【箱根】

午前10時出発 箱根登山鉄道、箱根湯本付近 畑宿付近の石畳
相模国足柄下郡。江戸から24里、京へ100里。今日は、天気も良く
桜も満開、寒くなく暑くなく程好い日和です。今日は、ゆっくり箱根町あ
たりまで歩く予定でした。しかし、箱根八里を一気に踏破出きれば、、、
出きれば、三島まで行きたいのが本心です。さて、小田原駅を出て線路
に沿って右に進み旧東海道、国道1号線、旧東海道と早雲寺までのルート
は頭に入り、歩いていたところ何故か小田原競輪場の前に出てしまった。
朝から失敗。妻には「ここが有名な小田原競輪場だ。」と一言、そして
背中に冷たい視線を感じながら来た道を戻り風祭、入生田と歩きました。
国道1号線を右の歩道、左の歩道と歩道のある側を選んで歩きました。自
動車優先の道路です。歩くには骨の折れる区間です。途中、吊橋で左に
渡り自動車の喧騒から逃れしばらく進むと桜満開の早雲寺です。
箱根湯本の温泉街を右手に見ながら坂道を登っていく。高名なホテル
や旅館の裏手をしばらく歩いた。この辺りに、箱根最初の石畳。1618年に
箱根街道が出来た時は、雨が降るとぬかるみ膝まで泥にまみれ歩行が
困難だったそうだ。1680年に水はけを考えた石畳となった。
段々山深くなってくると須雲川自然探勝歩道がある。途中、丸太橋が
架けられており、それを渡り左上のバス道に出でれば畑宿まではあと
一寸。畑宿到着午後1時ころでした。ゆっくり昼食を取り、寄木細工の実
演を見学しました。畑宿の石畳を過ぎると、箱根七曲道路。旧道は、ショ
ートカットの連続で歩道橋を何百段も登りました。
マムシに注意の看板は無かったが、猪が出ますの看板には吃驚しま
した。甘酒茶屋のバス道の方、つまり店の出入り口のほうにはこの注意
看板はありません。旧道は、店の裏を通っています。現在の甘酒茶屋は
昭和48年秋、火災に遭い翌年再建されたもの。やはり、忠臣蔵の影響は
すごい。神崎与五郎の逸話は有名。しばらく、新緑のハイキングを楽しむ
と箱根八里の歌碑「箱根八里は馬でも越すが、、、、、、」ここから、急坂
権化坂を下ると芦ノ湖が見えた。

芦ノ湖
15:10箱根町 18:15三島大社
【下り】
ついに、箱根駅伝の折り返し地点まで歩いて来てしまいました。家内に
箱根くらいまでかな、と言っていたのですが箱根町の箱根駅伝の碑の前
まで来て小田原、熱海にバスで降り難い気持になりました。箱根町から
三島まで20q。畑宿でゆっくりそばを食べて、寄木細工を見学して寄木
会館まで見学。今日は、ここまでの予定でした。時間を考えればやはりバス
で降りるべきなのです。山歩きに少しばかり自信のある、中年不良夫婦は
二人とも三島に進むべしと決断しました。ここから約20分ほど登れば箱根
峠、道の駅で最後のトイレ、ジュースを済ませ一気呵成に箱根を下りました。
途中、雲助徳利墓、農家の裏庭を通り山中城跡、芭蕉句碑の立つドライ
ブインまで旧道を降りてきました。ショートカットが多く意外といいペースです。
富士山がすぐ近くに見えて美しかったので写真に撮ったが、中々うまく撮れ
ない。日本のカメラもフイルムもまだまだなんですかねー。あっ、腕、技術で
すね。昔の山歩きでも感じたことですが、吃驚したり、怖いのがコードレス犬
です。私は、犬派、犬好き人間ですが犬から嫌われているような気がします。
山中で突然、、真っ黒なポインターが出てきた時それもコードレス、吃驚しま
した。また、ある時農家の広い庭に飼われている犬二匹が私達夫婦をかな
り手前から発見し吠えていました。その犬はその農家の前を通るとき、二匹
揃って飛び出して吠えてきました。そのときは噛まれるかと思いました。コー
ドレス犬です。我々のすぐ後ろ、家内は犬の吐息を感じたそうです。しかし、
何事も無かったように犬を無視して歩調を変えず歩いたところ20〜30m過ぎ
ると二匹とも何事も無かったように引き返していきました。何故か、よく吠えら
れます。芭蕉句碑のある所でも、あーー、コードレス犬がいました。近寄らな
いようにしてショートカット旧道を降りました。途中、市街地を感じながらも三島
大社までは遠かったです。
箱根峠からは静岡県。神奈川県と違い、旧道の保存、管理、表示は東海道
の中ではトップクラスです。迷うことはありません。小田原市、三島市の違い
だけではないのでしょうが。国道に旧東海道入り口の表示を掲げるのもかなり
難しいそうです。あるホームページで読んだのですが、品川宿入り口の八山に
数々の史跡がありますが国道15号線(第一京浜)から左に分かれて下る表示
はありません。ここは国道ですので地元の方が案内板を立てるにも簡単には
建ててられない。、、、、と言うようなものようでした。
【三島】
駿河国駿東郡。江戸から28里、京へ97里。三島大社にへとへとになって着
いたのは、観桜会のボンボリに灯りが入り人の数も少ない夜でした。疲れた。
ここまで来た以上東海道を踏破する、と言う決意に一寸赤い灯がともりました。
この赤い灯が次回、から、から、カラ、カラと耳障りなまでの大失敗となりました。
三島の街中至るところ、清冽な富士の水が湧いていました。駅前の土産物屋で
わさび漬けを買い、駅で弁当、冷たく冷えたビールを買いこだま号で一寸遅い
夕食でした。ビールが美味い!
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