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似顔絵イラスト
1999
上原浩二
麻丘めぐみ
林真須美
舞の海
横山ノック
2000
ミルマスカラス
三木のり平
稲森和夫
小渕恵三
井上陽水
エルトンジョン
橋本左内
花*花
アースウィンド&ファイヤー
武田鉄矢
鈴木その子
加藤武士
2001
坂本九
小泉純一郎
薬師丸ひろ子
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2002
和田勉
木枯らし紋次郎
手塚治虫
マイケルジャクソン
デビッドボウイ
デビッドベッカ
勝新太郎
松田優作
平井堅

File-421
変革(upload.2001.4.25)

さあ、結果の判っているこの試合。近代プロレスにあるまじき戦いだ。単純にどちらが強いか、己の肉体を絞り込んで、限界に挑戦する。そのストイックな迄の姿勢に観客は酔いしれ、自らの希望に投影するのだ。しかし、これはいけない。ドラゴン龍太郎、援軍を得て、グレート小泉をいたぶっている。真のナンバー1を決める戦いにロープをくぐって、横から足を引っ張る。なんとセコンドの真紀子にまで手を出した。これはセコンド。いや、せこいぞ!いけません、これはいけません。これは、昭和のプロレスだ。まるで昭和の亡霊がまだ残っているがの如き戦いだ。目の肥えた今の観客には通用しないぞ。さあ、どうする気だドラゴン龍太郎率いる形成アナログ軍。このままではアナクロ軍になってしまうぞ、時代錯誤も甚だしいぞ、ドラゴン龍太郎。君はプロレスを一体どうする気だ。プロレス人気はこれまでか…。

しかしここでグレート小泉にもようやく変人が掛かってきた、いやエンジンが掛かってきた、観客の声援をバックに立ち上がった。おお〜〜っと、これはもの凄い声援です。こ、小鉄さん、これは一体どういう事でありましょうか。観客も怒っているぞ!怒号が飛び交っている!代議士先生パンチもものともせず跳ね返した。プロレスを変革してやると豪語したグレート小泉、新しい必殺技で観客と一体化して古きレスラーを駆逐してチャンピオンベルトを巻くのか!マイクを取った。小泉、マイクを取った。指を観客に向かって突き上げた。マイクアピールだ!ストイックな変革なくして、真のプロレスの復興はないと叫んだ〜〜!観客がそれに応えた。21世紀型のプロレスを標榜する小泉。そして観客と一体となって叫ぶ。さぁ〜、しぃ〜、す〜、する〜、せよ〜〜〜!

おお!これが噂の変革五段勝つようかぁ〜〜〜〜〜〜!

さあ、小泉マットに上がると援軍をロープにたたき落とした。一気に形成逆転だ。強い、強い、これは強い。信じられないような強さだ。ストイックブローからロープに投げて、その反動で予備選チョップを龍太郎の喉にたたき込んだ。ドラゴン龍太郎がもがいている。予想以上に効いている。おおお〜〜っと、援軍のちゃいまんねん亀井が寝返ったか。何と小泉についた。勝負あったか。これで2001年、巳年ヘビー級チャンピオンは小泉のものかぁ〜!スタンリーキューブリックは一体この結末を予想したのかぁ〜〜!。さらに予備選チョップ連発だ。ドラゴン龍太郎を抱えると一気にロープを駆け昇った。出るのか!最後の大技。出たぁ〜〜!雪崩式、地滑りブレーンバスターだ!これで勝負あったか〜〜〜!

…と、こうして小泉新総裁が誕生した。これで自民党は変わるのか、日本は変わるのか…。新しい予感というか、変革を望む人が多い事をあらためて感じる。現状で良いとは誰しも思っていないのだ。技術も、価値観も、世の中が、世界がドラスティックに変化しつつある事を誰しも感じている。十年一日の如くに変わらないのは最早犯罪だ。今回の総裁選は古い人間の悪しき体質と苦しいけれど変化を求める内面の戦いのようなものに違いない。

私が生まれたのは、北陸の片田舎の山のふもと。森と小泉に囲まれたのどかな場所だ。ま、まるで自民党総裁のような場所ではないか。生まれた村は戦後市町村合併で、二つに分裂したらしい。骨肉の争いとでも言うのだろうか。境界線に天皇行幸の記念碑が建っている森と小泉(正確には池だが)に囲まれた、まるで自民党総裁選のような場所で、子供同士で石を投げ合った記憶がある。何も分からなかったけれど、子供心に自分たちと袂を分かった敵だという意識を大人達から知らず知らずのうちに受けたのかもしれない。そんな田舎ですら変化はある。風習は頑固に残り続けるが、どんどん変わっていく。意識だって変化していくのだ。政治だけがひとり変わらずに止まり続ける訳にはいかない。世間との意識の乖離に古い政治家は青ざめているに違いない。このままでは自民党は斜めになるしかないからだ。

時の止まった青い古城。その昔、ブルーコメッツが歌った。(40以上でないとわからんな)森とぉ〜〜小泉にぃ〜〜〜、囲まれたぁ〜〜、静かにぃ〜〜ねむうぅるぅぅ〜〜、ブルーブルー、ブルーシャトー、ぶるぶるぶるぶるぶるぶる〜〜〜〜斜党ぉ〜〜〜…って、やっぱり古い党は青く震えて斜めになるしかないのかもしれない。

いや、私も今、もがいている。それは変化を求める心の胎動みたいなものだ。今日、更新が大幅に遅れた。気力が充実しない。だから変わりたい。同じポジションでは満足出来ない。只今、自分も苛立ちの極致である。

(ふゆき)

●小泉純一郎
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