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うちのサイトの回線はDDIである。いわゆるOCNラインの回線だ(*2000年当時I。ONと呼ばれている。DDIと言えば十数年前に京セラが音頭をとって出来た会社だ。その京セラと言えば、その創始者は稲森和夫氏である。n}DIONと呼ばれている。DDIと言えば十数年前に京セラが音頭をとって出来た会社だ。その京セラと言えば、その創始者は稲森和夫氏である。 仕事でたまたま、その稲森和夫の似顔絵を頼まれた。いくつか描いたが、どうもうまくいかない。似顔絵はシンプルなだけに少し線を増やしたり削ったりするだけで、その表情を変えてしまう。描いているうちにどこが似ていて何処が似ていないのか、だんだん分からなくなってくる。そもそも当然ながら名前はよく知っているが本人を見た事がない。資料すらまともにないのである。しまいにはどーでも良くなってくる。 稲森和夫は人間にとって地位や名誉や金は何の価値もないのだと言う。死ぬときはお金持ちの有名人が死のうが無名の人が死のうが、何の違いもないのだと…。お金は二世代位しか栄華を極められない、必ず一族に変な者が出てきて全部パーにするに決まっているのだ…と。地位も名誉もあの世に持っていけない。ふーむ、面白い。だがその煩悩を私は捨てきれない。農家に生まれた三男坊は人間が出来ていない、悟りを開けば分かる…そうかもしれない。だが、何かを求めずにはいられないのである。それがお金か地位か名誉か…と言われたら、違うかもしれない。それが何だか自分でも分からない。 だが求めてやまない衝動があるのだ。でなければ、こんな事をやろうとは思わない。川上シュンローとて同じ気持ちに違いない…。一兆を超える売り上げを誇る巨大企業の創始者だからこそ、達観出来るのか…まだ何もしていない自分だから、悟りを開けないのか…。しかし、過去の自分と今の自分は確かに違うのだ。今さら田舎で悟って農業など出来るものか。 自分探しの旅はまだ始まったばかりである。止めるつもりはない。自分の明日は必ず光りが溢れる輝かしいものであると信じておこう。ここは一番、描き損じてしまった稲森氏の顔に色を付けて、拝んでおくか…。パン!パン!(両手を叩く)そして、心の中でつぶやくのだった…。 帰農は嫌じゃ、京セラ、明日は俺(ほんまか) (ふゆき) |
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