藤川宿、岡崎宿


 1999年11月21日      名電長沢〜三河安城   約27q   44,000歩


    【藤川】
      三河国額田郡。江戸から79里、京へ46里。豊橋駅で新幹線から
     名鉄に乗り換えです。豊橋の駅では、飯田線と同じホームの反対
     側に名鉄が入ってきます。飯田線とは、対照的に数分刻みに発着
     を繰り返しています。しかし、今日は一寸おかしい。電車が来ない。
     人身事故の影響で遅れているようだ。結局、名電長沢駅に着いた
     のは11時30分頃でした。仕方ないですね。国道一号をほとんど歩
     くわけですが、集落付近では旧道を利用しました。途中の本宿は
     あい宿、間にある宿場で東海道が整備される前は通過してきた3q
     手前の赤坂宿がこの地にあった。元宿が正しいのか。古い町並み
     が少し残っています。本宿に法蔵寺というお寺があります。歴史好
     きの方には、きっと有名なお寺なのでしょう。

    【法蔵寺】
      徳川家がまだ一地方の大名であった、松平家一族の墓があります。
     また、家康が幼少時を過ごした寺としても有名です。徳川家にとって
     松平八代の墓所のあるこの地は大切なところだったのでしょう。
       1868年4月25日、中山道板橋宿の入り口で斬首された新撰組局
     長近藤勇の首塚がある。近藤勇の墓、首塚は複数あり、京都付近の
     のものが本物とか言われていますが実はここが本当に首を埋葬した
     ところです。今は、近藤勇の胸像もあり首塚の表示もありすぐ分かる
     が葬られた時は、反体制の犯罪人であった。寺でも埋葬は、一部の
     人しか知らされず時の流れとともに忘れ去られ、近年行われた寺の
     調査により発見されたものらしい。  


        
     こんど、乗ろう              12時15分、法蔵寺


    【藤川宿資料館】
      宿場の入り口を指す、棒鼻に「藤川の宿の棒鼻みわたせば杉のしる
     しとうで蛸のあし  歌川豊広」の碑がある。すぐ、藤川宿資料館がある。
     無人で、規模は極めて小さいが掃除が行き届いており結構でした。西の
     棒鼻を出ると吉良道道標がある。吉良市は、吉良義央の領地で地元で
     は評判は良い。吉良家4,200石、浅野家53,500石、吉良家の収入は、儀
     式指導の謝礼金を予定していた。浅野家は、緊縮財政を実施中で勅旨
     饗応も例外ではなかった。前年の藩が1,200両かかったのを700両で済
     ませようとしていたことが高家肝煎の吉良との確執になったのか。


    【岡崎】
      三河国額田郡。江戸から80里、京へ45里。岡崎に入る前に大岡越前の
     陣屋跡がある。が気が付かなかった。大岡越前は、吉宗により1万石の大
     名に取り立てられた。江戸時代は、新規の築城が禁じられていたので大名
     は陣屋を建てた。岡崎27曲を通ると岡崎城を迂回して矢作橋を渡る。27曲
     は、防衛上のもので府中でも同じようなものがありました。今回は、岡崎城
     を見学する為27曲を通りませんでした。
      家康の教訓
         「人の一生は重荷を負いて、遠き道をゆくがごとし、
          いそぐべからず、不自由を常とおもえば、不足なし
          こころに望おこらば、困窮したる時を思い出すべし、
          堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ、
          勝事ばかり知りてまくる事をしらざれば害其身にいたる
          おのれを責めて人をせむるな、
          及ばざるは過ぎたるよりまされり、
          人はただ身のほどを知れ草の葉の露も重きは落つるものかな」
     お城の入り口に碑があります。城は、昭和34年築城のコンクリート製です。
     お城の周りは、紅葉が始まりなかなか良い雰囲気でした。秋の日の釣瓶落
     とし、急がねば矢作川に架かる矢作橋を渡ると旧道は右に入る。この角に
     日吉丸と蜂須賀小六の出会いをモチーフにした石像ががある。今日の予定
     は、新幹線三河安城です。途中、名鉄新安城駅もあるが、三河安城駅から
     新幹線を利用してみたかった。しかし、新安城の駅を過ぎてからが遠かった。
     今本町西の交差点を左折するころは、日はすっかり落ちていました。
 


      
    午後2時半ころ           午後3時半ころ            午後6時半ころ
   藤川宿、秋葉山常夜灯      岡崎城公衆電話           新幹線三河安城駅


    三河安城の駅は、東海道本線の駅と新幹線の駅が長い連絡通路で
   結ばれています。さて、上りホームで駅弁を買い求めようと売店に行っ
   たところ閉まっていました。白旗〜♪◇\(o・Q・o)/◇ マイリマシター
   すると、下りホームの売店で合図をしています。下りのこだまが出ると上り
   ホームにやって来ました。一人で二箇所の売店を受け持っていました。
    最後の2個を手に入れることができました。当然、後からきた人は売り切
   れでした。新幹線に乗るとビールを飲む、これは条件反射になってしまっ
   たようだ。とにかく、今日も美味い。


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