3泊4日のグアム旅行には義母も同行してくれたの思ったよりもずいぶん楽だった。でもノースウエスト航空グアム便の機内サービスは貧弱だった。だいいちシートが狭くてまるで国内線のようではないか。昼飯はサンドイッチ(しかも大嫌いなきゅうり入り)とフルーツとサラダだけ。おかげで空腹を満たすことができず、宿泊先のオンワードビーチリゾートホテルに入ってからも晩飯までの飢えをしのぐため湖池屋のカラムーチョとビールを腹に入れる始末だ。娘はというと、飛行機の中でご乱心。着陸直前にうんち。晩飯のレストランでご乱心。私は疲れて寝てしまったが、夜中までホテルの部屋ではしゃいで興奮状態だったらしい。子供心に非日常の世界にやってきたというのがわかるんだろうか。
2日目の午前中はホテルのプールで遊ぶ。ミッフィーのビニールプールを買ったのに去年は使うタイミングがなくて娘は今日がプールのデビュー戦だ。最初戸惑った感はあったけれど、すぐに水にも慣れてニコニコ顔になった。このホテルは町の中心から少し離れているという難点はあるが、プールが自慢でわざわざ他のホテルから入場料を払って泳ぎにくるくらいで、ウォータースライダーや回遊式の流れるプールや造波装置があったりと、子供を喜ばせるには十分な設備を持っている。ただ、あんよの苦手な娘にはちょっと持て余し気味で、もうちょっと物心がついてからのほうがいいかなあとも思う。
昼はホテルのビュッフェで。ご飯はぱさぱさした長粒種でちょっといただけないけど、娘はぱくぱくうまそうに食べていた。好き嫌いが多くておとなしく座っていない子供には、色々な料理が試せてそれなりに騒々しいビュッフェはありがたい存在であるということをこの旅行で学んだ。
午後は義母に娘を託して、妻とショッピングバスでマイクロネシアモールというSCに出かけた。実は今回娘の靴を持ってくるのを忘れ成田でとりあえず大きめのサンダルを買ったのだが、つま先が相当余っていて昨日もレストランに着いてふと足元を見ると片足分がなかった。(^_^;) 義母が探しに行ってくれて事なきを得たのであるが、やはりここはぴったりサイズの靴を買っておくべきだということで何軒か子供用品の店を冷やかした。でもサイズがインチだったりしてぴんとこないので店員にメートル法の物差しを貸してもらって測った。せっかく測ったのだが帰ってから履かせてみると小さい。しょうがないのでもう一度戻ってひとサイズ上のものと交換してもらった。あんよが苦手な娘はベビーカーと抱っこでたいてい事足りると言えばそうなのだが、そんな風にしていると自立を促せないということでやはり靴は必要なのだ。もっとも普段歩かせてないから靴を忘れたんだろうけど。(^_^;)
3日目も午前中はプールへ行ったが、大喜びだった昨日と違って今日の娘はどうもテンションが低い。指をちゅぱちゅぱしているところをみると、どうやらお腹が満たされて眠くなったようなので、昼ごはんを食べてから出直すことにした。昼はホテル内の和食レストランで。海外へ来てまで何も和食を食べなくてもと私も思うのだが、娘が食べられるものをと考えると無難な日本の味を求めてしまうものだ。日本で食べ慣れたお子様ランチを注文したが、これが「ないない」のオンパレード。(-.-) いつも食べるものでも断固拒否されることがあるから娘のご飯は毎日が賭けだ。仕方ないのでご飯やウインナーなど食べられるものだけで済ませる。
午後のプールは娘もご機嫌で楽しい時間を過ごすことができた。すっかり疲れてしまった我々はぐっすり眠ってしまい、起きたら夜の8時。最後の夜だというのに外へ出かける元気もなくまたまたホテル内のレストランのビュッフェで晩飯を済ませた。やっぱりホテルは街中に近いところがいいなあと思うことしきりだ。
楽しい日々は過ぎるのが早い。帰国の日も名残を惜しんで最後のプール。せっかくビーチリゾートへ来たのに一度も海に入らないのでは何しに来たかわからないので、海岸で無理やり足だけつけたけど、さんご礁の海は浅いうえに底が岩肌で靴を履いていないとけがをする。子連れには向かないのだ。
チェックアウト後、迎えのバスの中でまたもやご乱心の娘は、かつてないほど泣き叫び暴れまくり、それはもう大変な騒ぎになってしまった。それを見て通路を挟んで隣に座っていた女性が「これで鶴でも折ったら喜ぶかも」と千代紙をくれた。ところが妻も私も途中から折りかたを忘れてしまっていて先に進めず苦笑いだ。子供の頃は難なくできたけど、もう20年くらい折っていないと思い出せないものなのだ(しかし義母はあっという間に折った)。(^_^;) 帰りのノースウエストはまたまたがっかりの狭いシートと貧弱なサービスで旅の疲れが倍増してしまう。クルーは昼飯を回収し終わると早々とシートに座って機内誌を読んだりしてリラックスしている。よく言われるように、高嶺の花の日本と違い英語圏では単なる空飛ぶウエイトレスなわけか。隣りのパパの膝の上に座った坊やは1歳10ヶ月で娘より2ヶ月ほど人生の先輩である。妙に大人びた表情でしかもおとなしくて娘とは大違いだ。「実は日焼けしすぎて今朝は熱が40度近くにもなってちょっと元気がないんですよ」とこともなげに話すパパに驚愕。日焼けはひどいと死んでしまうこともあるくらいで、もっとも注意すべきことなのに・・・。
日本は風が強くて寒かった。車で空港まできていたことをすっかり忘れ、機内で紅白ワインを飲んですっかりご機嫌の私は、妻に呆れられながらハンドルを委ねたのだった。
 |
 |
| プールデビューはグアム島 |
|