2歳になるまでは国際線もタダ! となれば、無理をしてでも海外旅行に行かない手はない。何しろ99年の年末年始に夫婦で香港へ行って以来丸2年以上海外旅行をしてなくて、ちょっと悶々としていたのだ。本当はベトナムに行ってみたいけど、ここは聞き分けのない子連れ。飛行時間が少なくて治安が良くて医療体制が整っているところ、と考えると消去法で残るのはグアムだった。
運賃はタダでもパスポートはいっちょまえに必要で、昔と違って親のパスポートで代用というわけにはいかない。住民票に戸籍抄本に写真と、揃える書類も大人とまったく一緒で、違っているのは署名を親が代書できる点だけだ。パスポート用の写真はまさか3分間写真でうまく撮れるとは思えず、これまたいっちょまえに写真館での撮影だ。北朝鮮の観光幼稚園児に着させるのかと思うくらいのハデハデ衣装の山の向こうに案内され、ふかふかのソファに座らされた娘は泣き出す間もなく5回のフラッシュの照射を浴び、私は一番インテリっぽく見えるおすまし写真を選んだ。歯が見えてる笑顔の可愛いのもあったのだが、なんといってもパスポートだから無難な線にした。
しかしこの写真を5年も使うとは!(^_^;)
申請は代理人でOKだが受領には本人を連れて行かないといけない。面倒だけど決まりだからしょうがないので千葉市にある旅券事務所まで車を走らせること1時間半。ようやくたどり着いた事務所はガラガラで、係の人はチラッと娘の顔を一瞥しただけでいとも簡単にパスポートはもらえた。千葉に住んでいて東京に通勤している人は多いのだから、端っこの市川で取れれば便利だと思うんだけどなあ。
パスポートを手にしたその晩、娘はたっちの状態から突如歩き出した。まだ転びながらだけど部屋から部屋へもちゃんと移動できるくらいの足取りだ。1歳半検診で他の子がみんな歩いているのを見てショックを受けた妻も大喜び。ビデオを撮ったり双方の実家へ電話したりとしばし大騒ぎ。私も気になっていなかったといえば嘘になるけれど、もう少し前触れがあってもいいものなのになあ。特にここ数日はたっちすることすら嫌がっていたし、手を貸そうとすると「ないない」とうるさそうにあしらわれていたからグアムは間に合わないかもとちょっと諦めていた。
とにかく娘は1歳8ヶ月を前に遅ればせながら一人歩きをはじめた。パスポートを取得して国際派こどもへのデビュー時期だと悟ったのかも?
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| ホントにこれを5歳まで使うの? |