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「お風呂に入れるのはパパの仕事」とは、会社の人からよく聞かされた言葉だ。そんなの別に大したことじゃないんだから奥さんがやればいいのにとずっと思っていたが、やってみると実は結構これが大変だった。何しろ相手は日に日に重くなる壊れ物でしかもじたばたと抵抗するし場合によっては糞尿の飛び道具で攻撃してくる。また風呂あがりには身体を拭いてオムツや湯冷まし代わりの母乳も与えなきゃいけない。奥さんがこれを全部こなすのは大変なのでやっぱりここはお父さんの出番なのだ。運動した記憶がないのに朝出勤する時どうも太ももが痛いなと思うことが何度かあったけど、きっとお風呂へ入れるときに気を遣うあまり余計な力が足腰に入っているのだろう。しかし、友人から貰ったベビーバスチェアはありがたい。最初こそ慣れなくて大泣きされたけれど今はもう大丈夫だ。さて、澄夏の入浴手順は以下のとおり。

@私がパンツ一丁になった状態で澄夏の服とオムツを脱がせて抱き上げる
Aベビーバスチェアに座らせてから私もパンツを脱ぐ
Bバスタブから汲んだお湯をひしゃくでかけてから抱き上げて一緒にバスタブに入る
Cちょっと身体を温めてから液体石鹸を手にとり顔に塗り、ガーゼで拭き取る
D一旦ベビーバスチェアに戻し、液体石鹸を全身に手で塗りたくって洗い流す
E頭にお湯をかけ手に取ったシャンプーで洗う
F再び抱き上げてバスタブに一緒に入り、ボンレスハムのようになったくびれ部分を中心に軽くこする
Gベビーバスチェアに戻しきれいなお湯をかけてから妻を呼ぶ
Hタオルを持った妻が澄夏を受け取り服を着せてから母乳を与える

ざっとこんな感じなのだが、正しい手順なのかどうか・・・。 子供が生まれる前はバスタブのお湯は「風呂水ワンダー」を使うことで沸かし直しをしていたのだが、今は毎日入れ替えて一番湯に娘を入れることにしている。面倒だし不経済だけど、それでも娘と二人で入るバスタイムは楽しいものだ。不安そうに怯える表情と耳掃除を嫌がるのは相変わらずだけど、最近はぷかぷかお風呂に浮かべてやると足をカエルのように動かしながら嬉しそうに笑ったりもするようになった。まだ首は据わっていないが、以前のようなグラグラの状態ではないので支えるのも楽になった。

と油断していたら、この間ついにバスタブ内で大きい方をやられてしまった。(-_-) なんだか下のほうからボコッという音が聞こえたな、と思ったら水面に泡が・・・。はっと下を見ると底が見えないくらいお湯が濁っていた。澄夏は例によって口をすぼめて「ほ〜」という安堵の表情を浮かべるのであった。親の心子知らずとはこのことだ。私は慌ててバスタブから飛び出し栓を抜いた。あ〜あ、せっかくの一番湯なのに・・・。

怯えてシャワーのホースにすがる