シジミチョウ科(U)【Lycaenidae】

       


〔ミドリシジミ亜科の仲間〕10種

  ↓ミドリシジミ♂ 《'91.07.03》     ↓ミドリシジミ♀ 《'93.06.28》

 

↓オオミドリシジミ♂ 《'93.06.22》     ↓オオミドリシジミ♀ 《'94.06.10》

 

↓アカシジミ 《'92.06.06》     ↓ウラナミアカシジミ 《'94.06.04》

 

↓ミズイロオナガシジミ 《'93.06.09》 ↓ウラゴマダラシジミ 《'94.06.11》

 

↓ウラキンシジミ 《'00.00.00》     ↓トラフシジミ 《'93.05.24》

 

↓コツバメ 《'91.04.03》     ↓ムラサキシジミ 《'94.10.28》

 


Photo by Takahashi Bungo (撮影地 群馬県太田市)


◆チョウの説明

シジミチョウ科
 [ミドリシジミ亜科]
ミドリシジミ オスのはねの表は緑色の金属光沢に輝き美しい。メスは黒褐色の地色に無紋(O)、赤紋(A)、青紋(B)、赤と青の紋(AB)と色々なタイプがあり、太田市ではB型(青)が多い。梅雨の晴れ間の夕方にハンノキ林の樹上をもつれあい、ぐるぐる回りながら飛んでいる。 
オオミドリシジミ ミドリシジミに似るがオスの緑色の輝きは少し青みを帯び、メスは無紋(少し白っぽい紋がある)だけである。梅雨の時期に発生し、クヌギ、コナラの雑木林で見ることが出来る。幼虫はミドリシジミがハンノキ、オオミドリシジミはコナラなどを食べる。 
アカシジミ はね色は一様に赤橙色で、表は前ばねの先端にわずかな黒色の部分ががあり、裏は白色の細い帯がある。ミドリシジミからウラキンシジミまでは”ゼフィルス”と呼ばれ、年に一度初夏の頃だけ見ることが出来る。
ウラナミアカシジミ はねの表はアカシジミに大変よく似ているが、裏の模様はシマウマのようなオレンジと黒のゼブラ模様で美しくすぐ見分ける事が出来る。アカシジミとともにクリの花によく集まり、夕方に樹上の高いところをちらほらと飛ぶ。
ミズイロオナガシジミ ミドリシジミ、アカシジミははねの色から名が付いているが、ミズイロオナガシジミは後ばねに小さいわずかな青白い点があるだけで、名前の水色の由来がよくわからない。幼虫はブナ科のコナラやクヌギなどを食べる。
ウラゴマダラシジミ 通常”ゼフィルス”と呼ばれているミドリシジミの仲間は、後ばねに尾状突起と呼ばれる細長いひも状の尾があるが、ウラゴマダラシジミにはなく、色調もルリシジミなどのヒメシジミ亜科にひじょうによく似ている。 
ウラキンシジミ 太田市では卵と幼虫までは確認しているが、成虫は今まで見たことがない。卵の確認地点の標高は100〜200mと群馬県内でも最低標高の地点と思われる。太田市ではマルバアオダモ?に産卵されている。 
トラフシジミ はねの裏が白と茶色の縞模様でトラの縞模様に見えるところからこの名が付いている。春に羽化した春型は、この縞模様がはっきりしているが、夏に羽化した夏型は白の部分が茶色になり、ほとんど縞模様がわからなくなる。
コツバメ チョウの中でシジミチョウの仲間は小さいが、コツバメはそのシジミチョウの中でも小さい。年1化で4月頃にだけ見ることが出来、枝などにとまっている時はからだを太陽と水平の方向に傾け、太陽の光を最大限に受けようとする。
ムラサキシジミ はねの表は黒褐色の地色で、大きな金属光沢のある青紫色の紋がある。群馬県では10年程前、数年にわたり殆ど見られなくなったが、このところまた増えてきている。幼虫はブナ科のアラカシなどを食べる。

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