
 片面1分ぐらいが目安です。枕にもかけて下さい。

  *羽毛・羊毛のフトンはやめる。
   羽毛、羊毛はそれ自体がアレルゲンになります。しかも羽毛、羊毛はダニの好物です。
 羽毛・羊毛フトン=ダニフトンと考え、やめるようにしましょう。 
   フトンはよく干して乾燥させ、電気掃除機でホコリを吸ってからしまいましょう。
 ただ、干すだけでは逆効果です。
   フトンは掛けフトン,敷きフトンとも裏表十分掃除機をかけてから使用します。
 →木綿わたのフトンに目の詰まった木綿のカバ−をかけて使います。
   化繊のフトンまたは木綿と化繊の混ざったものでもいいです。
   (防ダニ用のフトン、防ダニ用フトンカバーが一番いいです。)

 *ソバガラの枕はやめる。
  モミガラ,羽毛,アズキ,パンヤの枕も避けます。キヌは使用しません。
→プラスチック,スポンジ製,フォ−ムラバ−の枕に替えます。

 *毛布はできれば使わない。
  毛布を使うときは布でカバ−します。できれば洗濯の容易なタオルケットに交換します。

 *シーツは一週間に一度は洗う。
  シーツは肌ざわりのよいやわらかい木綿ないし麻製のものを選びましょう。
  糊付けはしないようにして下さい。

 *絨毯は敷かない。
  絨毯はホコリの巣窟です。しかも掃除機を使ってもダニは吸引できません。

 *畳→古い畳はとりかえる。
  できれば板張り,リノリウム張り,コルクタイル等に張り替えます。金銭的に難しい場合は
 織り目のない敷物、例えばビニ−ル製フロア−クッションなどを敷きます。 
  畳の上に絨毯は最悪
です。

 *たばこは止める。
  この他,香取線香,線香,花火にも注意します。
  家族の人が吸うたばこのせいで、子どもは年中気管支炎を繰り返したり、喘息の原因に
 なっています。家の中でたばこを吸わなくても子どもに悪い影響を与えています。

 *ソファーはダニの温床。
  できれば置かないようにしましょう。どうしてもというときはビニ−ル or 合成皮革製の素材
 がよいでしょう。よく掃除機をかけ日の当たる所に置きます。

 *電灯の笠はホコリがたまりやすい。
  できれば天井に埋め込んだものがよいです。
  額縁のホコリにも注意します。ふき掃除をこまめにして下さい。

 *カビのつきやすい壁は可能ならカビ止めペンキで塗り込めてしまいます。

 *カ−テン,クッションは洗えるものを使用して下さい。

 *人形,ドライフラワ−,特にぬいぐるみはホコリがたまりやすいのでなるべく置かないよう
 にします。せめて数を減らして下さい。

 *室内でペットは飼わないようにします。

   昔、日本の家屋は戸を閉めていても自然換気が行われていました。それが現在ではどの
 家庭も冬暖かく、夏はエアコンで涼しく、年中換気の少ない居心地の良い部屋(?)になっています。
 人間が住みやすい環境はダニも住みやすいのです。時々部屋の換気をしましょう。

 *部屋の通気・換気をよくし日光を室内にとり入れる。
  ク−ラ−や暖房はつけっぱなしにせず、時々空気の入れ換えをしましょう。

 *ホコリのたまりやすい所はぬれ雑巾でふく。

 *除湿器は使用してもいいですが、加湿器は使用しない。

 *空気清浄器は効果がありますが、フィルターは早めに取り替える。