病院改装について

改装計画

開業して11年目に2階のフロアーにEPCエキゾチックペット診療室という犬猫以外の動物を診察する診療室、待合室を作りました。犬猫からのストレス防止には飼い主さんにも好評だったが、検査が1階でしかできないため、スタッフや飼い主さんにフロアーを行ったり来たりして負担をかけていた。そんな折、1年経過したころ、紹介患者さんや、検査が必要な重症患者さんばかり増え、1階で診療することも多くなりました。これでは2階のフロアー稼動が不十分なので思い切って1階へ部屋を移し、3つの診療室を作る計画を立てました。しかし改装となると改装中の場所が近隣になく、あっても検査や手術ができなくなるのを懸念して、1階部分の約半分のみ改装し、改装中は残りの半分で診療ができるように計画しました。

コンセプト

一番は病院らしくない病院、具体的なイメージとして船着場の倉庫、船、潜水艦、宇宙船です。
自分のイメージはある程度できておりましたので、できるだけ細かく分かっていただきたいので、パソコンで図面を引き、材料の写真などの資料も添付し作成したもの(以下の図)を用意してから相談しました。もともと建築には大変興味があり、実は一級建築士にもなりたかったのです。素材やちょっとしたデザインの一部の小物などもみるのが好きで、ジャンルを問わずお店にいくとまじまじと見ています。

   

出会い

 本年1月に株式会社ミスミの提供するAC PLANという企画に申し込み、そこでコモダアトリエ一級建築士事務所の菰田先生と出会いました。自分のわがままを聞いてくれて、趣味が合う先生と出会えて幸せでした。先生には冗談で「デザインで遊んでください」なんてお願いしました、つまり自由に縛られないデザインをだしてもらいたかったからです。菰田先生とはメールのやり取りが毎日のように・・・打ち合わせも多く・・・それでいいものができました。先生にとってはうるさいクライアントだったでしょう、あはは。
 また、当院のロゴ、名刺、パンフレットなどを作成してもらっているデザイナー(イラストレーター)のcolocoloさんにも沢山の助言いただき3人の意見でできあがりました。

菰田先生のホームページに当院も載っています。興味のある方はご覧ください。

●菰田 秀生   コモダアトリエ一級建築士事務所 主宰
          1960年東京生まれ新座市在住
 連絡先   住所    :〒352-0011 埼玉県新座市野火止 5-22-24
          TEL/FAX 048-481-3367
Homepagehttp://www.kt.rim.or.jp/~komoda/
          E-mail :komoda@kt.rim.or.jp

色彩のバランス

採光を一番に考え、明かりにこだわりました。明かりは代官山や恵比寿のお店に行っていいものに出会い、DALTON製を選びました。その他には雑貨屋さんなどのプロがいくギフトショーに行ってさまざまな小物を物色して、船で使用するような電灯、鏡などを調べて購入もしました。また、グレーかシルバーがメインのデザインなので、木(もく)の素材を入れ、アンティーク物が映えると考え、そんな商品も探してまいりました。待合室にはかなりのレアものがあります。
 木(もく)のものは第2.3診察室の患者さん用のイスです。これは駅のホームとかにあるよりかかるベンチ風のものです。それを木の素材で作成し、温かみと使い古したときの感じを出したかったのです。第1診察室にもベンチがあり、それも木にしました。このベンチは菰田先生のアイデアで流線型になり、いいものが出来上がりました。

まだまだ未完成なところがありますが、皆様にご迷惑かけながら無事3月に完成しました。
また、デザインを考えるのは好きなので興味のある方は相談ください。

                                   小沼 守