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子供の頃の写真にモノクロが混じっているのは、我々の世代辺りが最後じゃないだろうか?私が赤ん坊だった頃の写真もモノクロのモノが多かった。モノクロというよりもセピアって言うのだろうか?今の天然色写真とはまた違った趣があり、色は無くても雰囲気があったように感じる。 1920年代のヨーロッパで撮られたモノだったと思うが、当時ルネッサンスの絵画みたいなヌード写真が流行っていたみたいだ。何故にルネッサンスみたいかと言うと、単に当時の女性のスタイルが今とは違ってズングリムックリな為にそう表現したのだが、アールデコのような…と書いた方が適切だったかも知れないと思った。 この辺りのヌード写真のモデルは、プレイメイトみたいにカッコ良くは無いし、無声映画に出て来る「おお、メリーさん、メリーさん。」みたいな化粧をしているんだけど、妙に雰囲気があって個人的には好きだったりする。そして、当然当時の写真だからこれらの写真もモノクロ…セピアなのである。 写真がカラーになり、テレビもカラーになって、カラーであるコトがいつの間にか当然になり、それに十分慣れた20代も後半の頃、私が再びモノクロの世界を目にしたのはマッキントッシュのモニタだった。しかしカラーに慣れきった私の目には新鮮に見えたのも、また事実だった。 モノクロであるコトは、本来多分この色であろう想像力をかき立たせ、同時に温度や湿度や匂いまでもを想像させてくれる。表現が乏しいだけに、その表現し切れなかったモノを見る側の経験から来る想像力に頼る為に、1のモノが1にでも10にでもなるのである。逆に当然ー10にもなるのだが…。 さて、それとは反対にモノクロのイメージを残して、色で遊ぶ表現も出て来た。 この夢の中に出てきそうな映像…。 (シュンロー)
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