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渋温泉は1300年前に発見された歴史の古い温泉である。
志賀高原から流れ出る横湯川沿いの温泉街は、下駄に浴衣で歩く姿が似合う街だ。さっそく近くの下駄屋で下駄を購入した。
外湯は9ヶ所(初湯、笹の湯、綿の湯、竹の湯、松の湯、目洗いの湯、七操の湯、明神滝の湯、大湯)あるが、戸を開ける鍵がないと利用できない。鍵は宿泊の宿で借りると無料である。そうすると立ち寄り湯の客は外湯めぐりができないのかと残念な思いである。
しかし、公営駐車場の受付横の貼り紙に「外湯めぐりの記念手ぬぐい(300円)購入者には外湯めぐりの鍵を貸します」とあった。さっそく手ぬぐいを購入し、鍵を借りて廻ることにした。
鍵は9ヶ所の共同浴場共通である。何箇所か見て廻ったが、いずれも狭くて混んでいた。結局、渋を代表する名湯「大湯」に入ることにした。
単純泉で肝臓病、糖尿病、呼吸器疾患に効能があるが、万病に効くといわれる名湯である。
9ヶ所の他番外湯として檜の浴室を備えた日本式サウナ風呂「薬湯信玄かま風呂」がある。
老舗旅館「古久屋」の玄関横で温泉卵を売っていた。1個50円、半熟、固ゆでの2種類。半熟は器がないと食べにくい。固ゆでは温泉の効能が滲みこみおいしい。1日50個、限定である。売上げ金の一部は町に寄付されている。
渋温泉の奥まったところにお猿の入浴で有名な地獄谷温泉がある。寄ってみることも一考である。
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