タテハチョウ科(W)【Nymphalidae】

       


〔ジャノメチョウ亜科の仲間〕8種

  ↓ジャノメチョウ 《'94.07.20》     ↓ヒメウラナミジャノメ 《'93.05.05》

 

↓コジャノメ 《'93.05.11》     ↓ヒメジャノメ 《'94.08.24》

 

↓ヒカゲチョウ 《'94.06.08》     ↓クロヒカゲ 《'92.07.25》

 

↓サトキマダラヒカゲ 《'94.08.24》     ↓クロコノマチョウ 《'94.10.28》

 


Photo by Takahashi Bungo (撮影地 群馬県太田市)


◆チョウの説明

タテハチョウ科
 ジャノメチョウ亜科
ジャノメチョウ ジャノメチョウの仲間の特徴は褐色系統と色調が地味で、目玉(蛇の目)模様のはねをもつ。ジャノメチョウはジャノメチョウ亜科の中でも大型で、メスは産卵時を直接食草に産み付けず、放卵といいススキなど食草付近にバラバラと産み落とす。
ヒメウラナミジャノメ ジャノメチョウの中では小型な種で、モンシロチョウよりも一回り小さい。はねの裏の模様は茶褐色と白色の細かなさざ波模様で、前ばねに1個、後ばねに5〜6個の目玉模様がある。幼虫はイネ科のススキやチヂミザサなどを食べる。
コジャノメ はねの表と裏の地色は暗茶褐色で、外縁にそって目玉模様があり、その内側に灰白色の帯が前ばねから後ばねにかけて入る。成虫は樹液やカキなどの腐果、獣糞によく集まり、花にはあまり訪れない。幼虫はイネ科のチヂミザサなどを食べる。
ヒメジャノメ コジャノメによく似るが、コジャノメに比べはねの裏の地色が明るいほか、白帯が黄色味をおびる。また、コジャノメより明るい環境を好み、コジャノメは樹林内に多いがヒメジャノメは林の周辺の草地などに多い。幼虫はイネ科のススキなどを食べる。
ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ) その名の通り、林の中など日陰で薄暗いところを好み、これはジャノメチョウの仲間にほぼ共通である。はねの表は一様に茶褐色で、裏は茶褐色で外縁に目玉模様が並びその内側に白褐色の帯が入る。幼虫はイネ科のアズマネザサなどを食べる。
クロヒカゲ ヒカゲチョウによく似ていて、一緒に飛んでいたりするため余計に判らない。クロヒカゲはヒカゲチョウに比べ色が黒く地色が黒褐色で、後ばねの目玉模様に沿った内側の暗褐色の線が外側に大きく入り込む。幼虫はアズマネザサなどを食べる。
サトキマダラヒカゲ はねの表は、茶褐色の地色に橙褐色の斑紋と脈に同色の線があり、裏は黄褐色の地色に褐色、黒褐色の線が複雑に入る。太田市では確認されていないが、山地にはよく似たヤマキマダラヒカゲという種がいる。幼虫はアズマネザサなどを食べる。
クロコノマチョウ 本来は山梨県南部より西の暖かい地方に棲むチョウで、太田市では見られないはずの迷蝶である。太田市では1992/7/21と1994/10/28(写真)の2回目撃し、太田市近郊でも数例の記録がある。幼虫はススキなどを食べる。

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