腰痛について
腰痛と肩こりは二大国民病の一つで女性の二割、男性の一割がどちらかで悩でいます。(時には両方)
さらに、近年の生活習慣の変化により、若年齢層にも広がり、比率は増加傾向に有ります。
腰痛の主な種類と概略
もともと四本足で歩いていた人間が進化の過程で二本足で歩くようになり、それまで水平だった背骨が垂直に配列され、多くのストレスが垂直方向にかかるようになりました。
歪のある体の場合、体重の60%と言われる上半身の重量を、腰を支点にバランス取るため、約二倍以上の重量が腰にかかることに成ります。
その過酷な負担に耐え切れなくなったとき腰痛が起こるのです。
| 種類 | 概略 |
| 腰椎椎間板ヘルニア | 腰椎の推体間に有る椎間板の髄核が押し出され神経を圧迫痛みが出る。急性と慢性があるがどちらも太ももから足に掛けて激しい痛みが走る座骨神経痛を伴います。 |
| ぎっくり腰 | 腰椎の関節包や靭帯、筋肉が損傷したり捻挫を起こし痛みが出る場合と、ヘルニアの初期の場合が有ります。たいてい激しい痛みの為動けなく成ります |
| 脊椎分離症 | 脊椎の関節の骨が折れて脊椎の前後が分かれてしまったもので、筋肉や靭帯の強さにより痛みの程度は異なり、早い段階の処置で、自然に骨融合により治癒することがあります。 |
| 脊椎すべり症 | 分離した脊椎の一方がずれた場合で、神経を圧迫して下肢に掛けて座骨神経痛が起きます。 |
| 腰痛症 | 原因が特定できない、重い、だるい、こるなどの腰の痛みがある場合総じて腰痛症と言います |
| 腰部脊柱管狭窄症 | 老化などにより椎間関節の靭帯や関節自身が脊椎の脊柱管を圧迫、中にある神経を刺激、腰を伸をばしたとき、下肢がしびれたりもつれたりします。 |
| 腰部変形性脊椎症 | 椎間板が老化などで薄くなり椎骨の表面が棘のように変形して神経を圧迫、腰が重かったりだるさを感じたりします。 |
| 座骨神経痛 | 神経の中で最も長い座骨神経がヘルニアや変形性腰痛症により刺激や圧迫を受け痛みを発し、場合により足の裏まで痛みを感じることが有ります。 |
| 脊柱側わん症 | 脊柱がねじれながら曲る病気ですがほとんど自覚症状はありません。 |
| 骨粗しょう症 | 加齢と共に骨のカルシュウムが流出、骨量が減少骨折しやすくなる病気です。 |
| 心因性腰痛 | ストレスや疲労が原因で起きる腰痛です。 |
| 脊柱腫瘍 | がんが転位したものです。 |
| 脊椎カリエス | 結核が脊椎に感染したものです。 |
腰痛症について
腰痛には腰を痛めた瞬間にわかる急性腰痛(ぎっくり腰など)と
何時の間にか、腰に痛みを感じるようになる慢性的な腰痛が有ります。
後者が一般に腰痛症と言われています。
身体を伸ばした時に痛みがある場合
股関節前面の筋肉群(腸腰筋、大腿筋膜張筋等)が収縮して硬くなっている事が原因
腰椎の前弯が過度の状態で、骨盤が前傾しているのに腰椎が伸びようとする為起こる
身体を曲げた時に痛みがある
股関節後面の筋肉群(大殿筋、梨状筋、大腿二頭筋等)が収縮して硬くなっている事が原因
股関節に関係する筋肉が硬くなり、股間節の可動域を制限(動きにくい)している為起こる
症状緩和にはそれらの筋肉群のバランス調整が効果的です
腰痛の予防法
体の改善
@ 悪い姿勢の改善
体の歪みを取る
A 筋力や筋肉の機能を改善
持久力などの総合的な筋力アップと腰椎を支える筋肉群のバランスの調整
B 異常動作の改善
日常生活の中で行っている腰に負担のかかる動作の改善
C 寝具や履物のチェック
寝具 布団は硬めで2〜3p程度沈むくらいのもの
まくらは5〜7pの高さで頸椎に沿った無理の無いもの
履物 ヒールは2〜4p程度で土踏まずに沿った足の甲を固定で
きるもの
体重管理
@ 肥満の防止
標準体重を意識した自己管理
(標準体重身長−100×0.9の±4〜5s)
A 食生活の管理
たんぱく質、カルシウム=骨、筋肉の主成分
カリウム、マグネシウム=筋肉の弛緩、収縮を助ける
ビタミンD =カルシウム吸収のサポート
ビタミンC =骨の結合組織生産
ビタミンB =神経の気はたらに必要
ビタミンE =血管の老化防止
腸内環境の整備
食べたものの栄養が、充分吸収される腸の中の環境作り
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